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登山初心者必見!徒歩10分で登れる大野山『富士見百景』をご紹介

木の幹の間から見える桜と富士山

神奈川県の最西端に位置する山北町。
北部には丹沢山系の山々に囲まれ、中央付近には神奈川の水瓶、丹沢湖があり自然豊かな町です。

そんな山北町のおへそ辺りにある大野山。山頂の眺望は富士見百景の一つとして知られ、春には桜も楽しめるおすすめスポットです。

山頂の景色が良いというのが分かるけど、、、でも数時間かけて登る山登りが大変、登山の装備も必要なんじゃない、体力に自信がないなぁ、と思われている、そこのあなた!!安心してください!

今回は、登山初心者様歓迎!!徒歩10分で、山頂まで登れる大野山をご紹介しちゃいますね。

全行程2時間
07:15
御殿場線 山北駅 北口
07:25
県道725号線 玄倉山北線
07:40
分かれ道 高杉
08:00
旧山北町立共和小学校
08:30
大野山 かどやファーム
08:45
大野山山頂付近駐車場
08:55
大野山山頂
目次

JR御殿場線 山北駅 北口

国府津駅~沼津駅の間にある山北駅
週末朝の時間帯は人気がなく、のどかな田舎の駅舎。

古民家風の山北駅前ロータリー

(画像はJR御殿場線 山北駅 北口ロータリー)

駅舎は古民家を思わせるような造りで、入口の軒下に入ると正面に改札がみえます。入口左右には、丸窓と格子窓が古民家の雰囲気を一層引き立てる役割を演出!

古民家風の山北駅正面入り口

(画像はJR御殿場線 山北駅 北口)

山北駅から歩いて山頂を目指すハイキングコース(約2時間コース)がありますが、、、今回はご紹介しません。

今回ご紹介するコースは、バイクで行ける所まで向かい、そこから山頂を目指すルートです。
最初の目的地、山頂付近にある牧場「大野山かどやファーム」を先ずは目指す為、早速Googleナビを頼りに行ってみますよ。

大野山山頂付近駐車場までの道のり

山北駅北口を出て、県道76号線(山北藤野線)を沼津、御殿場方面へ。
途中県道725号線(玄倉山北線)八丁方面へ曲がり、皆瀬川沿いを北上していきます。

片側1車線の県道76号線

(画像は道路標識)

山間部の道でよく見る連続雨量通行止め案内板。この看板の先は険しい山道が続く予感しかしない、、、。

県道76号線にある連続雨量通行止め案内板

(画像は連続雨量通行止め案内板)

山の斜面に造られている山道

(画像は車がすれ違い困難な道)

緑がきれいな山道

(画像は一部側溝があるので脱輪に注意)

分かれ道 高杉

山道の標識

(画像は360度ターン場所の目印「高杉」看板)

左側にそびえ立つ道路の擁壁。なんとGoogleナビは360度ターンで擁壁を上れと指示!不安しかないが、土地勘がないので従うことに、、、。

360度ターンの分岐点道路

(画像は道路の左にそびえ立つような擁壁)

苔の轍の林道

(画像は苔が生えている林道)

道路に杉の落ち葉で敷き詰められている

(画像は手つかずの林道)

細く曲がりくねった林道

(画像はガードレールがない林道)

これで目的地に着くのか不安になる道路。Google先生!近道も良いんですが、、、もう少し安全安心な道路のナビお願いします(;´Д`)
※実は他にもルートがありましたので最後のまとめ記事でご案内します(^^)/

・・・と思ったらいきなり集落らしきものが見えてきました!

NPO法人共和のもり「旧共和小学校跡」

小学校の跡地にNPO法人共和のもりの事務所として利用されているみたいで、山北町の自然豊かな環境を生かしものづくり体験などを学べる場所らしい。

レンガ造りの旧山北町立共和小学校正面

(画像は旧山北町立共和小学校)

活動履歴
​共和のもりは森林保全・再生・活用をめざし、農林業・農産加工品開発を通じて、 水源を通じた交流事業や健康・福祉などの事業を行い、うるおいがある地域、 住民や滞在者にとって癒しのある暮らしづくり・地域づくりに寄与する団体です。
(※NPO法人共和のもり公式ホームページより抜粋)
詳細は外部サイトNPO法人共和のもり公式ホームページへリンク

葉桜の奥に見える冠雪富士

(画像は旧山北町立共和小学校前からの富士山。昔の児童は富士山が見える環境で勉強出来るとはうらやましい)

旧共和小学校から3分程下った合流地点。
ここでようやく案内板が登場!しばらく林道で案内板がなく心配したが、、、すこし安心。。

かどやファーム4㎞案内板

(画像はかどやファームまで残り4㎞案内板)

右並木に囲まれている林道

(画像は相変わらず道幅が狭い林道が続く)

林道途中の案内板

(画像はかどやファームまで残り2,7㎞案内板)

かどやファームまで1,8㎞の案内板

(画像はかどやファームまで残り1,8㎞案内板)

ひび割れたが酷いアスファルト道

(画像は自動車がギリすれ違い出来そうな道幅。よく見るとアスファルト面が凸凹)

かどやファームの案内板は基本道路の分岐点にあり!登って行く人を迷わせない親切な案内板。
林道や山道は案内板があるだけで、とても安心しますよね!

大野山かどやファーム

桜の木が目印のかどやファーム正面入り口

(画像はかどやファーム入口)

天空にあるファーム!!高さはスカイツリー(634m)とほぼ同じ標高!ってスカイツリーの高さに驚き(;゚Д゚)
山の南側斜面から見える湘南海岸伊豆半島など絶景なパノラマが広がる。

かどやファームの向かい側にあるパノラマ展望台!
キレイに整備されていて、ゆっくり景色を眺められるエリア。

見晴らしが良い場所にある、くつろぎスペース

(画像はくつろぎスペース)

街並みは南足柄市ですかね?市街地の向こうに見えるのは西湘海岸。遠くまで景色が抜けている感じが最高!
天気が良い日は、ここでゆっくり景色を眺めるだけでも幸せな気分に!

絶景が見える木製の扉

(画像は扉から見える絶景世界)

絶景が背景にあるシルバーの鐘

(画像は幸せを呼ぶ鐘。いい音がします)

まきば館

木目調の平屋建てのまきば館正面入り口

(画像はまきば館正面入口)

まきば館にトイレと整地された駐車場

(画像はまきば館にトイレと整地された駐車場あり)

まきば館、開館時間案内板

(画像はまきば館営業時間)

まきば館は平屋建ての無人販売所。
屋内は自動販売機で冷凍牛肉のハンバーグ、地元の足柄牛を使ったカレーなど販売。さらにはジェラートもあり!

地産地消の足柄牛!
ちなみにカレーはレンジで温めてその場で食べることが出来るみたいで、外のデッキでゆっくり食べれますよ。

白い冷凍自動販売機

(画像は冷凍自動販売機)

かどやファーム、、、イメージは牛や馬が放牧されている景色を見ながら搾りたて牛乳で作ったソフトクリームを食べる・・と思いきや家畜保護のために立ち入り禁止(;゚Д゚)
なので「かどやファーム」はこちらのまきば館のみの見学です。残念。。。だけど仕方ない。

ソフトクリーム販売なしの案内板

(画像はソフトクリーム販売なしの案内板)

一本木分岐点

アスファルト舗装の一本木分岐点

(画像は一本木分岐点)

一本木分岐点はかわいらしい彫刻の熊が目印。かどやファームからバイクで2~3分程。
風通しの良い場所なんで、マフラーは必須かな。

木造彫刻のかわいらしい熊

(画像は愛らしい熊。赤いマフラーがいい味出してます)

大野山山頂付近駐車場

ここまでが車両で行ける終着点!

登り坂にある車両の終着点。

(画像は車両の終着点)

駐車場は道路を挟んで左右に2ヶ所あり、下は砂利敷でトイレあり。
車なら問題ないですが、砂利敷だとバイクのタイヤが滑る可能性があるので注意が必要ですよ。

砂利敷と芝生の勾配がある駐車場

(画像は駐車。スペースは十分にあるので、満車になることはないと思われる)

そして、いよいよここから登山開始!徒歩10分山頂を目指していきたいと思います。

山頂付近とは思えないほどの道の良さ!コンクリートの登り坂が続く。少し勾配はきつめ!
道だけ見ると、ここが山の上だということを忘れる程の整備された道!

コンクリート造りの山道

(画像は山頂への道)

山々と遠くには湘南海岸の眺望

(画像は振り返ると見える景色)

桜並木が目印の山頂入り口

(画像は山頂入口)

本当にあっという間に10分とかからないうちに登れた!登山というより散歩に近い感覚で山頂に到着。

大野山山頂 標高723,1m

遠くに富士が見える山頂展望台

(画像は大野山山頂)

山頂とは思えない程の広さ!小規模小学校の校庭ぐらいあるんじゃないかな。
全体に芝生のエリアが広がっていて、ベンチ、あずまや、トイレ、桜の木などありゆっくり出来そうですよ。

丹沢の山々が見える芝生の山頂広場

(画像は山頂広場は、ベンチでくつろぐことも出来ます)

なにより一番のおすすめスポットと言えば、絶景の富士眺望!!大野山山頂からの眺めは富士見百景の一つで、富士山の裾野の方まで見えます。
北東~北西の眺望には丹沢山系、丹沢湖(三保ダム)、富士山など抜群の景色が見渡せますよ。まさに絶景!

大野山富士見百景の冠雪富士山

(画像は富士見百景)

丹沢山々の谷にある丹沢湖と三保ダム

(画像は丹沢湖と三保ダム)

桜の季節なら、桜と富士が同時に楽しめて、花見としてもおすすめスポット!

葉桜と富士

(画像は桜と富士)

まとめ

徒歩10分の登山いかがでしたでしょうか。
駐車場から山頂までの道のり10分間、驚くほど整備されていて山頂付近の駐車場まで来れれば、体力など自信がない方でも山頂まで歩けると思いますよ!

問題は山頂付近の駐車場までのルート!
山北駅からかどやファームまでの林道は、曲がりくねった狭い道が多くバイクだと問題ないが、車だと軽自動車以外無理そう💦
今回はバイクでしたので道幅は問題ありませんでしたが、道に落ちている小石、落ち葉など2輪車だと滑りやすく危険な個所が複数あり、2輪、4輪ともそれなりに技量がいる道ではあるので、山道の運転が苦手な方には注意が必要ですね。

ただしそんな山道を差し引いても、山頂の景色は絶景で特に桜の季節はおすすめ!天気が良い日にレジャーシートやお弁当など持参し花見とか最高!

今回はバイクで山北駅から大野山山頂までご紹介しましたが、もし車で行く際は国道246号線の安戸交差点から入るルートの方が多少道は広めでおすすめ。

つぶらの公園方面と大野山方面の分岐点

(画像は国道246号線安戸交差点から入るルートで、つぶらの公園方面と大野山方面の分岐点。富士急湘南バス停「都夫良野入口」)

山頂までの交通手段は一番のおすすめはバイクですが、山頂付近の駐車場まで車で来ている人もいたので、山道が得意な方なら問題ないかも。

それと大野山はハイキングコースにもなっているので、山北駅から2時間程かかりますが歩いて登ることも可能。

大野山ハイキングコース案内板

(画像は山北駅~大山山頂~谷峨駅のハイキングコース)

ぜひ、大野山の登山、ドライブなど計画の参考になれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

木の幹の間から見える桜と富士山

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この記事を書いた人

はむじろうのアバター はむじろう 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県を中心におすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
相棒のSR400で巡ったおすすめの観光地をご紹介!

観光の教科書としてぜひ!!

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