東京都、神奈川県、山梨県の県境にある軍刀利(ぐんだり)神社。
四方が山々に囲まれ、深い森の奥に鎮座されている神秘的な境内。
数々の木刀の奉納や縁結びの桂など巡りながら、
全身でマイナスイオンを感じ、奥ノ院までの軽登山です。
片道40min+休憩10min
(一人旅、写真、参拝)
ここは近隣には公共交通機関が通ってなさそうなので、
自動車などで来る方が良いかも。
軍刀利神社入口 社号標
県道522号線棡原藤野線の脇道に入りこんだところに、神社入口があります。
車道は車1台分程でちょっとで狭い一本道。
だが安心してほしい。対向車ほぼ皆無。ヨカッタ。
社務所
社務所横の下段にコンクリート舗装の駐車場約8台分のスペースがあり、
その他にもう少し参道を登った川沿い(舗装無し)のところにも数台分駐車できるみたいですよ
今回は社務所横の駐車場にバイクを駐車して、歩いて参拝にいってきま~す!
経年劣化したコンクリート坂道、ボコボコして少し歩きにくいかな。
本殿へと続く石段と手水舎
ここで手を清め、いざ本殿へ
社務所辺りまでは比較的空が開けていたのですが、
手水舎からは少し薄暗く苔むしている感じ。
神社あるあるの急勾配の不揃いな石段!!
写真で分かりますか?
こちらの石段、奥行きが狭く、石の一つ一つサイズが微妙に違うので、
登りずらい💦
サンダル等の滑りやすい履物は控えた方が良いですね。
行の登りは良いですが、帰りの石段は無難に避けて回り道で下った方が良いようです。
階段を登るのが自信がない方は、少し大回りですが脇に側道があり、
先ほど歩いてきた経年劣化したコンクリートを歩く感じですよ。
詳細地図は白い案内板にあり。
軍刀利神社 境内
拝殿
拝殿前にある、天に向けてそびえたつブロンズ製の刀。
境内で一際、存在感があります。
額殿
大小、様々な木製の刀が奉納されていて、
その中でも額殿の間口ほどある大きな木製の刀が、
入口上部にある。
この大きさになると、大人が数人がかりで運んだのであろうか。
本殿
拝殿の裏側にある本殿
そして本殿を包み込むように大きな鉄筋で出来た屋根。
老朽化を防ぐ役割があるのだろうか。
自然の中に人工物の鉄筋。なんか神秘的。
本殿を紫外線、酸性雨などから保護するためと思われますが、
境内で一番の存在感がある。
屋根裏の木目の張り?って言うんですかね、凄くきれい。
本殿を抜け奥ノ院までの歩き
ここから先は舗装されていない登山道になりますので、
足元に気を付けて歩いてくださいね。
登山道は土の上に小さな砂利がある、デコボコの道です。
川沿いを登る感じの一本道なので、迷うことはないと思いますよ。
本殿から歩くこと約10分。
新緑の奥に木製の鳥居が見えた。
奥ノ院
趣のある木製の鳥居からのぞく景色は、、、
色あせた朱色手すりの橋
生命力みなぎる天然記念物の大桂
森の小高い所に鎮座する奥ノ院
が見えまるで異世界の入口のようです。
天然記念物 縁結びの桂
手前に見える大きな木は
『天然記念物 縁結びの桂』
推定樹齢500年、樹高33m マンションの10階ほどの高さ!!ビックリ!
根本は苔むしていて、無数の枝木が上へと伸びているのが印象的。
自然の生命力を肌で感じることができる。
木の根元から冷たい清水が絶えることなく湧き出ることから
「水の木」と呼ばれています
奥ノ院、振り返ると、、、
山間にあることが分かる景色。
本日は奥ノ院までの参拝でした。
ここから先の山頂方面へは『軍刀利神社元社』があり、
参拝目的に行かれる方は、通常の登山装備があった方が良いですね。
ここから軍刀利神社元社まで約60分程かかるそうです。
軍刀利神社 (ぐんだり)
御祭神 日本武尊(やまとたけるのみこと)
住所 山梨県上野原市棡原4134
駐車場あり
WCあり
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