※本記事はプロモーションを含みます。
※掲載内容は実際の体験をもとに作成しています。
静けさの奥へ、もう一歩踏み込む旅
はじめに|前編の続き、静かな朝のその先へ

前編では、下部温泉の温泉街と宿で過ごす“静かな時間”をご紹介しました。
一夜明けた朝。
澄んだ空気の中で感じるのは、観光地とは違う“生活の延長にある時間”。
この後編では、温泉街のさらに奥へと足を伸ばし、
・自然の中に溶け込む公園
・山間に残る集落
・歴史ある文化財
・旅の締めに最適な日帰り温泉
を巡りながら、下部温泉のもう一つの顔を体験していきます。
賑やかさではなく、静けさを味わう旅。
その魅力を、実際の体験をもとに丁寧にお伝えします。
2日目モデルコース
08:55 熊野神社(前編)
09:50 ほたる公園
10:25 湯之奥集落
11:40 そば処かど久
13:00 しもべの湯
14:50 下部温泉駅
- 半日〜1日で無理なく回れる導線
- 移動はバイク・自転車が現実的
※山間部のため、時間には余裕を持つのがおすすめです
ほたる公園|“何もない時間”を楽しむ場所
下部温泉街から数分。
赤い橋を渡った先にあるのが「ほたる公園」です。

ここから一本道をまっすぐ公園の奥に進みます。
昼間に訪れると驚くほど静かで、人の気配もほとんどありません。
広い公園の中に自分だけがいるような、不思議な感覚になります。
園内はシンプルな一本道。
奥に進むと、人工的に整備されたホタルの発生エリアがあります。

普段人があまり立ち入らないのか、木の下は毛虫が結構いました。虫嫌いな方注意。
ただし、この場所の本質は昼ではありません。
本領を発揮するのは夜
5月下旬〜6月中旬になると、ホタルが舞う幻想的な空間に変わります。
注意点として
・街灯がほぼない
・足元が暗い
・虫が多い
夜に訪れる場合はライト必須
昼は“静寂を楽しむ場所”、夜は“幻想を楽しむ場所”。
時間帯によって表情が変わる、面白いスポットです。
湯之奥集落|時間が止まったような山の集落
ほたる公園からさらに奥へ進むと、空気が一変します。
そこにあるのが「湯之奥集落」。

集落の中心を通っている石畳の坂道。家屋や畑が棚田みたいになっている。

集落を上から眺めると、人里離れた山間にある小さな集落だとわかる。画像にある家々は、ほぼ集落の全世帯。
観光地として整備されていない、
“今も人が暮らすリアルな集落”です。
石畳の坂道
トタン屋根の家々
水路を流れる水音
どれも作られた景色ではなく、
生活の中にある風景。
ここは観光地ではなく、静かに歩く場所
写真を撮るよりも、空気を感じる方が合っています。
⚠️ 注意
・駐車場なし
・生活圏のため配慮必須
・騒音NG
“訪れる側のマナー”がとても重要な場所です
観光地化されていない為、駐車場がなく車で来ると駐車場所に困るかも。バイク、自転車などで来た際は個々の判断でお願いします。

湯之奥集落周辺案内図。集落入口にあり、シンプルでわかりやすいく所要時間あり親切な観光案内図
門西家住宅|外から見るだけでも価値がある文化財
集落の中心にあるのが、国指定重要文化財「門西家住宅」。

集落にある一際目を引く大きな茅葺屋根が特徴の古民家。敷地内にトイレあり。
門西家は古文書によると、もとは佐野性を名乗っており、戦国時代には穴山家に属していた。慶長二年(1597年)門西に改姓し、江戸時代には湯之奥金山や山林の管理などをして、幕末に至った家柄で、湯之奥村明主や関守を代々つとめてきた。
※現地説明書きから一部抜粋

門西家住宅前ににある脱穀機?ですかね。昔どこかの民俗博物館にあったのを思い出す。
大きな茅葺き屋根が印象的で、遠くからでも目を引きます。
現在は内部見学ができませんが、それでも十分価値があります。
理由はシンプルです。
生活の中にある文化財だから
観光施設ではなく、
この土地の歴史そのもの。
建物の周囲を歩くだけでも、
この場所が積み重ねてきた時間を感じることができます。
湯の奥神社|少しだけ緊張感のある場所
さらに上へ登ると「湯の奥神社」があります。

崩れかけた石段が、良い意味で自然に近い演出をしている。
ここは少し空気が変わります。
・不安定な石段
・巨木に囲まれた境内
・音が消える空間
整備されすぎていない分、
“本来の神社の空気”が残っています。
観光として楽しむというよりは、
静かに参拝して、そのまま立ち去る。
その距離感がちょうどいい場所です

現地案内板によると、神社周辺の社叢身延町指定天然記念物ウラジロガシが群生しているみたい。
荒れた舗装路や段差のある道では、靴底がしっかりした靴を選ぶことで足元が安定し、安心して歩くことができ
グリップ力のあるタイプを選ぶと、より歩きやすくなります。
林道湯之奥猪之頭線|その先に続く“未知”
集落の奥には林道が続いていますが、ここが終着点。

山梨と静岡をつなぐルートですが、
道幅は狭く、運転難易度はやや高め。
無理に進む必要はありませんが、
「まだ奥がある」
そう感じられること自体が、このエリアの魅力です。
そば処 かど久|ここで食べる“ほうとう”は別格
下部温泉街へ戻り、昼食へ。
地方の温泉街では昼食難民になりやすいですが、下部温泉では主にここと駅前にある丸一食堂が営業していました。
立ち寄ったのは「そば処 かど久」。

温泉街にある数少ない食事処。
下部温泉街最奥にある、そば処。
駐車場はお店の前に1台、少し下ったところの慈照禅院境内にある数台分の駐車エリアがありますよ。
ここで迷ったら「ほうとう」で間違いありません。

お味噌のいい匂いがより一層食欲をそそります。
注文後に調理されるため、提供まで少し時間がかかりますが、
その待ち時間すら心地いい。
川の音を聞きながら、ただ待つ。
そして運ばれてくる一杯は
・具材が大きく食べ応えあり
・自家製味噌の優しい味
・かぼちゃの甘みがしっかり
派手ではないが、しっかり美味しい
旅先で食べるご当地料理として理想的な一杯です
日帰り温泉「しもべの湯」|最後に整える場所
旅の締めにおすすめなのが「しもべの湯」。

下部温泉街にはあまり見ないコンクリート造りのきれいな建物。
駅前にある比較的新しい施設で、
・大浴場
・露天風呂
・サウナ
・休憩スペース
すべてが揃っています。
特に良いのは
誰でも気軽に温泉を楽しめること
さらに
・高温の源泉
・低温の源泉
2種類の湯を楽しめるのも魅力です。
温泉で体を温め、
休憩スペースで横になる。
旅の疲れをしっかりリセットできる場所です
営業時間・料金などの最新情報は、日帰り温泉 しもべの湯公式ホームページで確認できます
下部温泉駅|静かに終わる旅
最後は下部温泉駅へ。

無人駅で、とてもシンプルな造り。
・人が少ない
・音が少ない
・時間がゆっくり流れる
観光地の終わりとしては少し物足りないかもしれません。
でも、この温泉にはそれが合っています。

まとめ|この場所は“派手じゃないから良い”
後編では、温泉街のさらに奥にある場所を中心に紹介しました。
▼ポイントまとめ
・ほたる公園
→ 夜に真価を発揮する静かなスポット
・湯之奥集落
→ 日本の原風景が残る場所(マナー必須)
・かど久
→ ほうとうは外さない
・しもべの湯
→ 日帰りでも満足できる施設
結論
下部温泉は
・観光地らしさを求める人には向かない
・でも静かな旅をしたい人には強く刺さる
そんな場所です。
宿泊を検討している方へ
下部温泉での滞在をより深く楽しむなら、宿泊も検討しておくと安心です。
事前に空室状況などを確認しておくことで、よりスムーズに旅の計画が立てられます。
おわりに
何も起きない時間が、いちばん贅沢。
そんな旅をしたいとき、
またここに来ようと思います。
下部温泉周辺の観光については、関連する記事でも詳しく紹介しています。
ヘルシースパサンロード しもべの湯/アクセス



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