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千円紙幣のデザインとなった富士山!富士五湖の本栖湖を歩いて一周【前編】

本栖湖と富士

山梨県にある富士五湖の一つである本栖湖。近年ではアニメゆるキャン△の聖地巡礼地としても有名ですね。

湖の形は丸みを帯びた台形みたいな形で、湖の半分で山梨県身延町と富士河口湖町とで別れています。

富士五湖の中では最西端にあり、さらには最大水深も深く121,6mあり最も深い湖。その為富士五湖も含め本州では最も透明度を誇る湖として知られる。

そして2024年7月より新紙幣が発行される事はご存じでしょうか。今までなじみがある千円、五千円、壱萬円のデザインが一新されます。
調べてみると、紙幣のデザイン変更は実に約20年ぶりなんですね。時の流れの速さを感じるなぁ。。。

そのなじみのある千円札(野口英世)裏の図柄(湖に映る逆さ富士)に採用された撮影場所が、ここ本栖湖にあります。

千円札の図柄に採用された「湖畔の春」(1935年に岡田紅陽撮影)。写真家の岡田紅陽が長い年月通い詰めて撮影した最高の一枚!を撮影できるエリアを探す為に湖を一周してきので、道中の見どころや撮影ポイントなどを【前編】【後編】2部作でご紹介していきますね。

本栖湖一周 全行程 4時間45分
10:45
県営 本栖湖駐車場
11:00
本栖トンネル
11:10
本栖レークサイド
11:30
身延町 案内板
11:40
本栖湖公園
11:50
中ノ倉峠 登山道入口(登り)
12:15
中ノ倉峠 展望台
12:40
中ノ倉峠 登山道入口(下山)
12:45
浩庵キャンプ場
13:40
本栖湖いこいの森キャンプ場
13:55
竜ヶ岳 登山口
14:10
富士河口湖町 案内板
14:30
SUMIKA CAMP FIELD
14:40
本栖湖キャンプ場
14:45
本栖湖駐車場 売店
本栖湖遊覧船「もぐらん」
15:15
本栖館 湖仙荘
15:30
県営 本栖湖駐車場
目次

県営 本栖湖駐車場

本栖湖駐車場標識

(画像は県営本栖湖駐車場。週末の昼前で車は6割ほど駐車している感じ。)

住所
〒401-0337 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖

国道300号線(本栖みち)沿いにある無料駐車場。
場内には50台ほどの駐車スペースがあり、トイレも完備。

ログハウス調の公衆トイレ

(画像は公衆トイレ。ログハウスと見間違うほどの立派な造り!)

近くにはお土産、お食事処などあり、観光の拠点として利用するのも便利!

向かい側には本栖湖観光協会があるので、場所はわかりやすいと思いますよ。

2階建ての本栖湖観光案内所

(画像は本栖湖観光案内所。立派な建物ですが、人の出入りがあまりなさそう。。。)

本栖湖観光協会
〒401-0337 山梨県南都留郡富士河口湖町本栖18

本栖湖データ
標高:900m
水深:121,6m
面積:4,7㎢
周囲:11,82㎞

本栖湖周辺地図

(画像は本栖湖地図。本栖湖一周約12㎞。。。長い戦いになりそうな予感。)

本日はここから本栖湖一周(約12㎞)を左回りに歩いていきたいと思います。
天気:晴れ時々曇り
気温:22℃
持ち物: 飲み物、帽子、サングラス、千円札(野口英世)←これ大事!

国道300号線は片側1車線。一段高く造られている歩道は両サイドにあり歩きやすい。本栖湖の一周スタート!
国道沿いに咲く薄紫色のツツジ。天気が良いので色も鮮やかに見えますよ。

まっすく伸びる国道300号線

(画像は国道300号線。歩道がきれいに整備されていて歩きやすいが、、、誰も歩いていない💦)

日差しがあるので、体感は予報より暑め。
まだ暑さに体が慣れていない時期なので、こまめに水分補給をしながら歩く。

本栖トンネル

1987年5月竣工
延長152m、幅6,5m

コンクリート造りの本栖トンネル

(画像は本栖トンネル。左右に伸びる曲線が特徴的。)

最初の通過点。
トンネル内はストレート構造。照明がしっかり点灯していて、出口が見えるので全体的に明るめ。左右には遊歩道が完備されていて歩きやすい。

明るいトンネル内

(画像は本栖トンネル内。普段は車で通過することがほとんどで気にしませんが、トンネル内を歩くと車が通過する音が反響するため結構うるさい。)

トンネル出口から、車道と歩道の段差はなくなる。

本栖レークサイド

湖畔沿いのキャンプ場。
富士五湖のすべての湖に共通していますが、湖畔沿いキャンプ場の人気エリアの一つ。
場内は木々で見えにくいですが、混雑していることが分かりますよ。

背の高い木々に囲まれている本栖レークサイド入口

(画像は本栖レークサイド。時期的にキャンプにちょうどいい季節!結構にぎわっていました。)

キャンプ場越えた辺りから、ようやく湖方面の視界が開け、富士山を見ることができるエリアが出てきますよ!

国道300号線のカーブ

(画像は国道300号線。この辺りは日影がないので、夏場などはごっそり体力を削られそう。)

天気が良いはずなんですが、、、なぜか富士の周りだけ横長の雲が!!

雲がかかっている富士山

(画像は雲がかかっている富士山。本日初富士!なんか嬉しい気分になる。)

国道から見える碧い本栖湖

(画像は国道から見える本栖湖。日差しと水深の深さのお陰でめっちゃ碧く見える。)

身延町案内板 千円札富士ビューポイント

身延町案内板と本栖湖公園の間にある、おすすめ撮影ポイント!

国道300号線の身延町入口

(画像は国道300号線の身延町入口。この辺りは湖畔側は木々に囲まれていて景色が見えずらい、、、がもう少し歩くと木々の間からお馴染みの千円札富士の図柄が見えますよ!)

撮影ポイントの目印となる物はありませんが、身延町案内板から2~3分歩くと、、、湖側が開けたところがあるので、何となくわかると思います。

手元に千円札があれば、図柄と見比べてみてください!
この後ご紹介する、中ノ倉峠の展望台同じレベルの千円札図柄の富士が撮影できますよ!

千円札の図柄にある本栖湖と富士

(画像は千円札図柄の本栖湖と富士。見比べると図柄の構図とほぼ一緒な気が!、、、ちょうど雲で富士山頂が隠れている💦)

千円札図柄の本栖湖と富士

(画像は千円札図柄の本栖湖と富士。午後雲が晴れた時に再度撮影!風が出て湖にさざ波があり逆さ富士は映ってないが、完璧な映り!)

新緑がきれいな国道300号線

(画像は国道300号線。湖畔の景色が見えないが、日差しが強いときは日影がありがたい。)

国道300号線、県道709号線の分岐点。
湖畔沿いを歩くため、ここからは県道709号線方面に行きますよ!

国道300号線の分岐点

(画像は国道300号、県道709号線の分岐点。ここを左折して本栖湖展望公園方面へ向かいます。)

本栖湖展望公園

観光案内所、浩庵キャンプ場、中之倉峠展望台がある人気撮影スポット。

本栖湖展望公園入口

(画像は本栖湖展望公園。左側の歩道に観光客が集まっている場所がおすすめの撮影スポット。ここから千円札図柄の富士が見えます。)

公園というより、県道709号線沿いに施設が点在していて、湖畔沿いは千円札図柄の絶好の撮影エリア!
駐車場は十数台駐車できますが、人気エリアの為、天気が良い日は常に観光客で満車状態。路駐もチラホラ。

千円札の図柄、山頂付近が雲で覆われている富士

(画像は本栖湖展望公園の湖畔沿いから撮影した富士山。恥ずかしがり屋の富士、、、雲で隠れています)

バンガロー調の身延観光案内所

(画像は観光案内所。なぜかこの日は閉まってました。)

新緑がきれいな県道709号線の湖畔沿い

(画像は本栖湖展望公園。県道709号線の湖畔沿い歩道を進む。)

県道709号線の湖畔沿いの八重桜

(画像は本栖湖展望公園。八重桜ですかね?大きなピンク色の花びらがきれいです。)

本栖湖公衆トイレ

ごく普通のありふれた公衆トイレのはずが、、、ゆるキャン△の聖地となったことで有名に!
第一話で「各務原なでしこ」がこのトイレ前のベンチで爆睡しているシーンで使われました。ファンの間では人気撮影スポット。

ゆるキャン△の聖地公衆トイレ前

(画像はゆるキャン△聖地。ひっきりなしに写真を撮っている人がいました。ただのトイレなのに人気者!人がいないときに光の速さで撮影出来ました!)

ちなみに、トイレ内は普通の公衆トイレですよ。

ゆるキャン△の聖地公衆トイレ前の木製ベンチ

(画像は本栖湖公衆トイレ。志摩リンと各務原なでしこの出会いの場所。意外に寝心地は良さそうだが、、、寝返りが打てない。)

中ノ倉峠 登山道入口

中ノ倉峠登山道案内板

(画像は中ノ倉峠登山道案内板。ここからはハイキングではなく登山ですので、しっかりとした装備で行くことをお勧めしますよ)

本栖湖公衆トイレ横にある登山口。
ここから20~30分程かけて山登りをすると、高台から絶景の富士を眺めることができます。

旧個賠の階段が続く中ノ倉峠登山道入口

(画像は中ノ倉峠登山道入口。中央の階段が登山道。しっかりとした登山道なので途中で引き返す人もチラホラ。)

急勾配な階段がお出迎え!
ここから先、目的地の中ノ倉峠までは登山道になっています。湖畔の観光ついでに登る際は、必要最低限の装備(サンダル×)と飲み物ぐらいは持参した方が良さそうですよ。

登山道は高い木々に囲まれ日影が多め。足元は土、木の根っこがあり少々歩きにくい箇所あり。

新緑の登山道

(画像は登山道序盤。中央にある木々の轍を進む。意外に登りがきつい)

登山道から見える千円札図柄の富士

(画像は登山道から見える富士。今回の登山道から見える唯一の富士山眺望スポット)

土の登山道の分岐点

(画像は分岐点。迷いそうな分岐点には、基本案内板が親切に設置してある)

尾根沿いの登山道

(画像は中ノ倉展望地方面の案内板。山の尾根に出たのか、展望台近し!)

中ノ倉峠 展望台 (おすすめ撮影ポイント)

3~4ぐらいの段差があるウッドデッキ展望台。詰めれば10人ほど座れるエリア。
眼下には本栖湖!そして奥に見える富士と裾野に広がる青木ヶ原樹海。

ウッドデッキの中ノ倉峠展望台

(画像は中ノ倉峠 展望台。ここまで登ってくる人があまりいないので、ゆっくりできますよ)

※中ノ倉峠からの景色は、世界遺産である富士山の登録範囲の一部。

千円札に描かれている富士

(画像は中ノ倉峠 展望台からの景色。ここでも富士に雲が、、、ただし景色が抜群に良いので行く価値あり!)

標高が高いので、麓の本栖湖展望公園湖畔よりも遠くまでよく見渡せますよ。

中ノ倉峠 登山道入口 下山

登山は下りの方が危ない(疲労、足にかかる自重など)ので、気を付けて下りましょう。

下山中の下り坂登山道

(画像は中ノ倉峠登山道下山口。道が悪いので砂、小石など気を付けて!最後まで気を抜かないように。)

まとめ

本栖湖一周【前編】おすすめ撮影スポット!千円札の図柄エリアを中心ごをご紹介してきました。

湖畔沿いの国道300号線(県営 本栖湖駐車場~本栖湖展望公園)は、最初の方こそ道路との段差がある歩道が完備されていましたが、基本狭い歩道エリアを歩きます。自動車には十分注意が必要

千円札富士おすすめ撮影エリア3ヶ所

身延町案内板ポイント

国道300号沿いなのでゆっくりできないが、自動車と違い歩きながらの速度でゆっくり千円札図柄を見られ、
観光客がいないので景色を独り占めできる!

本栖湖展望公園

人気撮影エリア。観光客が多いのが難点ですが、気軽に湖畔から千円札図柄を撮影できる。
駐車場があるが人気観光スポットの為、慢性的に満車状態。駐車場の出入りが良いため、タイミングが良ければ駐車可能。

中ノ倉峠 展望台

20~30分登山が必要ですが、展望台から遠方まで見渡せる千円札図柄の富士に一見の価値あり!
通常の登山道なので、しっかりした靴ぐらいは履いていきたい。飲み物、軽い行動食ぐらいは持参した方が良いですよ。

次回の記事【後編】では、湖畔沿いの点在するキャンプエリア、道路状況や一周歩いての感想、疲労困憊、孤軍奮闘などをお伝えできればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

本栖湖と富士

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この記事を書いた人

はむじろうのアバター はむじろう 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県を中心におすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
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