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ノスタルジックな雰囲気を味わう箱根町「大平台温泉」を散歩

レトロなスマートボール

大平台温泉は、箱根町の玄関口「箱根湯本駅」から2駅の昔懐かしい雰囲気が色濃く残る温泉街

大平台はもともと箱根細工が盛んな地域でしたが、自然湧出する温泉がなく、住民たちは温泉を切望していた歴史があります。

温泉開発の始まりは1930年(昭和5年)に初めて掘削が試みられましたが失敗に。その後、昭和20年代に大平台温泉組合が結成され、隣駅の宮下で新たな井戸を掘削。
1949年(昭和24年)に成功し、引湯によって温泉地としての歴史が始まりました。

共同浴場「姫之湯」は1951年(昭和26年)に開設され、住民の憩いの場として住民に親しまれるようになりました。

このように、大平台温泉は住民たちの努力と協力によって誕生した歴史をもつ温泉地を散歩してきましたのでご紹介します。

全行程 3時間15分
15:20
箱根湯本駅
15:40
大平台駅
15:55
娯楽センター 七福
16:45
姫之湯
18:10
大平台駅
18:35
箱根湯本駅
目次

箱根湯本駅 15:20

1919年に開業した、箱根観光の玄関口としての役割がある駅。

橋上駅舎は、旅行気分を必然的にあげてくれる外観。
ここから箱根登山電車の始発、小田急ロマンスカーの始発駅として連日観光客の賑わいを見せている。

同じホーム内には1~3番線があり、
①小田急ロマンスカー
②小田急線
③箱根登山電車
乗車口がある。

シームレスな乗り継ぎが出来き、ここから箱根登山電車に乗車。
ホーム内には売店があるので、旅のお供に買い出しも可能!

箱根登山電車
神奈川県の箱根湯本駅~強羅駅までを結ぶ全長8,9㎞の日本唯一の本格的な山岳鐵道。
1919年に開業し、急勾配やスイッチバックを特徴とする鉄道として、多くの観光客や鉄道ファンに愛されています。

登山鉄道の見所であるスイッチバックは全部で3ヶ所あり、大平台駅周辺にあります。
①出山信号場(塔ノ沢駅~大平台駅間)
②大平台駅
③上大平台信号場(大平台駅から宮ノ下駅間)

(画像は箱根湯本駅ホーム。左右に小田急ロマンスカーと小田急線が停車。)

(画像は小田急ロマンスカー。アーチ状の駅舎に赤い車両を見るだけで旅行気分になる。)

(画像は箱根登山電車。小田急ロマンスカーと同色の赤だが、こちらの方が鮮やかな赤色。)

大平台駅 15:40

(画像は大平台駅。あじさいの里としても有名。)

1919年に開業したスイッチバックの配線を持つ箱根町大平台にある駅。
2023年3月18日から終日無人化されています。

駅周辺には大平台温泉・あじさいの小路などありゆっくり楽しめます。

(画像は大平台駅。閑散としている。)

(画像は大平台駅。スイッチバックの様子。)

(画像は大平台周辺案内図。)

(画像は大平台駅前にある国道1号線。箱根駅伝では選手がここで走る様子が見れる。)

(画像は山神神社。駅前にあり大平台地区の鎮守。)

大きな杉の木が社殿を囲むようにあるのが特徴。

創建時期は不明ですが、戦国時代にはすでに存在していたとされています。
「健脚祈願」など箱根駅伝にちなんだ祈願も行われているそうです。

(画像は国道1号線沿いにある商店。大平台地区にある唯一の商店。)

国道1号線を宮下方面へ歩く事、2~3分ほどで見えてくるのが。。。ゲームセンター七福。
昭和レトロな佇まいの看板・建物が目印!

(画像は国道1号線にあるゲームセンター七福。)

娯楽センター 七福 15:55

(画像はゲームセンター七福。室内の照明が昭和の雰囲気を演出。ちょっと入りづらいかな💦)

国道沿いにあるノスタルジックな雰囲気があるゲームセンター。
一歩店内に入ると、40代以上の人は子供の頃遊んだであろうの懐かしいゲームがズラリ!
店内には、射的・スマートボール・パチンコなどが昭和の温泉街を思わせる懐かしいゲームが楽しめる。

(画像は地球儀をのチーフにした射的。景品に充てるのが難しい上級者向き。)

(画像は人形落とし射的。個人的には結構落としやすい!射的苦手な人はこっちがおすすめ。)

(画像はコルク式射的。何年使用しているんだろう?抜群に手になじむ。)

縁日などでよく見る射的。遊び方は2種類あり、
回転している地球儀にある景品を直接落とすか、棚にある人形を落とし獲得した得点で景品をもらえるかどちらか選べる。

動いている景品に当てるのが思いのほか難しく、一度も当てることが出来ませんでした💦蔵人向け!
人形落としの方は、しっかり狙えば当たるので射的に自信がない人にはこちらがおすすめ!
コツは玉となるコルクを銃身にしっかりと詰めると真っ直ぐとぶよ。

(画像はスマートボール。釘の位置があまいのか1ゲームで結構楽しめる。)

現在ではあまり見かけないが、温泉旅館などにあった昔懐かしのスマートボール。

こちらの最大の特徴が全て手動?!
通常は手元にあるレバーを引いてボールを発射し、数字の書かれた穴に入れます。
穴に入るとその数字の数だけボールが追加されるのですが。。。何と追加されるボールは、お店のおばちゃんが手動で追加しているではないか!

台の正面におばちゃんが立っていて、穴に入った数字分のボールを手動で流してくれるシステム。
要は、おばちゃんとマンツーマンで遊べる激アツゲームということ。ぜひ遊んでみてくださいね!
※因みに景品出ないよ。

(画像はパチンコ。とにかく鉛球を穴に入れるだけなので子供でも楽しめる。)

右下のハンドルを回し鉛球を発射して穴に入れる。
穴に入ると数個鉛球が追加される。とにかく穴に入れればいいみたい。

パチンコ台は10台以上はあるが、稼働しているのが2台のみ。。。
古い機会なので故障したら修理できないのかなぁ。大事に使いましょう。

懐かしいゲームで遊んだ後は温泉。
大平台温泉には複数日帰り入浴が出来ますが、その中で一番に気の「姫之湯」に行ってまいります。

(画像は大平台温泉入口。温泉街入口には必ずある看板。温泉に来たって感じがしていいね!)

(画像は温泉街入口にある子育地蔵尊。悪病を退散した由来があるみたい。)

(画像は温泉街の道路。脇道はいらなければ車のすれ違い問題なさそう。)

姫之湯 16:45

大平台温泉にある姫之湯は、共同浴場として地元住民が組合を結成し、資金を積み立てて源泉を掘り当てたことから始まりました。
1951年(昭和26年)に開湯し、歴史ある施設として地元のシンボル的な存在となっています。
現在は、当時の源泉を含む5つの源泉の混合泉を使用しているみたい。

泉質は弱アルカリ性で無色透明。湯治湯として利用されることもあるそうです。
湯温はかなり熱めになっていて、源泉を加水して43℃~44℃ぐらいに調整しているみたい。熱湯好きには特におすすめ!

(画像は姫之湯専用駐車場。人気の共同浴場なのでほぼ満車。)

(画像は姫之湯専用駐車場内にある美肌の滝。20L=150円で販売しているみたい。)

(画像は姫之湯入口。温泉旅館みたいな佇まい。)

(画像は姫之湯営業時間。時間・料金は以前と変更があったみたい。)

(画像は姫之湯看板。温泉上がったらもうすっかり夜に。)

入浴の感想は、かなり熱い!の一言。
熱湯に慣れている人でも、最初の入浴には躊躇するぐらいアチアチです。覚悟して入浴しましょう。

浴槽はシンプルな丸形タイル張り。
水で薄めることが出来ないので熱湯風呂!個人的体感は45℃ぐらい。5分も入っていられない💦

熱さのおかげで長湯が出来ないので混雑時でも回転率が良いですよ。
ぜひ熱々の源泉で疲れを癒してくださいね。

アチアチの湯につかり疲れが取れたところで、これから大平台駅に向かい帰ります。

(画像は温泉街。こっちへ進むと駅方面の近道らしい。)

(画像はあじさいの小径。草藪を通り駅へ。)

大平台駅 18:10

(画像は大平台駅。この時間は乗車待ちの人はいなく人気がない。)

姫之湯からあじさいの小径を通り、ゆっくり歩いて10分程で着きます。

(画像は登山鉄道到着。座席はほぼ満席状態。)

(画像は箱根湯本駅。ホームは帰りの観光客でごった返している。)

まとめ

箱根町にある「箱根十七湯」の1つの温泉地大平台温泉。
昔から変わらない温泉街で、町を歩くだけでノスタルジックな気分になれる。

その中で今回ご紹介したゲームセンター七福・姫之湯などは古き良き時代の追体験が出来るエリアとなっています。
世代を問わず、家族・友人・恋人・一人旅など誰でも楽しめるおすすめな観光になっていますので、箱根観光の予定にぜひ!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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この記事を書いた人

はむじろう®のアバター はむじろう® 旅行ライター

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県、関東広域を中心に行って良かった!おすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
ご当地のおすすめや歩き方、実体験を記事にしてご紹介!

観光の教科書としてぜひ!!

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