四国を代表する観光都市愛媛県松山市。
市内人口50万都市(2024年現在)には、歴史、文化などが調和した魅力的な観光名所が点在。
代表的なのは、松山城・道後温泉・夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台・正岡子規ゆかりの地など様々な観光スポットが目白押し!
今回は2泊3日の旅行で松山市を楽しんできましたので、
おすすめのモデルコースと観光スポットを、1日目~3日目の全3部作でご紹介します。
松山観光1日目モデルコース
松山空港→道後温泉→松山城(夜景)→道後温泉
松山空港 11:40
みかんの都市!松山空港到着。
到着ゲートから出ると愛媛県のイメージアップキャラクターの「みきゃん」ちゃんがお出迎え。
都市伝説的だと思っていたが。。。本当に蛇口から「みかんジュース」がでるとは!?
(画像はみきゃん。到着ゲート正面にいるよ。)
(画像は蛇口からみかんジュース。1回1カップ400円記念にどうぞ!)
(画像はみかんのシャンパンタワー!みかん推しがすごい。)
実は松山空港には在来線の停車駅がなくリムジンバス・タクシーなどのアクセスしかないみたい。。。
そして空港から松山市内に行くには、断然リムジンバスがおすすめ!
なぜならリムジンバスは、飛行機の到着便に合わせて運行しているんですよ!ありがたい。
しかも運賃(距離によって¥780~¥1,000)もお財布にやさしい設定。
運行経路も空港から松山市内中心部を通り道後温泉まで網羅。
※外部サイトリンク先(伊予鉄トップページ)
(画像はリムジンバス案内。コンパクトな空港なのでリムジンバスの発着所まで迷うことはなさそう。)
これからリムジンバスで道後温泉に直通で向かうのもいいのですが、、、旅行としてはちょっと味気ない💦
移動にも旅行気分を盛り上げる為に、
松山市内までリムジンバスで向かい、市内から道後温泉まで路面電車を乗り継いで行きたいと思います。
JR松山駅 12:30
(画像は松山駅ロータリー。駅舎三角屋根の文字が旧字体。)
リムジンバスで松山駅到着。空港から20分程。
駅前は広めのロータリーがあり、周辺には駅前らしく飲食店が点在。
(画像は昼食。松山駅付近のおしゃれな喫茶店のトースト!)
ここから道後温泉行の路面電車に乗り継ぐには、駅前のロータリーを渡り伊予鉄「松山駅前」に向かう必要がある。
駅前のロータリー地下道を歩き地上に出ると伊予鉄「松山駅前」に到着。
(画像は地下道から松山駅前のホームに向かう階段。)
(画像は伊予鉄「松山駅前」。路面電車の停車駅。)
(画像は松山駅前の向かいに見えるJR松山駅舎とロータリー。)
(画像は伊予鉄「松山駅前」ホーム。路面電車なので当たり前ですが、道路に線路が引かれてる!)
(画像は路面電車路線図。市内観光には必須の交通手段。)
伊予鉄 路面電車
松山市内観光では必須の公共交通。
市内の主要の観光名所を網羅していて、主要駅は「道後温泉」「大街道」
他にも特別列車「坊ちゃん列車」も運行していて、市内を運行する姿は観光名所となっている。
「道後温泉」日本最古の温泉と言われる道後温泉本館などの温泉街
「大街道」現存する12天守がある松山城
「坊ちゃん列車」伊予鉄開業当時の蒸気機関車を復元したモデル。なお名前の由来は夏目漱石の坊ちゃんから。
日中は1時間に4~6本ぐらい運行しているので、そんなに待つ感覚はなし。
道後温泉行⑤きました♪
(画像は伊予鉄路面電車。造りは古いですが、外観のみかん色した塗装がきれいに塗りなおされている。)
(画像は伊予鉄路面電車。レトロな降車ボタンがいい味出してます。)
伊予鉄 道後温泉駅 13:50
(画像は道後温泉駅舎。洋館のおしゃれな造り。スタバが併設。)
道後温泉駅
駅名の通り、道後温泉の最寄り駅で松山駅前から路面電車で約25分。
現代の駅舎は、旧駅舎を再現したもので洋風建築風。
駅前は広いく開放感があり、坊ちゃんカラクリ時計・足湯・商店街・観光案内所・松山空港直通のリムジンバス発着場などがある。
坊ちゃんカラクリ時計
8時~22時までの間1時ごとに、音楽と小説坊ちゃんの登場人物とともに観光客を楽しませます。
(画像は坊ちゃんカラクリ時計。右隣にあるのが足湯。)
(画像は坊ちゃんカラクリ時計。音楽とともに時計が縦に展開する。ただし音楽の音量は小さ目。)
道後温泉駅前にある足湯
利用時間6時~23時 飲用不可
道後温泉の源泉を使用した足湯で、観光客の憩いの場。
坊ちゃんカラクリ時計の真横にある。
(画像は足湯。5~6人程しか座れないので混雑時は避けたほうが良さそう。)
道後ハイカラ通り
観光案内所・お土産・ご当地グルメなど、旅行に欠かせない物がここに行けば取り敢えずなんでもあり。
(画像は道後ハイカラ通り。道後駅前にあり、近隣では一番賑わいがある商店街)
道後温泉駅前から徒歩で今回お世話になる宿に向かいます。
にぎたつ会館 14:25
〒790-0858 愛媛県松山市道後姫塚118-2
※外部サイトにぎたつ会館公式ホームページ
今回朝夕の2食付き2泊でお世話になる公立共済の旅館。
道後温泉駅から徒歩圏内の8分程と近く、温泉街のアクセスも良。
宿泊した部屋は和室。檜内湯1(サウナ付)・食事は館内レストラン。
(画像はにぎたつ会館。レンガ調の重厚感がある施設。)
温泉街にある日帰り温泉施設の椿の湯・飛鳥の湯・道後温泉本館も徒歩約10分圏内と観光の拠点としても超便利!
近年どこも宿泊施設は価格が値上げ傾向ですが、こちらの宿は良心的な価格。
(画像はにぎたつ会館。チェックイン時間より早いので、ロビーでご当地ビールを飲みながら待ち。)
飛行機の移動で旅行疲れ。。。
今夜予定している松山城の夜景を見る為、部屋でひとまず休憩。
(画像はにぎたつ会館の夕食。ご当地料理の鯛めしなど美味しくいただきました。)
松山観光 夜景
宿でおいしい夕飯&温泉を堪能。
体力が回復したところで、本日のメインイベントの「松山城の夜景」を楽しんじゃいますよ!
実は松山城からの夜景は、 「ミシュラン・ グリーンガイド・ジャポン」で一つ星を獲得。そして日本夜景遺産にも認定されています。
そんな松山城天守から夜景が楽しめるイベント「2024月のおもてなしin松山城」が2024年10月に開催。
普段は営業していないロープウェイ・天守など夜間も延長して営業しているので、イベントのタイミング合えばぜひおすすめスポット!!
※この記事が出ている頃は「2024月のおもてなしin松山城」は終了しています。。。あしからず。
道後温泉から松山城へのアクセス
伊予鉄道後温泉→伊予鉄大街道→歩き→ロープウェイ→松山城
伊予鉄 道後温泉駅 18:50
道後温泉駅前の様子。
19時頃でも人気観光地の為か人通りが多い。
(画像は坊ちゃんからくり時計。ライトアップが幻想的。)
(画像は道後ハイカラ通り。夜でもこの人混み。)
(画像は伊予鉄路面電車。みかん色のマットカラーでレトロ感がより一層出ている。)
(画像は伊予鉄路面電車車内。内装がタイムスリップした感覚になる。)
伊予鉄 大街道駅 19:00
降車駅は「大街道」第一印象は洗練された都会!
夜の地方都市だと人が少ないイメージだが。。。とにかくいい意味でにぎやか。
大街道の商店街はアーケードになっていて、アーケードの長さが何と438mと奥まで続いていて幅15m、天井の高さは13mにもなる松山市を代表する商店街。
天候に左右されず買い物が楽しめる。
各種イベントも開催しているみたいなので、詳細は公式ホームページで確認してみてくださいね。
※外部サイトへリンク大街道公式ホームページ
(画像は伊予鉄の大街道駅前。煌びやか都会。)
(画像は大街道商店街。今からお祭りでもあるんですか?っていうぐらいの人混み。)
松山城へのアクセスは、徒歩かロープウェイの2択。
今回はイベント開催時期ですので、夜間もロープウェイが営業しています。
大街道駅からロープウェイ乗り場へのアクセスは、
大街道商店街の向かい側、愛媛銀行とスタバの間にある道路から向かいます。
(画像は松山ロープウェイ商店街入口。左のビルが愛媛銀行・右がスタバ。)
(画像は松山ロープウェイ商店街入口。歩道が広くて歩きやすい。)
(画像は松山ロープウェイ商店街。松山名物鯛めし!この時間でも行列。)
(画像は松山ロープウェイ入口。夏目漱石の小説坊ちゃんとヒロインがお出迎え。)
(画像は松山ロープウェイ入口。)
(画像は松山ロープウェイ入口。2024年月のおもてなしin松山城)
(画像はロープウェイ乗り場。よしあきくんがお出迎え。)
松山城ロープウェイ乗り場 19:25
松山城ロープウェイ
山麓駅(東雲口)⇔山頂駅(長者ヶ平)
乗車時間約3分
リフト往復料金(キャッシュレス対応)
大人 520円
子供 260円
8時半~17時半※季節によって変動あり
(画像はロープウェイ乗場入口。)
(画像はロープウェイ。前方に山頂駅が見える!)
(画像はロープウェイ。乗車時間は2~3分程ですがガイドさんがいて、松山観光の説明あり。)
山頂駅(長者ヶ平) 到着
ここからは歩いて松山城を散策。
(画像は山頂駅降車して松山城方面の登り坂。)
(画像は松山城石垣。数メートルはある石垣に圧倒される。)
(画像は戸無門。名前の由来通り扉がない。)
(画像は松山市の夜景。戸無門を抜けた先の丘から見える絶景の夜景。)
(画像は筒井門。)
松山城 本丸広場 19:45
松山の名所を詳しく案内しているサイト「松山観光ボランティアガイドの会」に松山城の案内図解説がありますので松山城散策ガイドにどうぞ!
※外部サイトへリンク松山観光ボランティアガイドの会
到着時間が少し遅く、本日のイベント「2024年月のおもてなしin松山城」催し物はおしまい。。。だが夜景は楽しめる!
(画像は本丸広場。遠くの天守がライトアップされて幻想的。)
(画像は天守。石垣の上に大小の天守が並んでる姿は映えます。)
(画像は天守チケット売り場。本丸公園の一番奥にある。)
天守見学
大人 520円
子供 160円
9時~17時
※季節によって変動あり。
※イベントの為、本日は20時30まで営業。
ここから松山城の核心部分を歩いていきます。
城内は門がいくつもあり、敵の侵入を防ぐ役割があります。
その各門をくぐり一番高い位置にある天守を目指して歩いていきますよ!
(画像はライトアップされている天守。下から見上げる天守は圧巻。)
(画像はおぼろ月と天守。)
(画像は一ノ門。各門をくぐり中核まで歩いていきます。)
(画像は筋鉄門。鉄の枠で頑丈に造られている。)
(画像は中庭。)
(画像は天守入口。ここから靴を履き替えて、いよいよ城内へ。)
(画像は城内階段。傾斜が45度ぐらいの階段。気を付けて!)
(画像は城内廊下。天井、幅が意外に広い。)
(画像は城内からの景色。小天守からの眺望は遮るものがなく結構穴場!右下には二の丸が見える。)
(画像は天守へ続く階段。ここを登ると天守で一番高いところ。)
(画像は天守最上階。ここから360℃の絶景の夜景が楽しめる。)
天守入口からおよそ20分程で到着。
見所は、南側の眺望おすすめビューポイント
松山市内中心部のビル群が建ち並んでいる夜景は圧巻。さすがは人口50万都市!
地元の湘南で比べると、湘南エリア中心都市の藤沢市(約人口44万人※2024年)より人口が多い。すごい!
(画像は天守からの南側眺望。松山市駅方面の大観覧車が見える。)
(画像は瓦屋根と夜景。)
天守からの夜景で感動!!さすがはミシュラングリーンガイドで一つ星の実力。
街並みのネオンが一番よく見える時間帯の20時台!
夜景を眺めていたらあっという間に閉城時間。
足元に気を付けながら天守を後にします。
(下りのロープウェイ山頂駅(長者ヶ平)乗り場。夜遅いので人がいない。)
ここから
ロープウェイ⇒伊予鉄 大街道駅⇒伊予鉄 道後温泉駅
乗り継いで道後温泉に帰ってきました。
この日は、道後温泉にある代表的な日帰り温泉の一つ「椿の湯」にこれから入浴しようと思います。
椿の湯 21:25
(画像は椿の湯正面入り口。)
(画像は椿の湯券売機。)
(画像は椿の湯入浴案内表。)
日帰り温泉 椿の湯
営業時間:6時~23時
大人入浴:450円
脱衣所内:ドライヤー(有料10円)、ロッカー(有料10円)
休憩スペースあり(下駄箱横に5~6人座れる長椅子)
浴槽:大きな内湯1ヶ所(20人以上は入れる)
アメニティ:シャンプー、ボディーソープ共になし
内湯は日帰り入浴施設で一番大きく、混雑時でも入れそう。
道後温泉巡りで気軽に入浴できる施設である。
松山観光1日目が無事終わりました。
まとめ
松山市観光2泊3日の1日目をご紹介してきました。
松山市内観光の移動は、伊予鉄の路面電車がおすすめ!
路面電車は、昼間の時間帯は1時間に4本運行していて観光の足として充実。主要の観光停車駅の大街道・松山駅前・道後温泉を網羅して大変便利!
レンタカーも候補にあがりましたが、車移動だと駐車場問題などあり、今回みたいに松山市内の観光だと不向きな印象。
ライトアップの松山城
普段は夜間開放されていない天守。タイミング良くイベントが開催されていて夜の天守に入ることができました。
夜間の天守内は昼間と違う雰囲気で非日常を楽しめ、各窓から夜景を望むことができる。貴重な体験をできました。
普段の日に松山城のライトアップを楽しむなら、本丸公園から見ることが出来るそうです。
各種イベントや営業時間などは季節によって変動あるので、松山城公式ホームページで確認してみてくださいね。
※外部サイトへリンク松山城公式ホームページ
椿の湯
日本最古といわれる道後温泉にある日帰り入浴施設「椿の湯」をご紹介しました。
道後温泉には代表的な日帰り入浴施設が3ヶ所(道後温泉本館・飛鳥の湯・椿の湯)あり椿の湯はその中の一つ。
3ヶ所の日帰り入浴施設の中では一番シンプルな造りで、価格も手頃で道後の湯を楽しみたい人向け。
次回2日目は、昼間の松山城を歩いて登り、道後温泉の飛鳥の湯を中心にご紹介していきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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