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湘南の景勝地!披露山、大崎公園、逗子海岸からのハイキングコースをご紹介【前編】

富士山と江の島

逗子市西側の高台に位置する披露山公園、大崎公園。
高台から望む景色には、湘南海岸、江の島、遠くには伊豆大島富士山などの眺望が神奈川景勝50選として知られ、披露山園内には小規模ながら、サルやウサギなど子供に大人気な種類の動物園があります。
そして両公園は逗子自然の回廊コースにもなっていて、ハイキングコースとしても人気のエリア。

今回はその中でも人気コースである、逗子海岸から披露山、大崎公園を経由するハイキングコースを散策してきたので、見どころおすすめエリアをご紹介!

今回歩いたハイキングコース2部作に分けてご紹介
【前編】逗子海岸から高台の披露山公園

【後編】披露山公園から大崎公園

全行程 2時間45分

逗子海岸 駐車場15分披露山公園10分披露山庭園住宅10分大崎公園35分逗子海岸 駐車場

目次

逗子海岸 駐車場 07:30

車、バイク専用入口がある逗子海岸駐車場

(画像は逗子海岸駐車場)

住所 〒249-0007 神奈川県逗子市新宿5-3−28
※バイク専用駐車場あり

シーズンによって変動する駐車料金

(画像は駐車料金表)

ハイシーズン(7月、8月)の料金設定があるので、事前確認してくださいね。

湘南海岸を横断するように伸びる国道134号線。早朝は道が空いていることもあり、ゆっくり海沿いの景色を満喫しながら到着!
こちらの有料駐車場は、逗子海岸の斜向かい側にあり、ドライブ休憩や周辺の観光拠点などでも便利。

駐車場内は入口から縦に長く、手前がバイク駐車場で奥側が自動車駐車場。

バイク専用入口

(画像はバイク専用入口)

バイク専用駐車スペース

(画像はバイク専用駐車スペース)

逗子自然の回廊コースを紹介している観光ガイドマップ

(画像は現地観光ガイドマップ)

今回紹介する周辺マップ。
現在地から『披露山公園』『披露山庭園住宅』『大崎公園』のルートで歩いて行きますよ

ここから、最初の目的地『披露山公園』まで歩いて行きます。

駐車場奥の出口付近にある黄色いポール

(画像は駐車場の奥の出口)

出口を左、披露山公園へと続くハイキングコース。

披露山公園へと続く急勾配な先が見えない階段

(画像は披露山公園へと続くハイキングコース入口)

想像してたより、コンクリートで綺麗に整備されているコース!なんですが、、、いきなり急勾配の階段で先が見えん!
いきなり全力で山登り!!

ひたすら無心で登って行きます。

途中からは道が未舗装の悪路に!道が狭く、沿いには巨人を遮る壁が続いています。

土がむき出し状態のハイキングコース

(画像は悪路のハイキングコース)

壁沿いに進むと分かれ道。真っ直ぐ進むと逗子駅方面。左に登ると披露山公園方面。
披露山公園までのコースで分かれ道はここだけ!

ハイキングコースの分かれ道

(画像は分かれ道)

分かれ道に目立つ案内板はありませんが、津波避難の案内板が目印。

登りのハイキングコースにある津波避難の案内板

(画像は披露山公園へと続く道)

完全に森に囲まれた登山道で、急勾配が続きます。
登山道は日があまり当たらず湿気ている状態。特に木の根っこなどはスリップ注意!

広葉樹が広がる日があまり当たらない湿気ている登山道

(画像は披露山公園へと続く登山道)

お!何か公園駐車場入口っぽい。

木々に囲まれた登山道最後の階段

(画像は登山道出口付近)

披露山公園 07:50-08:30

披露山公園内にある神奈川景勝50選の石碑

(画像は披露山公園石碑)

住所 〒249-0007 神奈川県逗子市新宿5-4−1

披露山公園案内図

(画像は現地披露山公園案内図)

披露山公園

披露山は逗子市の西側に位置する、高さ100mほどの台地です。
披露(ヒロ)の名は「ひらきあらわす」という、めでたいこと、良いことを公表する意味があり、鎌倉時代将軍に献上物を披露した所、あるいは献上の品物を披露する役人が住んでいた所ともいわれています。

披露山公園は、昭和33年(1958)年6月7日に開園しました。敷地面積は5,8ha、公園の広場は第二次世界大戦時に海軍の高射砲陣地があったところで、三つの高射砲座(直径12m)と監視所の地下室が残されていました。

これらを利用して、砲座を展望台と円形花壇及び猿舎に、監視所跡にはレストハウス等を設けています。

(※出典元:現地説明文を一部抜粋)

駐車場

営業時間08:30~16:30 (無料)
自転車、バイク専用駐車スペースあり
※大崎公園の利用者も駐車可
HELLO CYCLING ステーションエリア完備(レンタルサイクル)

営業時間以外は出入口にチェーンが掛かっているので出入り不可。

逗子海岸駐車場から約20分。標高約85m。スタートの駐車場からは80m登ったことになりますね。
今回のハイキングコースを登り切って、最初に足を踏み入れる所はこの駐車場になります。見た感じ30台ぐらいは駐車できそう。

奥に白鉄塔が見渡せる披露山公園駐車場

(画像は披露山公園駐車場)

披露山公園駐車場にある標高案内板

(画像は披露山公園駐車場の標高)

初めて来た公園で、右も左も分からんから、とりあえず奥に見える白い鉄塔を目指して歩いてみる。
駐車場の営業時間外なので人影がほぼなし。ゆっくり散策出来そう!

車止めのポールが立っている。ここが公園の入口かな。

ステンレスポールがある公園入口

(画像は公園入口)

レストハウス

大きな屋根の平屋建てレストハウス

(画像はレストハウス正面)

公園内で最初にお目見えする施設のレストハウス。
外観は正面が開放的なガラス張りで大きな屋根が特徴の平屋建て、広めなウッドテラス、大きなヤシの木がそれらしい雰囲気を出してますよ。

室内には多目的スペース(おむつ交換、授乳、着替えなどに利用)、小休憩が出来るテーブルや椅子、小動物の標本、軽食(焼きそば)も提供しているそうです。

個室になっている多目的スペース

(画像は多目的スペース)

天井が高いレストハウス室内

(画像はレストハウス室内)

その中で目に付いたこのロッキングチェア!
ゆったりとした背もたれ、ひじ掛けの高さがちょうど良く出来ていて、ゆっくりできます。ぜひ腰をかけてください!おすすめですよ。

赤目の漆塗りしたロッキングチェア

(画像はロッキングチェア)

小動物舎

早朝(08:00頃)の小動物舎はロールカーテンが閉まっていて、動物は見れない状態。。。
なぜか一番左端のアヒル舎だけロールカーテンがない!!アヒルさん、、、寒さに強いのかな?

ロールカーテンが閉まっている小動物舎

(画像は営業時間外の小動物舎)

帰りの9時以降にはロールカーテンが開いていたので、駐車場営業時間内で見学可能っぽい。

金網で出来ている横並びの小動物舎

(画像は営業時間内の小動物舎)

想像の10倍は小動物います!!
思ったより小動物の種類が多く、特に小さなお子様連れなんかは喜ぶかも!

アヒル、カメ、鶏、インコ、モルモット、ウサギ、クジャクなどの種類がいます。写真で一部をご紹介!

赤い頭と茶色い毛色が特徴の名古屋コーチン

(画像は名古屋コーチン)

色とりどりの経路をしているモルモットが密集している

(画像はモルモット)

インドクジャクの説明文

(画像はインドクジャクの説明文)

各舎に動物たちの分かりやすい説明文があり、勉強になります。

ここにいる小動物のチョイスが懐かしい(昭和生まれ)。子供の頃小学校に必ず飼っていた動物たち。
今でも疑問なんですが、各小学校にクジャクって必ず1羽以上いませんでしたか?なぜクジャクを飼うのか、、、不思議です。

猿舎

ドーム状の金網が特徴の猿舎

(画像は猿舎)

ドーム状の金網が特徴の猿舎。砲座跡ということもあって、半地下の造り。
エサの給餌時間11時15分←こういうの動物園の楽しみの一つですね

こちらのおサルさん、みんなに名前がついていてそれぞれの特徴が説明書きとして案内されています。

お猿さんたちの説明書き

(画像はおサルさん紹介)

おサルさんの後ろ姿って、なんか愛らしいですよね。後ろ姿のモフモフ感たまらん!

身を寄せ合っているお猿さんたち

(画像はおサルさん)

展望台 標高約92m

(画像は円柱型の展望台)

円柱型の展望台。中央には上り下りの螺旋階段。展望台からの眺望は別格!
ぜひ天気が良い日に来てください!!ここからの富士の眺望は別次元で披露山公園内で一番おすすめスポット

青空の逗子マリーナ、江の島、富士山の眺望

(画像は手前から逗子マリーナ、江の島、富士山)

江ノ島と雪冠の富士山

(画像は江の島、富士山)

展望台からの眺望説明書き

(画像は展望台からの眺望)

展望台下にはベンチがあり、階段を使えない人はここでゆっくりするもの良いですよ!
実は展望台1階と2階の景色を見比べてみましたが、、、あまり大差ないかな。どちらも景色が

逗子八景 展望台

公園の岬に位置する展望台。
こちらの展望台はバリアフリーになっていて、車いすでも来ることが可能。

逗子八景 『披露山の暮雪』
経年劣化でジグソーパズルみたいな状態の現地案内板には、昭和25年頃の実際の暮雪の写真の説明書きがあります。
近年の異常気象では、夕暮れに降る雪は見ることはないかな、、、。

披露山の暮雪の写真と説明書き

(画像は現地案内板、披露山の暮雪)

逗子八景からの眺望

遠くに見える八丈島

(画像は大島)

葉山マリーナ、長柄桜山方面

(画像は葉山マリーナ、長柄桜山方面)

草木の奥に見える雪冠の富士山

(画像は富士山、江の島、逗子マリーナ)

まとめ

前編の逗子海岸から披露山公園までをご紹介してきました。

海岸沿いの海抜から80mを一気に披露山公園まで上がるハイキングコースは、前半は整地された階段でしたが、後半になると土や木の根っこなど足元が不安定な登山道になっていて、滑りにくい靴が必要だと感じました。

披露山公園内では動物舎、レストハウス、展望台など各施設が充実していて、特に小さいお子様がいる家族向けおすすめの印象。
写真は撮ってないですが、小さい子供向けの遊具(滑り台、ブランコ、シーソーなど)も充実。

園内自体は1~2時間で十分楽しめるので、半日など遊ぶ予定がある人は後編でご紹介するハイキングコースの大崎公園まで足を延ばして歩くのもおすすめですよ!
次回後編は、披露山庭園住宅を抜けて大崎公園までのコースをご紹介いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

富士山と江の島

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この記事を書いた人

はむじろう®のアバター はむじろう® 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県、関東広域を中心に行って良かった!おすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
ご当地のおすすめや歩き方、実体験を記事にしてご紹介!

観光の教科書としてぜひ!!

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