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菜の花台展望台から護摩屋敷の水までをご紹介(^^ゞ 丹沢大山国定公園 【前編】

木造造りの菜の花台展望台

丹沢大山国定公園は、神奈川県北西に位置し足柄上郡、秦野市、伊勢原市、厚木市などに隣接している山脈地帯。
1965年(昭和40年)には『丹沢大山国定公園』に指定稜線部などの約1,867ヘクタールは特別保護地区として、動植物が厳重に保護されています。

今回は、丹沢大山国定公園を横断する県道70号線沿いの、おすすめエリア3か所をご紹介させてください。

前編
秦野市街、相模湾、富士山を一望できるスポットで有名な『菜の花台展望台』
修行に訪れた僧たちが、ここの水で身を清めたと伝えられる美味しい湧水の『護摩屋敷の水』

後編
2200年以上前に創建とされ、江戸時代より大山詣りで参拝されてきた奥宮まで登る登山口『大山登山』

全行程4時間

大山阿夫利神社 裏参道15分菜の花台40分護摩屋敷の水5分ヤビツ峠
大山登山1時間20分大山山頂1時間ヤビツ峠レストハウス

目次

県道70号線(秦野清川)

今回は国道246号線にある名古木交差点(秦野市)から、県道70号線(秦野清川)に入り、ヤビツ峠方面(最初の目的地、菜の花台)を目指しますよ。
県道70号線と言えば、秦野市からダムで有名な宮ケ瀬湖まで続いている全長約30㎞の林道。

大山阿夫利神社 裏参道 小蓑毛の鳥居 07:40

名古木交差点からほどなく走ると、、、道路中央に鳥居が出現!
鎌倉市にある鶴岡八幡宮の一の鳥居と同じような大鳥居、県道が上下線左右に分かれていて、中洲に鳥居があり珍しい。

県道70号線中州にある大山阿夫利神社裏参道の鳥居

(画像は県道70号線中州にある大山阿夫利神社裏参道の鳥居)

石造りの鳥居で、扁額には阿夫利神社

大山阿夫利神社裏参道の石造りの鳥居

(画像は大山阿夫利神社裏参道の石造りの鳥居)

阿夫利神社の本社がある大山山頂。登山で利用する裏参道の入口として有名。
ケーブルカーで登る賑やかな表参道と違い、登山客は週末でも疎ら。
裏参道は、基本バスなどの公共交通機関で蓑毛から登山する方が多く、大山山頂への数あるアクセスの一つ。

裏参道の鳥居を通過すると、空気が一変!標高が徐々に高くなっているせいか体感的に寒く感じる。
この先ヤビツ峠までは、上りの細く曲がりくねった林道が続き対向車に気を付けながら上がって行きますよ!

対向車に気を付けながら細い林道を15分程バイクで走って到着!

菜の花台07:55

丹沢大山国定公園の身の丈以上の大きさがある石碑と石板造りの地図

(画像は丹沢大山国定公園の石碑と地図)

住所 〒259-1301 神奈川県秦野市羽根1079-5

ブロック舗装の菜の花台駐車場

(画像は菜の花台駐車場)

駐車場は奥に長く十数台停められそう。
下地はブロックで舗装されていて、泥濘の土汚れの心配なし!←山の駐車場で、こういうの地味に助かりますよね。

駐車場向かい側には、複雑な造りの屋根が特徴の男女別トイレ。山にあるトイレとしては◎みなさん安心して用を足してくださいね(*^^)v

大きな屋根の公衆トイレ

(画像は菜の花台にある公衆トイレ)

駐車場奥に進むと、、、!!!ヤマビル注意喚起の貼紙。
著者自身も夏場などに丹沢山系の山に入ると、だいたい気づかないうちにヤマビルに血を吸われてた気がする。。。不思議と吸われている時は痛みがないんですよね。

ヤマビル注意の貼紙

(画像はヤマビル注意の貼紙)

ヤマビル調べてみると
冬以外の3シーズン(4月~11月)ぐらいが活動期で、気温が20度以上の湿度が多い日に活発になるみたいですよ。
現在3月で山頂付近には雪もチラつきますので、問題なしっすね。(この日、早朝の秦野市気温予報が1℃)

展望台

黄色い看板の菜の花台と木造造りの展望台

(画像は菜の花台展望台)

円柱型の木造展望台。高さは3階建て位あるかな。
中央が空洞になっていて、その周りに上下専用の螺旋階段になっています。

下から見上げる渦巻き状の展望台中央

(画像は展望台中央の空洞を下から見上げた風景)

登り入口は南側。
木造特有のギシギシ音をたてながら登って行きます。
螺旋階段の特徴で、幅が狭く先が見えない為に登り降りを分けてるんですかね。

木製の螺旋階段

(画像は木製の螺旋階段)

360度の展望エリア
通路の幅が少々狭いので、みんなで譲り合って歩きましょう。
見どころは、南西の眺望。

円柱型の展望エリア

(画像は展望エリア)

南側 眺望

眼下に秦野市の街並み一望!!湘南海岸、遠くには相模湾!!!
南方面はここよりも低山しかないので、眺望が抜群!ぜひ天気がいい日に来てくださいね(^^♪

青い空と秦野市街、遠くには相模湾の眺望

(画像は南側の秦野市街、相模湾の眺望)

遠くに、、、iPhoneカメラ性能の望遠限界の先に見えるのは、、、ギリ江の島!肉眼だと見つけづらいかも。

中央付近に小さく映る江の島

(画像は江の島の眺望)

西側 眺望

日本一の山、、、富士山🗻
手前の山々を圧倒する大きさの冠雪富士!さすがナンバーワン。

丹沢山系の奥に大きな冠雪富士

(画像は西側の冠雪富士と丹沢山系)

展望台降り口は、北側。
螺旋階段は、中央に向けて階段の奥行きが狭いので気を付けて。なるべく、外側を歩くと奥行きがあるので降りやすいですよ。

駐車場へ戻り県道70号線でさらに山奥にある『護摩屋敷の水』へ。

護摩屋敷の水

住所 〒257-0023 神奈川県秦野市寺山1692

菜の花台からおよそ40分程。ヤビツ峠のさらに山奥、県道70号線沿いにある護摩屋敷の水。
県道70号線から入ると、駅前に良くあるロータリーの円形状になっていて、その中に車が数台分の駐車スペースがあり。
そして専用の出入口があり、ロータリー内は基本一方通行。

護摩屋敷の水利用案内

(画像は護摩屋敷の水利用案内)

先程の菜の花台より標高が高いので、側道には残雪が多く残っていますよ。県道70号線本線には積雪なし(2024年3月)

残雪が残る護摩屋敷の水入口

(画像は護摩屋敷の水入口)

近くで見ると、結構な勢いでゴプゴプと音をたて中央のパイプから湧き出てている。
噴出口は1ヶ所、注ぎ口は4ヶ所あり。

護摩屋敷の水が真上に勢いよく出ている噴出口

(画像は護摩屋敷の水の噴出口)

山奥(秦野市街地から車で50分~60分程かかる)にある湧水ですが、結構な人気スポット!
コンスタントに水を汲みに来る人がいて、中には大きなボトルを数個分を入れに来る人もいてビックリ(;゚Д゚)

著者は積載量がないバイクなので、500mlのペットボトル1本分を勢いよく注ぎ持ち帰ります。

護摩屋敷の水をペットボトルに注ぐ様子

(画像は護摩屋敷の水をペットボトルに注ぐ様子)

実は以前から気になっていた、秦野の名水『護摩屋敷の水』

なぜ?気になっていたかと言うと、去年に秦野市が企画している、移住お試し住宅「TANZAWA LIFE」を実際に移住体験した日の事、忘れもしない移住初体験!初日の夕飯のカレー。
普段家で食べるカレーと同じように作ったカレーがあら不思議、、、ビックルするほど美味しくできちゃったんですよ!

理由は簡単!通常の水道水がシンプルに美味しい。
移住体験説明で役所の方が、秦野の水は美味しいですよって言っていたんですが、正直、、、水道水なんてどこも一緒だと思っていました。

そんな感じの理由で、機会があれば秦野の名水と言われる『護摩屋敷の水』を一度飲んでみたかったんですよね!
紅茶、コーヒーなど飲まれている方は、ぜひ利用してみては。名水のおすすめスポット!
※料理なら断然カレーがおすすめ!

湧水の煮沸処理注意案内板

(画像は湧水の煮沸処理注意案内板)

※塩素消毒をしていないので、煮沸消毒してから飲む方が良いみたい。

大山登山の為、ここから県道70号線を少し戻り、ヤビツ峠に向かいます。

まとめ

前編の菜の花台、護摩屋敷の水までご紹介してきました。

秦野市街地から県道70号線を入り、ヤビツ峠方面へ細く曲がりくねった林道を上がるルートですが、ヤビツ峠まで基本上りが続き秦野市街地ヤビツ峠気温差が結構あります。
バイクで行かれる方は、季節によっては市街地が暖かくても山の上は寒いです。しっかり防寒対策をする事をおすすめしますよ。
車で行かれる方は、林道ということで道幅が狭い箇所がいくつもあります。運転に自信がない方は、本数が少ないですがバスも出ていますので利用すると良いかもしれません。

菜の花台にある展望台。今回は早朝でしたので人がいませんでしたが、昼間などの時間帯で人がいるときは登り降りの螺旋階段幅が狭く歩きづらいので足元に注意が必要です。

護摩屋敷の水を家に帰って、実際に紅茶を飲んでみました。いつも飲んでいるアールグレイの紅茶、口当たりが良く美味しくなっている!さすが秦野の名水。
近くまで来た際には、ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか!

『護摩屋敷の水』の紹介で出てきた、移住お試し住宅「TANZAWA LIFE」の詳細は秦野市ホームページへ。
(※外部サイト秦野市ホームページへリンク)

※著者の移住体験のご質問等あれば、コメント、お問い合わせ等お待ちしております。

次回後編では、ヤビツ峠からの大山登山をご紹介します。お楽しみに!

最後までご覧いただいてありがとうございました。

木造造りの菜の花台展望台

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この記事を書いた人

はむじろう®のアバター はむじろう® 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県、関東広域を中心に行って良かった!おすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
ご当地のおすすめや歩き方、実体験を記事にしてご紹介!

観光の教科書としてぜひ!!

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