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富士五湖の一つ精進湖を歩いて一周!のんびり散策【前編】

精進湖畔沿いにある石碑

日本一高い山、
霊峰富士の麓にある富士五湖。
その中で最も小さい湖が精進湖です。
一年を通して観光として人気があり、キャンプ、釣り、カヌー、ネイチャーウォーク、サイクリングなど自然を満喫できる遊びが魅力です。
今回はそんな精進湖の魅力を湖畔を歩いて一周しながら【前編】【後編】の2部作で発信していきたいと思います。

精進湖一周 2時間40分 気温30℃

他手合浜 出発-他手合浜 到着

STEP
他手合浜 出発 『前編』

13:30

STEP
旧中道往還と居村集落 到着 『前編』

13:40

STEP
旧中道往還と居村集落 出発『前編』

14:10

STEP
コンビニ ヤマザキショップ『前編』

14:20

STEP
精進湖 自然観察路 入口『後編』

14:45

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精進湖 自然観察路 出口『後編』

15:30

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パノラマ台 入口『後編』

16:00

STEP
他手合浜 到着『後編』

16:10

目次

他手合浜(たてごうはま) 駐車場に到着

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町精進
駐車料金 無料
駐車可能台数 約50台
トイレあり

県道706号線を挟んで向かい側

昼過ぎに到着。
他手合浜駐車場は県営の無料駐車場で、他手合浜の向かい側にあります。

朝から何も食べていなくお腹が減っていたので、
出発前に腹ごしらえをしようと思います。

fujimi cafe

駐車場内にある、ふじみ荘、、、の横に併設されている
『fujimi cafe』←何かおしゃれっぽい!!
におじゃましま~す(^^♪

(画像はふじみ荘前で撮影)

店内は4人掛けテーブルが複数あり、結構広めです。
他にお客さんが居なかったので、窓際に座らせてもらいました。

メニュー表

fujimi cafeのメニュー表

(画像はfujimicafe内で撮影)

ん~、どれもおいしそうだが、、、
湖と言ったら、やっぱりワカサギが有名ですよね!
問答無用でワカサギ定食を注文する事に。

昼食 ワカサギ定食

待つこと数分、、、わくわく!(^^)!
ワカサギ定食がやってきましたよ!
ドーーーン!

fujimicafeのワカサギ定食

(画像はfujimicafe内で撮影)

お腹が減っていたので秒速で頂くことにします。
、、、ごちそうさまでした。

食べた感想ですが、やはりワカサギはテッパンの美味しさでした。

スタート地点の他手合浜駐車場から精進湖を歩いて一周

エネルギーチャージが出来たところで、いよいよ本日のメイン!『精進湖を歩いて一周』!!していきたいと思います。

精進湖(しょうじこ) 富士五湖の一つ

住所 山梨県南都留郡富士河口湖町精進
標高 900m
水深 15,2m
面積 0,5㎢
周囲 6,8㎞

精進湖一周コース案内

土地勘がない人がいると思いますので、
精進湖一周コースのとして下記地図を参照にしてみてください

精進湖一周地図

(画像はパノラマ台入口ハイキングコース案内図を撮影)

精進湖他手合浜からスタート

精進湖自然観察路を経由

精進湖他手合浜までもどりゴール

精進湖を※右回り(時計回り)で歩くことにします。

そして本日の気候はというと
天候 晴れ
気温 30℃

真夏日みたいにバチクソ暑いです。
熱中症に気を付けて歩いて行きたいと思います。

持ち物、装備
水500ml、行動食、帽子、サングラス、丈夫な靴(自然観察路を歩くため)が最低限必要です。

精進湖他手合浜

他手合浜入口スロープから見る富士山

精進湖の石碑

精進湖の石碑

(画像は他手合浜の石碑前で撮影)

実はこの石碑の後ろ正面に富士が見えるはずなんですが、、、
ちょうど後ろの木があって見れず(;´Д`)なんでや!
石碑と富士の写真を、撮りたい人いると思うんですがねぇ~。

精進湖他手合浜から見える子抱き富士

浜辺から見える景色で有名なのが
『子抱き富士』
富士山(3776m)手前にある大室山(1468m)を子を抱っこしているように見えることから
『子抱き富士』と言われ、
富士五湖で最も美しい景観だと言われています。

雲で隠れている子抱き富士の眺望

この浜でカメラ構えてる人、ほとんどが子抱き富士が目当てじゃないかな?
だがしかし、、、本日雲がある為に大室山しか見えず。お父さーん(富士山)どこー?
運よく雲がはけるのを願いつつ、精進湖一周へと歩いて行きます。

精進湖周遊道路 県道706号線

県道706号線に出て
右回りで歩いて行きます。

県道706号線の歩道

お!歩行者の歩道が親切に完備されている!!

これは期待できると思いきや、一瞬で終わり。
数十メートル歩いたら歩道がなくなる、、、。

ひび割れている県道706号線

ほぼ歩道なのか分からん所を
車に気を付けながら歩く。

5分程歩くと

SHOJI LAKE HOTEL

洋風なSHOJI LAKE HOTEL

(画像はSHOJI LAKE HOTEL前で撮影)

白を基調とした洋風なホテル。
いかにも湖畔沿いにありそうな感じ!

目の前の浜辺には、キャンプをしている人がいました。
貸し切り状態のキャンプ!精進湖を独り占めしているみたいです。

精進湖畔の貸し切り状態のキャンプと富士の眺め

ホテル側からの景色素晴らしいです!
が大室山しか見えず残念。

先へ向かいます。

今度は歩道が復活!やったぜ!!
人一人分ぐらいの幅。歩道の狭さは気にしない。あるだけありがたや。

県道706号線の真っすぐ伸びる歩道

5分程歩くと

精進の大杉、諏訪神社の案内板

せっかく案内されているので、
寄り道してみますよ!

小川沿いに歩いて行くと、

精進の大杉、諏訪神社の案内板から伸びる小川

旧中道往還と居村集落

旧中道往還の標識

精進湖周辺のトレッキングマップ

精進湖周辺、旧中道往還と居村集落のトレッキングマップ

(画像は精進湖周辺のトレッキングマップ前で撮影)

精進湖周辺のトレッキングマップは、ここから歩いて精進山(90分)、パノラマ台(165分)など歩くコースが案内されています。

旧中道往還と居村集落

旧中道往還(街道)

古代から開かれているといわれ、甲斐と駿河を結ぶ三つ街道のうち、
「若彦路」、「富士川街道」の間を通る道であるから「中道」と呼ばたようです。


そして戦国時代には、
名だたる武将が往来した軍用道としても使われていました。

居村集落

江戸時代集落では、海産物の荷駄賃稼や下駄、角箸などの細工具で生計をたてていたといわれています。

ここから
居村集落を散策していきます。

案内板でもある通り精進湖から北へ細長く伸びている集落です。集落の最奥にある、
旧渡辺家住宅から行き精進湖方面に戻りながら散策してみます。

居村集落中央に伸びている旧中道往還

石造りの道を北へ真っ直ぐに歩いていきます。
脇に小川が流れていて、両サイドには集落の民家が並んでいます。

真新しい家が数軒あり、移住されていることが伺えます。
ただ体感で3割程が空き家ではないかという民家が
チラホラありました。

5分程歩いたら到着。

赤い屋根が目印の旧渡辺家住宅

赤い屋根が目印の旧渡辺家住宅

(画像は旧渡辺家住宅前で撮影)

旧渡辺家住宅
建築された当初は背が高く、

傾斜が強い兜造りの屋根をもつ構造でしたが、後に低く傾斜の緩い屋根に
改変されたみたいです。

居村集落では、
このような改変を行った住宅が多く、
また道路側に細長く張り出した部屋を設け、工房や商店として利用していた
との事。

旧渡辺住宅の細長く張り出した部屋

(画像は旧渡辺家住宅前で撮影)

玄関が開いていて、
室内も見学できると思い声をかけると
、、、返事なし。
勝手に入るわけにもいかず、途方に暮れる。

近所の人にお伺いすると、現在町村役場が管理していて普段はいるみたい。
でも人がいないなら、
おじゃまするわけにもいかず;つД`)
残念ですが外観だけ見学して、精進湖方面に戻る形で歩いて行きます。

小林商店

居村集落の中間ぐらいに位置する商店。
街道沿いに張り出した店舗や工房をもつ典型的な集落にみられる構造。

居村集落にある昔懐かしの小林商店

(画像は小林商店前で撮影)

The昭和感な店ずくりで、
懐かしさを感じる
ちなみに案内板によると、近年まで商業を営んでいた数少ない店舗みたい。
近所の駄菓子屋ぐらい驚きです!!

旧中道往還挟んで向かい側にある
石花山 龍泉寺
精進諏訪神社本殿
精進の大杉

へ行ってみたいと思います。

民家の脇道を通過すると、寺院の総門が見えてきました。

龍泉寺、緑が生い茂る総門

(画像は龍泉寺 総門前で撮影)

石花山 龍泉寺

龍泉寺茅葺屋根の本堂

(画像は龍泉寺で撮影)

本堂は左右に伸びる立派な茅葺屋根!
木製扁額の石花山。
前には青銅製の鐘があります。
全体的に開けていて、特に何もありません。

曹洞宗の寺院で馬山託存によって、江戸時代の初期に開かれたと伝えられている。
伝承では3回移転して現在地に至ったという。
江戸時代中期の(1751~1763)の大火で、すべてが焼失し、現在の本堂と庫裏は、その直後に再建されたそうです。

本堂茅葺屋根を下から見上げる

(画像は龍泉寺で撮影)

ハリー・スチュワート・ホイットウォーズ

境内墓地に、精進の景勝を世界中に紹介したり、
富士山麓の観光開発の祖となった

英国人ハリー・ウイリアム・ホイットウォーズ

(帰化後の日本名、星野芳春)の墓があります。

みなさん
ハリー・スチュワート・ホイットウォーズさん
という人物の事知っていますか?
日本に帰化し、富士山が最も美しく見られる地を求めて、精進湖にたどり着いた人物。
現在はありませんが、富裕層、外国人向けのクラシックホテル「精進湖ホテル」を創立し、
海外への情報発信した結果、明治末から昭和にかけて精進湖は日本有数の避暑地として、多くの外国人観光客が訪れるようになりました。

人物の名前が重複しているみたい!!!
ハリー・ウイリアム・ホイットウォーズ
現地の説明文
ハリー・スチュワート・ホイットウォーズ
ネットにあった名前

どっちのホイットウォーズさんが正しい名前か不明です、、、。
分かる方いたら、ぜひコメント等で教えてくださいね!

真横を移動する形で隣の諏訪神社へ移動できます。

龍泉寺、精進諏訪神社間の通路

精進諏訪神社

大杉に囲まれている精進諏訪神社拝殿

(画像は精進諏訪神社境内で撮影)

精進諏訪神社境内に入り最初に目に飛び込んできたのは拝殿の横にある大杉!
存在感が半端なく、こちらの大杉が精進の大杉なのかと思いきや、、、
また奥にさらなる存在感の大杉があるじゃないかい( ゚Д゚)でか!
枝張りを含めると、かなりの大きさになるんじゃないかな?

大杉に囲まれている精進諏訪神社境内

(画像は精進諏訪神社境内で撮影)

精進大杉

国指定天然記念物
根元の周囲 12,60m
樹高 40,0m

杉の巨木としては、山梨県下において代表的なものみたいです。
裏に見える校門は、旧精進小中学校で現在は廃校みたいです。

大きな幹の精進大杉

(画像は精進諏訪神社境内で撮影)

精進諏訪神社本殿
富士河口湖町指定文化財

現在の本殿は、一間社流造り柿葺(こけらぶき)天保14年(1843)に再建されたものです。
こちらの建築の特徴は、随所に施された装飾彫刻で、江戸時代末期の装飾過多による社寺建築の動向をふまえながらも、全体的な均衡を意図された貴重な遺構です。

覆屋(おおいや)は明治39年(1906)に設けられ、本殿を保護するとともに、拝殿の役目を果たしています。

あれ?由緒書きにある本殿どこ?
目の前の拝殿の存在感がすごすぎて、本殿が不明、、、。

もしかして、今見えている拝殿内に本殿があるんじゃないかな?詳細は不明

正面から見る精進諏訪神社拝殿

(画像は精進諏訪神社境内で撮影)

拝殿にある装飾は最近修繕したのか、周りの造りに対し色鮮やか!

精進諏訪神社拝殿にある鮮やかな装飾

(画像は精進諏訪神社境内で撮影)

ブランコでゆっくりしながら休憩できますよ(*^^)v

鉄の鎖で出来たぶらんこ

現在は使われないであろう火の見櫓
令和の時代、もうほとんど見かけないかも。

鉄製の火の見櫓

石造りの鳥居 昭和34年竣工

半世紀前の石造りの鳥居

諏訪神社正面入口
半世紀以上も経過していて今も現役!

ここまでで居村集落の観光が終わりました。
歴史ある旧中道往還を歩き、かつては
賑わいを見せた居村集落、神社仏閣を散策し
寄り道のつもりが結構なボリューム感があって、
想像よりも時間が経ってしまいました💦

こちらの集落の寄り道は、体力、時間に余裕があれば、精進湖周辺の歴史を知るうえでおすすめです!
ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。

精進湖畔沿いに戻り、一周ルートを再開したいと思います。

1~2分ほど歩くと、、、

いろいろ料理 ことぶき

いろいろ料理ことぶきの黄色い看板

(画像はいろいろ料理 ことぶき前で撮影)

テラスにあるオレンジ色のパラソルが印象的な
レストラン。
湖畔沿いにあるので、テラスからの精進湖を眺めながらの食事!!
いいっすね!

黄色いパラソルが印象的ないろいろ料理ことぶき

(画像はいろいろ料理 ことぶき前で撮影)

お店の名前に「いろいろ」と謳っているので、
多種多様な料理がありそう!

看板には、
薬膳ほうとう、鹿カレーとあって、
やはり山梨県は、ほうとうのイメージが強い!
そして、ジビエの鹿カレーすごく興味がありますが、、、

だがしかし、
先程お昼を頂いたのでお腹が減ってませんでした~。
またの機会にお邪魔したいですね。

目の前に青い看板の道路案内標識

青い看板の道路案内標識

ここからは国道358号線
甲府、笛吹方面へ歩きますよ。

赤紫のアジサイ精進湖
暑い時期でも咲くんだね。珍しいかな?

赤紫のアジサイと精進湖

見ての通り国道に入っても歩道なし💦
景色は良いが日陰がなく、めっちゃ暑い。
体感は33℃!!

湖畔沿いの国道358号線

いろいろ料理 ことぶきから歩いておよそ5分
湖畔沿いのオアシスが見えてきました~!

湖畔沿いのオアシス、ヤマザキショップ

(画像はヤマザキショップ前で撮影)

コンビニ前にベンチがあったので、ここで小休憩をとりたいと思います。
と思ったのですが、日陰なし。まじか!
太陽さんの容赦ない日差しが、全身に当たり続ける、、、あちです。

スタートの他手合浜から持ってきた500mlの飲み物がちょうどなくなったので買い出しに。
なつかしのJAVA TEAゲット!←最近見かけないなぁ。

ジャワティペットボトル

他手合浜→ヤマザキショップまでおよそ50分。←実はまだ半分も歩いていません、、、。
炎天下の中の歩きなので、思ったより体力がガシガシ削られる感じ。

今回の精進湖歩いて一周する際コンビニはここしかありません。
熱中症が心配だったので、荷物になるがもう1本飲み物購入しときました。

記事が長くなりすぎたので、一旦ここらで前編を終わりにしたいと思います。
続きは後編の記事からお読みください(@^^)/~~~お楽しみに!

まとめ

記事の内容も実際に歩いている工程も、まだまだ半分も行っていません💦
(精進湖一周 2時間40分のうち、まだ50分しか歩いていません。)
暦の上では秋ですが、季節外れの夏日!
日陰で休むところがあまりなく、前編はとにかく暑さとの戦いでした。
まだまだ前半ですが、精進湖の歴史に触れることが出来、当時湖畔での集落の生活が少しですが、
身近に感る事が出来ました。

後編の記事は、
珍しい磁性を帯びた溶岩の上を歩く自然観察路を散策し、クラシックホテルの旧精進ホテルがあった宇の岬トンネルを通り、ゴールの子抱き富士が見れる他手合浜まで戻ります。
後編の記事もぜひのぞいてみてください!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

精進湖畔沿いにある石碑

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この記事を書いた人

はむじろう®のアバター はむじろう® 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県、関東広域を中心に行って良かった!おすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
ご当地のおすすめや歩き方、実体験を記事にしてご紹介!

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