山梨県にある富士五湖の一つである本栖湖。近年ではアニメゆるキャン△の聖地巡礼地としても有名ですね。
湖の形は丸みを帯びた台形みたいな形で、湖の半分で山梨県身延町と富士河口湖町とで別れています。
富士五湖の中では最西端にあり、さらには最大水深も深く121,6mあり最も深い湖。その為富士五湖も含め本州では最も透明度を誇る湖として知られる。
そして2024年7月より新紙幣が発行される事はご存じでしょうか。今までなじみがある千円、五千円、壱萬円のデザインが一新されます。
調べてみると、紙幣のデザイン変更は実に約20年ぶりなんですね。時の流れの速さを感じるなぁ。。。
そのなじみのある千円札(野口英世)裏の図柄(湖に映る逆さ富士)に採用された撮影場所が、ここ本栖湖にあります。
千円札の図柄に採用された「湖畔の春」(1935年に岡田紅陽撮影)。写真家の岡田紅陽が長い年月通い詰めて撮影した最高の一枚!を撮影できるエリアを探す為に湖を一周してきので、道中の見どころや撮影ポイントなどを【前編】【後編】の2部作でご紹介していきますね。
本栖湖遊覧船「もぐらん」
(画像は本栖湖案内図。後編の出発地点は本栖湖展望公園。実はまだ半分も歩いていない、、、)
浩庵キャンプ場
(画像は浩庵キャンプ場入口。利用する際は、ゲートの開門時間に注意が必要。8:00~20:00)
湖畔沿いのキャンプ場。
レストランやキャンプ場など各種のアクティビティの受付をしています。
(画像は本栖セントラルロッジ。売店にゆるキャン△グッズも販売していましたよ!)
ここから本栖湖畔沿い県道709号線中心に歩いていきますよ!
(画像は県道709号線の路面注意看板!、、、特に注意することが無さそうだが?)
右手に見えるのは、がけ崩れ⁉
山の斜面がガッツリ削れていて、いまにも崩れてきそうな土!、、、よりも斜面の中腹にあるショベルカーの方が落ちてきそう💦
(画像は斜面の中腹にある工事用ショベルカー。この傾斜での作業は命がけ!)
(画像は工事用ショベルカー。よく見るとショベルカーに命綱。)
ここから次のポイントの「本栖湖いこいの森キャンプ場」までの約1時間ひたすら歩く
(画像は県道709号線沿いにある水位計。カーブは先が見えにくいので注意が必要。)
(画像は本栖湖海岸。南国のビーチみたい)
(画像は県道709号線。木々に覆われて日影。快適に歩ける。)
(画像は本栖湖。めちゃ澄んだ碧!!)
(画像はファンビーチ。ウインドサーフィンのメッカ!)
(画像はファンビーチ付近の県道709号線。縦列駐車の大行列!!)
(画像はファンビーチ。午後になると風が出てきたのでウインドサーフィン日和。)
(画像は県道709号線。キャンプ場近くに来ると炭火のいい匂いが、、、ゴクリ。)
本栖湖いこいの森キャンプ場
(画像は本栖湖いこいの森キャンプ場入口。林間サイトかな。)
山側にある林間キャンプサイト。背の高い木々に囲まれていて日影が多く、夏場などは快適にキャンプができそう。
ここで一休み。日差しと、アスファルトの上を歩き続けた為、足が限界に近い!
キレイな湖を見ることで、少し疲れが癒されるかな。
湖畔沿いに出てゆっくり腰を下ろすことが出来る。
(画像は本栖湖いこいの森キャンプ場前にあるビーチ。人がいないので休憩には最適!)
ここから右側に見える、竜ヶ岳の裾野?があり富士山の眺望が見えず💦
湖は透明度が高く手前は底まで見え、奥に行くにつれ濃い碧になっていてキレイ!ここからの景色癒されるなぁ。湖畔沿いの休憩ポイントとしてもおすすめ!
(画像は本栖湖いこいの森キャンプ場前にある湖畔で休憩。出発してから約3時間、一度座るとこの辺りで正直帰りたくなる。。。)
重い腰を上げて、またゆっくり湖畔沿いを歩いていきます。
この少し先にゲートあり。災害時や悪天候の際は通行止めになるのかな?
(画像は県道709号線。トラ柄のゲートがあり災害時などに通行止めになるのかな?)
竜ヶ岳 登山口
橋を渡ると登山口。
(画像は竜ヶ岳登山口。竜ヶ岳の登山口は複数ある中の一つで人気がなくあまり利用されて無さそうな登山口。)
竜ヶ岳 標高1,485m 山梨百名山。
ここからおよそ2時間コースの登山道。ダイヤモンド富士の展望、龍神にまつわる伝説などで有名。
近くには駐車場がないが、、、どうやってここまで行くんだろうか。
竜ヶ岳登山の際は、この先の本栖湖キャンプ場などアクセスが良いところから登った方が良さそう。
(画像は県道709号線。右側は竜ヶ岳の裾野になっていて急な斜面。数か所倒木あり)
富士河口湖町 案内板
(画像は富士河口湖町案内板。図柄にはかわいらしいタッチで描かれている富士と牛。)
湖畔側、山側の両サイドが木々に囲まれていて全体的に日影の中を歩く。
一番日差しが強い時間帯の14時。日陰で幾分か助かる。
かれこれ出発から3時間以上歩き続けた結果、、、この辺りで疲れのピーク((+_+))が!!
付近は人通りがなく(←ちょっぴり心細い)、たまに湖畔をサイクリングしている自転車とすれ違うだけ。自転車に乗せて~っと思うようになる。。。
この辺りで疲れと空腹によって、メンタルゴリゴリ削られていく。。。が少し景色が変わりそう!
(画像は県道709号線。前方に登山者らしき人発見!)
(画像は県道709号線のトラ柄模様のゲート。この辺りから鬱蒼とした木々から抜けて、開けた場所に出る。)
SUMIKA CAMP FIELD
奥に広がるキャンプ場。
(画像はSUMIKA CAMP FIELD出入口。一つ一つの区画が広めのキャンプ場。)
目の前には本栖湖。
(画像はSUMIKA CAMP FIELD前に広がる本栖湖。人が少なくプライベートビーチ感。)
本栖湖キャンプ場
県道709号線の両脇に広がる、かなり大きめなキャンプ場。
この辺りからキャンプ場利用の人、登山者、観光客と賑やかになってくる。
(画像は本栖湖キャンプ場案内板。至る所でBBQのいい匂いがする)
段差がある歩道が整備されて歩きやすくなる。
(画像は県道709号線沿いの本栖湖キャンプ。週末なので所狭しとキャンプ利用者がいます。大人気!)
ピンクの八重桜
(画像は県道709号線の八重桜。濃いピンク色の花びらが日の光に当たってきれい!癒されますよ。)
本栖湖駐車場 売店
本栖湖遊覧船「もぐらん」
(画像は本栖湖石碑。売店の正面辺りにあり、本栖湖の記念撮影スポット。)
駐車場内に併設する売店。
品数は少な目でお菓子、アイスなど販売している。
(画像は駐車場内に併設されている売店。本栖湖キャンプ場から一番近いのでキャンパー達にも人気!)
(画像は売店で購入したアイスとチョコレート。空腹のおなかには、この上ないご馳走!)
多分ここが、本栖湖周辺で宿泊、キャンプ場、売店、レストランがあり一番栄えている場所。
本栖湖遊覧船「もぐらん」営業案内7、8月の基本土日しか営業していない模様。
「もぐらん」は本栖湖を25分かけて周遊する観光船。
黄色の舟艇の形から潜水艦を想像しますが、、、実は「もぐらん」のですよ!
(画像は本栖湖遊覧船もぐらん。湖の定番観光といったら遊覧船!タイミング合えばぜひ!)
通常の遊覧船の様に本栖湖を航行する船のようです。が、舟底には窓があり本栖湖に棲む鯉、ヒメマス、ニジマス、ウグイ等を見ることができるようです。
本栖湖遊覧船「もぐらん」の詳細は、富士五湖汽船公式ホームページでご確認お願い致します。
※外部サイトへリンク富士五湖汽船の公式ホームページ
本栖館、湖仙荘
国道300号線沿いにあるお土産、レストランなどの営業をしているお店。
本栖湖でお土産を買うならおすすめなエリア。
(画像は本栖館入口。レトロな雰囲気が漂う昭和感満載の看板。看板娘はインディアン?)
(画像は本栖館レストランメニュー。個人的に鹿カレー気になります。)
(画像は国道300号線沿いの湖仙荘。1階はお土産が所狭しと置いてありました。ちなみに2階はレストラン。)
(画像は富士山クラフトビール。湖仙荘で購入した美味しそうなデザインの地ビール。)
(画像は国道300号線沿い湖仙荘あたりから見える富士山。花に囲まれた色鮮やかな富士!おすすめ撮影スポット!)
県営 本栖湖駐車場
ようやく本栖湖一周制覇!!
約5時間ほどかけて完走ーーー。
(画像は県営本栖湖駐車場。やっと帰って来れました。。。24時間マラソン完走者の気分!)
まとめ
前編、後編の2部作にわたる本栖湖一周の見どころをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
前回の記事前編では、千円札の図柄エリアを中心にご紹介してきました。
今回後編では本栖湖西側南側中心に点在するキャンプ場エリア、道路状況、観光船などご紹介してきましたが、正直、ウォーキングとして寄るのではなく、全体的に目的地として車で向かう方が向いているエリアだと思いました。
本栖湖を歩いて一周して感じたことは、観光として約5時間、、、歩くには少々ハードルが高いです。ですので、本栖湖観光のおすすめとしては、車、バイク、自転車等で湖畔を周遊ドライブがてら寄り道してくのが、時間、体力的に誰でも楽しめる様な観光だと思います。
ただ本栖湖一周ウォーキングは誰にでもおすすめできませんが、達成感、みんなと違う目線で観光がしたい!など変わり者にはおすすめコースですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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