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金太郎伝説が残る地蔵堂地区をご紹介

杉林から見える夕日の滝

神奈川県西部に位置する南足柄市。
矢倉岳、金時山、明神ヶ岳と自然豊かな山々に囲まれ、その中の矢倉岳麓付近に位置する地蔵堂地区金太郎伝説が伝わるエリア。

金太郎と言えば童話の歌詞で「まさかり~かついで金太郎~♪」と子供の頃に一度は歌ったことがあるぐらい超有名人!
そんな童話に登場する金太郎ですが、実は童話の世界ではなく実在した人物がモデルとなっていて、平安時代の武将、源頼光に仕える四天王の一人「坂田金時」がモデルと言われています。

今回は、源頼光に仕えるまでの幼少期に過ごした「金太郎のふるさと」とされている地蔵堂地区を中心にご紹介いたします。

全行程 1時間40分
07:20
長者橋駐車場
07:25
金太郎の遊び石
07:30
金太郎生家跡
07:50
夕日の滝 駐車場
08:00
金太郎の力水 童話金太郎の歌碑
08:10
夕日の滝
08:40
地蔵堂
目次

金太郎の故郷

カラフルな絵のタッチがかわいい!
画像では伝わりづらいけど、棚田にポツンとある顔はめ、、、金太郎の頭になぜか毛がない

カラフルな金太郎と仲間たちの顔はめ

(画像はたいこ石横にある金太郎の顔はめ)

長者橋駐車場

住所:〒250-0136 神奈川県南足柄市矢倉沢
20台ほどの駐車スペースがあり、トイレなし。

アスファルト舗装の駐車場

(画像は長者橋駐車場)

比較的きれいな駐車場の印象。最近できたのかな。
駐車場には、地蔵堂エリアのウォーキングマップがありカラフルで大変見やすい。

地蔵堂エリアのカラフルな地図

(画像は地蔵エリアのウォーキングマップ)

地蔵堂エリアのカラフルな拡大地図

(画像は地蔵エリアのウォーキングマップを拡大図)

金太郎の遊び石

たいこ石

金太郎が幼少時代にめっちゃ遊んだとされている凝灰岩の大岩
長年の風化で表面がもろく崩れやすい。特に手入れなどはされていなさそう💦

金太郎の生家跡の目の前にあり、現代風でいうと家の前に公園がある!みたいな感覚で、家の前に大岩の遊具的な存在!

長年の雨風にさらされて、白っぽく風化しているたいこ石

(画像は長年の雨風にさらされて風化している、たいこ石)

かぶと石

たいこ石の後ろ側にある、もう一つの大岩。
こちらはかぶとの形に似ていることから、その名前が付いたみたいです。

棚田の中央付近にある為、目の前まで行けず。

棚田にあるたいこ、かぶと石

(画像は棚田の中央付近にある、かぶと岩)

金太郎生家跡

金太郎生家跡地の砂利が敷き詰められている入口

(画像は金太郎生家跡入口)

今から千年前、都から足柄峠を越えて、地蔵堂を通ったお金持ちの旅人がこの地を大変気に入りお供の人達と住みつきました。
そこで田畑を開拓し、鉄製の農工具を作り村人を指導し村を潤し、里の人たちからは四万長者と呼ばれ慕われました。
長者には八重桐という美しい娘がいて酒田村の郷士に嫁ぎましたが一族の争いで亡くなってしまったので実家に帰り、まるまると太った元気な男の子を産みました。
子供は男の子で、夕日の滝で産湯を使い金太郎と名付けられました。この地は金太郎が産まれた四万長者の屋敷跡と伝わっています
(※出典元:現地案内板より全文抜粋)

入口にある石垣を抜けると、そこには金太郎が幼少期に過ごしたとされる家が、、、ない💦

奥には金太郎の生家があったであろう跡ららしき基礎の石が置かれている。
ここに生家跡のレプリカでもあれば、もう少し盛り上がるんだけどなぁ(;´Д`)

石の基礎が残る金太郎生家跡

(画像は金太郎生家跡)

建物の裏手は森、前には庭があったのかな?広めのスペースがあり、日当たりが◎居住環境は良さそう。

隣には休憩所。7時台は鍵が閉まっているため利用できず💦営業時間は不明。

入母屋屋根の休憩所

(画像は金太郎生家跡横にある休憩所)

道路挟んで目の前には、近年の大型台風で屋根が飛ばされたであろう謎の建物。ただ、ここから見る棚田の景色原風景を感じられる。

棚田にある屋根がない木造造りの建物

(画像は謎の建物。屋根がない為、雨の日は濡れる事必須)

棚田の原風景

(画像は謎の建物から見える棚田の原風景。左側に見える大きな岩はかぶと岩)

ここで飲んだのかな?謎の建物内にワインがきれいに陳列。
謎の建物に謎のワイン。ん~、、、ここにワインじゃないんだよね!かわいらしい金太郎像なんかがあればもう少し金太郎の故郷らしくなるのになぁ。

黒、透明色ビンの空ワイン

(画像は陳列されたワイン)

夕日の滝エリア

夕日の滝 駐車場

金太郎生家跡からバイク2~3分程で到着。

アスファルト舗装の夕日の滝駐車場

(画像は夕日の滝駐車場)

「滝行」!!の小屋。この先にある夕日の滝にて、足柄修験の会が主催している滝行をしているみたい。
滝行って禊と修行の二つの意味があるみたいで、一般人には禊の意味で参加できそう。

sotosotodaysの南足柄キャンプ場。高規格の設備でキャンプが楽しめる、同じ系列の山中湖みさきキャンプ場(湖畔のロケーションは唯一無二!)は利用した事があり、とても良かった印象。

南足柄キャンプ場前のアスファルト舗装駐車場

(画像は南足柄キャンプ場の駐車場と入口)

キャンプ場脇に道があり、ここから夕日の滝方面へ。キャビンサイトを横目に歩く。

夕日の滝方面へと続くコンクリートの道

(画像は夕日の滝方面へと続く道)

トタン小屋づくりの足柄テントサウナ受付

(画像は途中の杉林とテントサウナ受付かな?)

前方に赤い橋。渡りきると金太郎コレクション!が見えてきましたよ。

赤い手摺の橋

(画像は赤い橋)

金太郎の力水

金太郎の様に強く逞しくなれると云われる力水。(※現地説明書きでは浄水処理済みとあります)
そして金太郎のおじいさん?にあたるお金持ちの四万長者にあやかって銭洗いすると、金運アップの効果があると言われているみたい。

竹筒から力水が注がれる様子

(画像は金太郎の力水。竹筒、、、もう少し見映え良くした方が。。。)

金太郎の力水で、健康と金運アップ!!あやかりたい人におすすめですよ(*^^)v

童話金太郎の歌碑

誰もが知る童話の歌。ゆったりとした童話特有のテンポ!歌の中にある効果音の「はいしどうどう、はいどうどう~♪」←ここのフレーズ一番好き!
もし知らなければ、非国民認定されかねない勢いの代表的な童話の歌。

石造りの童話金太郎の歌碑

(画像は石造りの童話金太郎の歌碑。上にのっている金太郎と仲間たちがかわいい!)

ここから、夕日の滝方面へ山道を進む。
山道は背の高い杉林で覆われていて、歩くところは土。雨が降った次の日などは、泥濘に注意が必要ですね。

苔と泥濘がある山道と夕日の滝案内板

(画像は夕日の滝の案内板)

背の高い杉林の山道

(画像は夕日の滝へと続く山道)

歩き始めて、5分かからず到着。

夕日の滝

住所:〒250-0136 神奈川県南足柄市矢倉沢2665-1
南足柄市指定名勝 昭和41年12月指定
標高500m
高さ23m
幅5m

水量が豊富の夕日の滝

(画像は夕日の滝)

ここから酒匂川へと流れ出る滝。
名称の由来は、夕日に映える美しい姿から滝の名が付けられたとされています。
産湯には夕陽の滝の水が使われたと云われがあり、別名:『金太郎産湯の滝』とも呼ばれ金太郎伝説との深いかかわりのある場所。

滝の真下まで歩いて行く事が出来て迫力満点!!滝好きにおすすめ。
音、水しぶき、マイナスイオンで活力がもらえるパワースポット!

滝つぼに打ち付ける水しぶき

(画像は滝つぼ水面にあたる水しぶき)

滝の水を触ると、手が凍てつくほどの冷たさ(4月)。
先程話に出た「滝行」ここで禊をするみたい!銭湯にあるうたせ湯とは、比較にならないぐらい圧が強そう💦
滝をよく見ると、上部から左右に水柱が分かれていて左の方が少し細い、もし滝行するなら左側がいいかも。

ここでスマホを置いて記念撮影できそう。撮影スポット!

夕日の滝フォトスポット

(画像は夕日の滝正面の写真台)

滝つぼ付近に大小の石が転がる夕日の滝

(画像は夕日の滝)

木造造りの夕日堂

(画像は滝の手前にある夕日堂)

地蔵堂エリア

地蔵堂周辺のカラフルなウォーキングマップ

(画像は地蔵堂エリアのウォーキングマップ)

夕日の滝駐車場から、バイクで約10分で到着。
金太郎伝説の出入口付近にある地蔵堂エリア。
付近には食事処、駐車場、地蔵堂バス停、矢倉岳登山などの発着場。

地蔵堂駐車場

砂利舗装の駐車場

(画像は地蔵堂駐車場)

住所:〒250-0136 神奈川県南足柄市矢倉沢2117
トイレありの砂利の駐車場で、20台以上は駐車できそう。

地蔵堂バス停 箱根登山バス

地蔵堂の脇にあるバス停。
公共交通機関の場合は、大雄山駅からのアクセスみたい。
週末だと9、11、14、15時台の数本運行で季節によって変動あり。

箱根登山バスの地蔵堂時刻表

(画像は地蔵堂バス停時刻表)

地蔵堂

地蔵堂エリアを象徴するお堂。2つの重要文化財が保存されています。
神奈川県指定重要文化財:地蔵堂内厨子(室町時代末期作)
神奈川県指定重要文化財:木造地蔵菩薩立像(鎌倉時代作)

地蔵堂正面

(画像は地蔵堂)

大きな瓦屋根の食事処万葉うどん

(画像は地蔵堂エリアにある、食事処万葉うどん)

古民家風茶房うるし亭

(画像は地蔵堂エリアにある、茶房うるし亭)

まとめ

金太郎伝説が残る神奈川県南足柄市にある地蔵堂エリアをご紹介してきました。

平安時代の武将、源頼光に仕える前まで過ごしたとされる、生家跡中心と産湯として使われたとされる夕日の滝ともに、金太郎に深いかかわりがあるエリアで、金太郎が幼少期にどのような環境で育ってきたか分かる軌跡をたどることが出来きました。

特に夕日の滝滝つぼまで降りることが出来目の前で滝の打ち付ける音マイナスイオンを五感で感じれるので、ぜひ行ってみてください!おすすめのパワースポットですよ!!

そして金太郎好きにはもちろん、登山客にも人気のエリア夕日の滝からは金時山方面地蔵堂からは矢倉岳へとアクセスできることで知られています。

今回、南足柄市の観光名所、金太郎の故郷を巡ってみての個人的感想ですが、金太郎という観光資源としての素材は超一級!もう少し地蔵堂エリアに金太郎好きを招致出来る何か(例えば生家のレプリカなど)目玉となる観光名所があれば、、、観光名所としてもったいないと思いました。南足柄市観光課のみなさん一緒に金太郎の故郷を盛り上げていきましょう

南足柄市観光へ来る際は、ぜひ金太郎伝説の軌跡を辿ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

杉林から見える夕日の滝

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この記事を書いた人

はむじろう®のアバター はむじろう® 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県、関東広域を中心に行って良かった!おすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
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