※この記事はプロモーションを含みます
※掲載内容は実際に訪れた当時の体験をもとに作成しています
愛知県三河湾に浮かぶ離島「佐久島」。
前編では、
- 東エリア散策
- かもめの駐車場
- 秋葉山
- 民宿宿泊
などをご紹介しました。
後編では、
- 早朝のイーストハウス
- 大島散策
- 西港エリア
- 黒壁集落
- 大葉邸
- 紫の砂浜
- 筒島弁財天
など、西側〜南側エリアを中心に巡ります。
※最新情報は佐久島公式サイトをご確認ください
佐久島 愛知県の離島 アートの島 – 佐久島 公式ホームページ 愛知県西尾市一色町
この記事で分かること
- 佐久島西側のおすすめ観光スポット
- 早朝散策の魅力
- 黒壁集落の雰囲気
- レンタサイクル観光の感想
- 紫の砂浜の見どころ
- 島をゆっくり楽しむコツ
1日目の東エリア散策は前編で紹介しています。
絶景とアートが楽しめる愛知県三河湾にある離島!『佐久島』を散策【前編】 | はむじろう®の行けばわかるよ観光地
朝5時、誰もいない大島へ
宿の外へ出ると、まだ空気はひんやり。
静かな港。
波の音。
わずかに聞こえる鳥の声。
昼間の観光地らしい賑わいはまだありません。
島全体が眠っているような、不思議な静けさでした。
今回どうしても早朝に訪れたかった場所。
それが、佐久島を代表する人気アート作品「イーストハウス」です。
イーストハウス

白い箱型の建物と、海へ伸びる木道。
佐久島の写真でよく見る有名スポットですが、早朝はまるで別世界でした。

朝焼けに照らされた白い木道。
静かな海。
誰もいない景色。
実際に歩いてみると、“アートを見る”というより、
「景色の中へ入っていく感覚」
に近い。
佐久島らしさを最も感じた場所のひとつでした。

東港中心としたエリアの案内図。大島・筒島もあります。
イーストハウスを抜け、そのまま大島エリアへ。
海の向こうから朝日が少しずつ昇ってきます。
防波堤の上にはトンビ。
静かな朝の離島らしい風景です。

橋の向こうに見えてきた大島は、島全体がもこもことした木々に覆われていて、まるで緑の要塞のよう。
島cafe SLOWRY

大島の唯一のカフェ。
近隣には高い建物が無いため屋上からの景色が楽しめそう。
佐久島テラス

木製デッキが並ぶ休憩スポット。
どれも朝露でテラスが濡れいてる状態ですので。昼間は休憩に良いかも。
昼間なら空を眺めながらゆっくり休憩できそうです。
佐久島のお庭

実際の佐久島の地形をモチーフにしたアート作品。
庭にある盛り上がっている山は、実際の佐久島にある4つの山を表現しているみたいです。
東から大山、遠田山、秋葉山、冨士山とある。
草木に囲まれた空間で、秘密基地のような雰囲気がありました。
朝の大島散歩は本当におすすめ
大島一周は約40分ほど。
朝は気温も低く、人も少ないのでかなり快適でした。
夏の佐久島観光は暑さとの戦いでもあります。
実際、日中は30℃を超えてかなり暑かったため、
- 朝に動く
- 昼は休憩を多めに取る
この回り方はかなりおすすめです。
佐久島観光2日目 タイムスケジュール
2日目の工程(午前) 9:30-13:00 3時間30分
民宿 魚増 出発 09:30
↓
西港 09:55
↓
波ヶ崎(灯台) 10:05
↓
弁天サロン 10:20
↓
黒壁集落(大葉邸) 10:35
↓
東港 昼食(ごはん屋海) 11:40
民宿 魚増で休憩 13:00
2日目の工程(午後) 13:20-14:40 1時間20分
民宿 魚増 出発 13:20
↓
紫の砂浜 13:40
↓
筒島(弁財天) 14:00
↓
民宿 魚増 14:20
↓
東港(一色港へ) 14:40
レンタサイクルで西港方面へ
朝食後、民宿でレンタサイクルを借りて出発。

民宿でお借りしたママチャリ。カゴ付きは観光には何かと荷物が多くなるのであると便利。
佐久島は徒歩でも回れますが、1泊するなら自転車がかなり便利。
特に西エリアは、自転車があると効率よく巡れます。
島内は多少アップダウンがありますが、景色を楽しみながら走れる程度でした。
西港へ向かう道
西港方面へ向かう道は、ただの移動時間ではありません。むしろ佐久島は“目的地に着くまでの道”そのものが楽しい島。
自転車をゆっくり走らせていると、数分おきに小さな発見があります。
道沿いには、島らしい素朴なアート作品がぽつぽつと点在。
いかにも観光地らしく「映え」を狙った感じではなく、島の風景に自然と溶け込んでいるのが佐久島らしいところです。
ふと現れる作品を見つけるたびに、
「あ、こんなところにもあるんだ」
と足を止めたくなります。
さらに印象的だったのが、途中で出会ったヤギのビリー。

のんびり草を食べていて、周囲にもどこかゆるい空気が流れていました。
観光地なのに慌ただしさがなく“急がなくていい雰囲気”が島全体にある。
これが佐久島の心地良さなのかもしれません。
フラワーロード周辺では、色鮮やかな花々が咲き、海風に揺れている景色もきれいでした。

真夏の日差しはかなり強かったですが、その分、青空と花の色のコントラストが印象的。
途中で見つけた日時計も面白く、思わず立ち止まって現在時刻を確認。

普段スマホばかり見ているせいか“太陽で時間を見る”という感覚がなんだか新鮮でした。
佐久島を実際に走って感じたのは、
「効率よく観光する島」ではなく“寄り道を楽しむ島”
だということ。
目的地だけを急いで巡るより、
気になった場所で止まり、
風景を眺め、
写真を撮り、
時々休憩する。
そんなゆっくりした回り方が、この島にはよく合っていました。
西港エリアをのんびり散策|灯台・黒壁集落・古民家アート巡り

西港到着。東港よりものんびりした空気。
海沿いにベンチや売店があり、ゆっくり休憩できます。
港町特有の生活感と観光地の空気が、ちょうど良いバランスで混ざっていました。
波ヶ崎灯台

白い灯台と青空。
シンプルですが、この景色はやはり強い。
海風も気持ち良く、佐久島の中でもかなり“海を感じられる場所”でした。
弁天サロンは夏の救世主

真夏の佐久島でかなりありがたかった観光客のオアシス的場所。
室内は冷房が効いていて、無料のお茶など頂ける観光案内休憩所。
暑い夏などは重宝しますよ。
こちらで、黒壁集落にある大葉邸室内へ入るカギを借りられます。
大葉邸行かれる方は是非。
特に真夏の島歩きは想像以上に暑くなるので、休憩ポイントは本当に重要でした。
黒壁集落

佐久島の中でも特に印象に残った場所。
家々の外壁は黒色。
これは塩害から建物を守るため、コールタールを塗っているそうです。
※コールタールとは船底に塗る塗料として防錆、防腐の役割があるそうです。
黒壁集落の中は、同じような黒塗りの家々が並んでいて、細い路地も多いため、少し歩いただけでも今どこを歩いているのか分からなくなりそうな不思議な感覚があります。
実際に歩いてみると、道がまっすぐではなく、家々が少しずつずれて建てられているのが印象的でした。
これは、海から吹く強い風をやわらげるために、あえて家を互い違いに配置しているそうです。
島で暮らしてきた人たちの知恵が、今もそのまま残っているようでした。
観光地化されすぎていないからこそ“本物の島の暮らし”を感じられました。

狭い路地もあるので、黒壁集落は自転車より徒歩のほうが向いている。
大葉邸

※室内へ入るには弁天サロンで、カギを借りる必要あり。
ただし、庭は年中見学可で、スタンプは玄関外にあり、いつでも押せますよ。
築100年以上の古民家を活用したアート作品。

土間にあるかまどをアート風にアレンジ
中へ入ると、そこには昭和の空気が残っていました。
古い梁。
かまど。
食器棚。
色褪せたカレンダー。
まるで誰かの暮らしだけが、そのまま残されているようでした。
室内はかなり暗いため、小型ライトがあると安心です。
集落唯一の売店「つるや」

たばこ看板があるが店内にたばこ販売がない。吸う人は島外から持ち込んだほうがよさそう。
黒壁の家々が並ぶ静かな集落の中で、「つるや」だけは少し雰囲気が違っていました。
カラフルな色合いの外観なので、歩いているとすぐに目に入ります。まわりが落ち着いた黒壁の景色だからこそ、余計に印象に残る。
入口から店内をのぞくと、少し薄暗く、どこか昔ながらの商店のような空気感。なんだか子どもの頃、旅先で見かけた古い売店を思い出しました。
気になりつつも、少し独特な雰囲気に圧倒されてしまい、その日は外から眺めるだけに。
そんなところも含めて、観光地っぽくなりすぎていない“島のリアルな空気”を感じる場所でした。
ここからお昼を食べに東港に戻ります。
昼食は「ごはん屋 海」へ

お昼は東港付近にある佐久島名物の大あさりを食べたくて立ち寄りました。
店内は座敷、テーブル席があり、
マリンスポーツなどで濡れていれば、屋外のテラスで食べることも可。
注文したのは「大あさり定食」。
ぷりっとした食感と濃厚な旨味は、歩き回った後の海鮮はやはり格別でした。
食後は一度民宿へ戻って少し休憩。午後になっても外の暑さは変わらず。
それでも、まだ帰りの船までは時間があったので、もう少しだけ島を歩きたくなって、再び東南エリアへ向かうことにした。
目的地は、「紫の砂浜」。
名前だけ聞くと少し不思議だけれど、実際に歩いてみると、佐久島らしい静かな景色が広がっていました。
佐久島 恋愛スポット巡り「紫の砂浜」

佐久島恋愛スポット巡り案内板前に新谷海岸の駐輪場があります
昼食後、少し休憩してから島の東南エリアへ向かいます。
目的地は、「紫の砂浜」「筒島弁財天」
紫の砂浜と名前だけ聞くと少し不思議だけれど“佐久島 恋愛スポット巡り”のひとつとして知られている場所です。
新谷海岸の駐輪場に自転車を停め、木々に囲まれた細い道を歩いていく。真夏の日差しは強いのに、この道だけ少し空気がひんやりしていた。

まるで森のトンネルを抜けていくような感覚。
しばらく歩くと、急に視界が開ける。そこに広がっていたのが、新谷海岸「紫の砂浜」。
駐輪場から10分程で到着。

最初は普通の静かな海岸に見えるが—-。
でも、波打ち際へ近づいてよく見ると、砂がほんのり紫色に見える。強い紫ではなく、光の加減で淡く色づいて見える不思議な色。
これはムール貝の殻が細かく砕けて砂に混ざることで、紫色に見えるそうです。
海は穏やかで、人も少なくゆっくりくつろげる。火照った体に海風が気持ち良くて、しばらく何もせず海を眺めていました。
恋愛スポットとして有名ですが、実際に来てみると“恋人の聖地”みたいな派手な感じではなく、もっと静かな場所の印象を受けました。
やわらかい光と、淡く紫色に見える砂浜。たしかに、こんな景色を好きな人と一緒に見たら、少し特別な思い出になる気持ちになると勝手に推測しました。
この砂浜には“自然が作る空気感”が広がっていました。
再度先ほどの「佐久島恋愛スポット巡り案内板」まで来た道を戻り「筒島弁財天」方面へ向かいます。
佐久島の秘密基地「アポロ」

狭小の縦長になっている階段部分が入口。体を横にしないと入ることが難しい。
筒島弁財天へ行く途中にある、小さな木造建築。
入口はかなり狭く、体格のいい大人は少し工夫して入ります。
高台の海沿いにあるため内部から見える海の景色が思ったより良く、子供の頃の秘密基地を思い出すような空間でした。
筒島弁財天
佐久島東南エリアにある「筒島弁財天」。

奥に見えるのが筒島。そして島へ渡る唯一の橋には釣り人がちらほらいます。
海沿いの道を進み、コンクリート造りの橋を渡った先に、小さな島のようにぽつんと浮かんでいます。
橋の上まで来ると、目の前には穏やかな三河湾。潮風が気持ち良く、晴れた日は海面がキラキラ反射していて、歩いているだけでも気分が上がります。
この橋を渡る時間そのものが“旅をしている実感”を強く感じる瞬間でした。
島へ上陸すると、まず目に入るのが大きな石灯籠。海辺に立つ姿が印象的で、離島らしい独特の雰囲気があります。
さらに少し坂道を上がると、立派な石鳥居が見えてきます。

観光地らしい派手さはありません。
でも、人が少なく静かな空気の中に、どこか神聖さを感じる場所でした。
参道は木々に囲まれ、足元には昔ながらの石段。夏場は草木が生い茂り、自然の中を歩いている感覚が強く、佐久島らしい素朴さがあります。
途中には手水舎や社務所もあり、昔から島の信仰を支えてきた場所なのだと感じられます。

本殿前には、願い石・弁財天記念スタンプが設置してあります
願い石
筒島弁財天の見どころのひとつが「願い石」。

本殿前に置かれている石へ願い事を書き、奉納所へ納めることができます。
実際に見てみると、小さな石がたくさん積み重なっていて、多くの人がここで願いを込めてきたことが伝わってきます。
旅先で願い事を書く時間って、不思議と記憶に残るもの。
観光スポットを巡るだけではなく“旅の思い出を残せる場所”という印象でした。
弁財天記念スタンプ

スタンプ押印、日付はセルフになります
本殿前には、弁財天記念スタンプも設置されています。
日付を入れて押せるので、旅の記念にもぴったり。スタンプラリー感覚で巡れるのも、佐久島観光の楽しいところです。
アートスポットとして有名な佐久島ですが、こうした神社や祠を巡ることで、島の歴史や暮らしの背景も感じられました。
景色を楽しむだけではなく“島の空気そのもの”を味わえる場所。
筒島弁財天は、そんな佐久島らしさが詰まったスポットでした。
筒島島内の弁財天は少し急ぎ足で、15分ほどで参拝できました。
佐久島観光で感じた注意点
実際に歩いて感じた注意点もまとめます。
- 夏はかなり暑い
- 日陰が少ない場所も多い
- 虫除けは必須
- 自転車移動がかなり便利
- 飲み物は早めに確保がおすすめ
特に真夏は熱中症対策が重要。
無理に詰め込まず、ゆっくり巡るのがおすすめです。
特に夏場はかなり暑く、日陰が少ない場所も多いため、熱中症対策・虫よけ対策は必須でした。
佐久島を歩いていると、潮風や静かな海、ゆっくり流れる時間が心地良く“離島ならではの空気”を強く感じました。
愛知県には、そんな離島時間を気軽に楽しめる場所がもうひとつあります。
今回訪れた佐久島へ向かう一色港から車で40〜50分ほどの場所には、橋を渡って行ける小さな離島「竹島」があります。
竹島は、八百富神社が鎮座する国の天然記念物の島。
佐久島とはまた違った、静かでどこかノスタルジックな空気が流れていました。
実際に真夏に竹島を一周散策した記事も書いていますので、三河湾の離島巡りが好きな方はこちらもぜひ参考にしてみてください。
三河湾に浮かぶ天然記念物の島「竹島」を歩いた体験は別記事で詳しく紹介しています。
三河湾に浮かぶ天然記念物の島「竹島」をのんびり散策|海風と静けさを感じる小さな離島旅 | はむじろう® の行けばわかるよ 観光地
まとめ
佐久島には、派手な観光地のような刺激はありません。
でも、
潮風の匂い。
静かな港。
黒壁の路地。
朝焼けの海。
そんな何気ない風景が、ゆっくり心に残っていく島でした。
アートを巡る旅のつもりで訪れましたが、実際に印象に残ったのは“島で過ごした時間そのもの”。
日帰りでも楽しめます。
ただ、
「佐久島らしい空気を味わうなら、1泊がおすすめ」
これは実際に泊まって強く感じたことでした。
これから佐久島へ行こうと思っている方の参考になればうれしいです。
佐久島宿泊を検討している場合は、事前に空室状況などを確認しておくと安心です。
混雑する時期もあるため、早めに情報を把握しておくとスムーズに計画を立てることができます。
佐久島東港/アクセス





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