箱根観光玄関口の箱根湯本駅から箱根登山電車で約30分の距離にあり、温泉地として有名な小涌谷。
このエリアは、明治時代から温泉地として発展し、140年以上の歴史を持つ老舗旅館「三河屋旅館」が有名。
その他、水着で入れる温泉テーマパーク小涌園ユネッサン・春から初夏にかけて3万株のツツジが見ごろを迎える小涌谷蓬莱園といった観光スポットも充実しています。
そんな有名観光エリア奥地に絹糸の様に美しい滝があるとのことで、前日の天気が雨という好条件を生かし散策していきたいと思います。

箱根登山電車 小涌谷駅 08:55


箱根湯本駅から箱根登山電車で山並を登りながら約30分のアクセス。
1919年に開業して、現在は無人駅。
周辺は国道1号線が通っていて、箱根駅伝のコースとして正月には賑わいを見せる。
駅前には特に飲食店はないが、
徒歩2~3分程歩くと本格的な台湾料理が堪能できる「HAKONE PICNIC」や国道1号線に出て少し坂を上ったところにセブンイレブンがある。
本日は小涌谷駅をスタート地点とし、寄り道しながら目的地「千条の滝」へ散策していきます。
千条の滝へは少々遠回りだが、早朝に出発し小腹が空いてたので近くのコンビニのセブンへGO。
駅舎でてすぐの階段を登ると国道1号線に出る。元箱根方面へ。

駅から急勾配の階段を上ると国道1号線。だいぶ下にある駅だと分かる。

ここから元箱根の国道1号線は緩やかな登り坂。歩道がしっかりとあり歩きやすい。

国道1号線から谷沿いに走る箱根登山電車が見える。改めてみると険しい所に線路が引かれているのが分かる。

昭和の産物か!山の中に突如としてあるカラオケボックス。見た目通り今は営業していないみたい。
セブンイレブン箱根小涌谷店 09:05

駅から徒歩10分程のコンビニ。ここが小涌谷駅から一番近い。ここでお茶とおにぎりをチョイス。小腹に入れ歩いて行きます。

セブンから国道1号線を少し上がり脇道に入ります。バス停のニの平入口と信号が目印。

この辺りは、共有会員制リゾートクラブの建物ウィスタリンアンライフクラブが立ち並ぶ。結構勾配がある。

中央下の赤丸が現在地。左側のニノ平入口から歩いてきた。
この付近は国道ではないので車どおりが少なく歩きやすい。
宿泊施設が並ぶ静かな道を進む。

左には箱根小涌谷温泉「水の音」や右には小涌谷蓬莱園
結構入り組んでいる道を進む💦案内板が出ていないので道迷いには注意。

地図で宿泊宿の美山楓林方面を目指していけば、迷うことはないかも。

けもの道の様な千条の滝入口。ここから約5分思ったより近い!

前日の雨で濡れている、足場の悪い石段や土の上を歩きながら下る。足元に注意が必要。

この辺りからは案内板があるので、迷わず千条の滝まで歩けます。

平坦の土の上を歩く。横には蛇骨川が流れているので川のせせらぎを聞きながら歩く。

前方に千条の滝が見えてきました。周りの苔むした石などいい雰囲気。まるでもののけ姫の世界観。
千条の滝(ちすじのたき)09:25-09:40

千条の滝の全貌。
絹糸の様に美しい「千条の滝」(ちすじのたき)
幅20m、高さ3mの横長の滝。
苔むした岩肌を、幾筋もの細い水流が絹のように流れ落ちる精細な景観が特徴で、深い森の中の神秘的な癒されスポット!
小涌谷は明治10年代に温泉郷として開けた歴史があり、それまでこの滝はあまり知らせることがありませんでした。そこで三河屋旅館の創業者・榎本恭三氏がこの滝の素晴らしさを伝えるため、滝までの道を整備したみたい。

絹の様な流れ落ちる様子を接写。

気温と滝の水温の違いがあるのか、蒸気が出ていて一層神秘的演出!
千条の滝は直爆の様な滝壺までに一気に落下する派手さはないが、岩肌から優しく流れる様子はまるで森の中でクラシックを聴いているような感覚になり癒されます。
季節的な事象なのかわからないが、千条の滝は手で触ってみると少し温かさを感じる。
滝の水温って低いイメージがあるが、温かいとなんだか不思議な感じ。

しっかりとしたテーブルベンチがあり、ここでゆっくり休むことが出来る。この日は人がいない為貸し切り状態。現地案内板によると昔ここに茶屋が出てにぎわったみたい。

ここは浅間山・鷹巣山などハイキングコース分岐点にもなっていて、登山者も歩いています。
ゆっくり癒されたので、ここから小涌谷駅まで歩いて帰ります。
帰り道は来た道と違うルート「蛇骨川第六水源」方面で行こうと思います。

蛇骨川第六水源の分かれ道。

小涌谷第一配水池。

クマ注意看板。ここが舗装路と未舗装路の境目。

金型はこね荘を通り過ぎると、千条の滝通りに出る。

案内板の通り、小涌谷駅方面へ。

台湾料理のHAKONE PICNICまで来ると駅近。営業時間は11:30からみたい。
箱根登山電車 小涌谷駅 10:00

小涌谷駅到着。観光客が少なく閑散としている。
千条の滝からの帰りはほぼ下り坂でしたので、ラクラク駅まで帰ることが出来ました。
まとめ
小涌谷の小さな秘境「千条の滝」いかがでしたでしょうか。
今回は前日が雨の為、滑りやすい印象でした。
特に舗装されていない滝付近は足場が悪く土汚れも靴に着きます。
少々ネガティブなこと書きましたが、それよりも雨が降った後の滝は水量がまして見ごたえがあるので、晴が続いている日よりは水量が多い日を狙った方が見ごたえがありました。
森林浴、千条の滝からでるマイナスイオンなどで癒されたい人はぜひ立ち寄ってみてください。身も心もリフレッシュできますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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