MENU
アーカイブ

【秘湯】源泉かけ流し!鹿沢温泉にある唯一の日帰り温泉をご紹介

鹿沢温泉の紅葉館燈籠

冬の雪遊びと言えばスキー!
近年の温暖化で雪不足が続いていて、小さなゲレンデなどは、閉鎖、営業短縮など経営が厳しい昨今。。。あと何年パウダースノーを楽しめるか頭を悩ませる著者。
湘南方面圏央道から車で3時間程走らせると着く、パウダースノーで有名な湯の丸スキー場で遊び、アフター5に日帰り温泉を楽しんできましたので、
今回お世話になりました、秘湯!鹿沢温泉『紅葉館』の日帰り入浴を中心にご紹介です。

全行程

上信越自動車道東部湯の丸IC20分湯の丸スキー場5分鹿沢温泉

STEP

湯の丸スキー場

STEP

鹿沢温泉 『紅葉館』

目次

湯の丸高原(地蔵峠)標高1,732m

木板で出来ている湯の丸高原案内板

(画像は湯の丸高原案内板)

上信越高原国立公園内にある湯の丸高原。地蔵峠には湯の丸スキー場があります。

上信越高原国立公園
面積148,194ha
群馬、新潟、長野県をまたがる山岳地帯と高原を有する、めちゃ広の国立公園。

湯の丸スキー場

住所 〒389-0501 長野県東御市新張1270
アクセスは上信越自動車道東部湯の丸IC→約20分程。
無料駐車場はP1~P6まであり24時間開放。P1駐車場にトイレあり。

※営業内容の詳細は湯の丸スキー場公式ホームページで確認お願いします。
(外部サイト湯の丸スキー場公式ホームページへリンク)

東部湯の丸ICを降り、県道94号線をひたすら道なりに車を走らせると到着。
冬の県道94号線は標高ある為、道路に残雪があり雪道に慣れていない方は、車の運転には注意が必要ですね。

AM09:00頃到着したが、駐車場はほぼ満車!かろうじてP2に駐車完了💦

ゲレンデはオンシーズンの週末でしたが、ゆったりと滑れて、リフトの待ちもほぼなし!もしかして穴場?!
コースは全体的初級、中級者寄りに造られている印象。
麓のレストハウスは、昼時の時間をずらせば割と座れましたよ。

鹿沢温泉『紅葉館』

日帰り温泉入口が雪で覆われている

(画像は日帰り温泉入口建物)

住所 〒377-1614 群馬県吾妻郡嬬恋村田代681

湯の丸スキー場から県道94号線を走り嬬恋村方面へ約5分。
県道94号線は長野県東御市、群馬県嬬恋村を繋ぐ山間道路。その山間にある鹿沢温泉にて営業している唯一の一軒宿『紅葉館』。

源泉♨を2ヶ所を引湯している紅葉館。古くから湯治場として歴史があり、現在でも当時の面影を残す。
「雲井の湯」・・浴槽
「竜宮の湯」・・うたせ湯

日帰り入浴

日帰り温泉木造引戸の入口

(画像は日帰り入浴入口)

到着は17:00。。。日帰り入浴の案内を見ると、タイムオーバー;つД`)
最終受付が16:30かぁ。ダメもとで、おそるおそる受付の店主にお伺いしてみると、日帰り入浴の受付してくださるとの事!やったー!!
本当にありがとうございます。

日帰り入浴の営業時間、料金案内

(画像は日帰り入浴の案内)

入口引き戸を開けると、令和の現代ではほぼほぼ使用しない公衆電話

緑色の公衆電話

(画像は懐かしの公衆電話)

下駄箱付近には使い込んでいるスキー板かんじきがお出迎え。雪国の生活感を感じますね。
神奈川に住んでると生活の中に雪をあまり見ないので、玄関にあると不思議な感じ。

使い込んだスキー板とかんじき

(画像は玄関先にスキー板とかんじきが並んでいる、さすが雪国!)

障子を開けると広々とした居間。屋外のマイナスな寒さと違い、居間はストーブが焚いていてほかほか!お風呂上がりの休憩などに使用できますよ。

畳の居間にある石油ストーブ

(画像は居間にあるストーブ)

実は日帰り入浴には、通常の日帰り入浴(¥500)の他に盛り蕎麦が付いたセット(¥1,200)があり、ここで食べることが出来るようです。
(※詳細は外部サイト紅葉館公式ホームページへリンク)

細長い木板の廊下

(画像はお風呂に向かう廊下、窓まである積雪量)

「雲井の湯」「竜宮の湯」

暖簾の色で分かれている、雲井の湯男女入口

(画像は雲井の湯男女入口)

木造の簡素な脱衣所。鍵付きロッカー、ドライヤーなし。
良くある脱衣所が寒、、、くなくストーブがあるので裸でも温かい!←これ地味にうれしい👍

木造のロッカーがある脱衣所

(画像は脱衣所)

脱衣所から引き戸を開けると、最初に目に映る謎の壁画!?焚火を囲んでテンション高めの子供が遊んでる様子。こういう謎の物って秘湯の雰囲気を一層際立たせますね。

土壁で出来た壁画

(画像は謎の壁画)

温泉の湯気が立ち昇る雲井の湯

(画像は檜浴槽の雲井の湯)

「雲井の湯」浴槽

自然湧出 47,5℃、毎分61ℓ
浴槽:檜浴槽で大人がゆったり8人ぐらいくつろげる広さ。
温泉の色:緑色と茶色が混ざった色
温泉の味:鉄
温泉の質感:ヌルヌル感が強め
浴槽温度:適温(体感42~3℃ぐらい)※注ぎ口は一瞬触れられる程度の熱さ
設備:カランなし。シャンプー、ボディーソープあり。

温泉の注ぎ口周りに固まっている、湯の花の結晶

(画像は注ぎ口周りにある結晶化した温泉の成分)

檜浴槽の淵、注ぎ口には、長い年月の蓄積で結晶化した温泉成分の湯の花。そして浴室全体が温泉と同色に近い色で染まっていて、歴史を感じます。

浴槽から流れ出る温泉が、贅沢な気分にさせてくれますよ。

「竜宮の湯」うたせ湯

発掘自噴 39,2℃
湯量:水道の蛇口を捻ったときの湯量ぐらい
温泉の質感:ヌルヌル感が強め
温泉温度:少し冷たく感じる(体感38~9℃ぐらい)

壁から勢いよく出るうたせ湯

(画像は勢いよく出るうたせ湯)

うたせ湯は体感冷たいので、先に浴槽に浸かって体が温まってからうたれるのがおすすめの入り方ですよ。
座ってから頭のてっぺん、肩など“うたれる”と気持ちいいっすね。

長年使い古した、茶色のまだら模様の洗面器

(画像は長年うたせ湯に“うたれている洗面器”。触るとヌルヌルの層が出来てる!)

まとめ

湯の丸スキー場、鹿沢温泉の一軒宿『紅葉館』にある日帰り温泉をご紹介してきました。

湯の丸スキー場は今回初めての利用でした。
全体的に初級、中級のスキー、ボーダーに優しいゲレンデの印象で、さらには初中級ゲレンデの反対側には上級者専用のコースがあり、誰と来ても楽しめ神奈川、東京方面からおよそ3時間程で来れるスキー場の中ですごく良いのではないでしょうか。

都心から片道3時間ぐらいでスキー場を探している方でしたら、おすすめのパウダースノースポットですよ。

現在、鹿沢温泉で営業している唯一の宿『紅葉館』
スキー後の利用の場合は、日帰り営業時間(10:00~17:30)の注意が必要です。

半分雪に埋まっている夜の紅葉館燈籠

(画像は半分雪に埋まっている紅葉館燈籠)

今回は冬季の日帰りで利用しまして、冷えた体に温泉の温度がちょうど良く、いつまでも入浴したい心地よい温泉でした。
そしてなにより、同時に2本の源泉かけ流しを味わうことができ一度で二度おいしいとはまさにこのことです!
温泉好きなら、紅葉館の日帰りを目的としても十分満足できると思いますよ。

窓から光りが漏れている日帰り温泉入口

(画像は紅葉館日帰り温泉入口)

鹿沢温泉は湯の丸スキー場から車で約5分。上信越自動車で帰る方は逆方面になりますが、秘境!源泉かけ流しが好みの方はぜひ足を運んできてください!おすすめスポットです

雪に覆われている紅葉館と県道94号線

(画像は紅葉館と県道94号線)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

鹿沢温泉の紅葉館燈籠

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はむじろうのアバター はむじろう 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県を中心におすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
相棒のSR400で巡ったおすすめの観光地をご紹介!

観光の教科書としてぜひ!!

コメント

コメントする

目次