※この記事はプロモーションを含みます
※本記事は実際の体験をもとに作成しています
静岡県川根本町の山深い場所を走る、大井川鐵道井川線。
この路線には、日本で唯一現役で乗車できる「アプト式列車」が走っています。
ですが調べ始めると、
・アプト式列車って何?
・本当に乗る価値ある?
・奥大井湖上駅までどれくらいかかる?
・子ども連れでも大丈夫?
・混雑や注意点は?
こんな疑問を持つ方も多いと思います。
この記事では実際に千頭駅から奥大井湖上駅まで乗車した体験をもとに、モデルコース・注意点・見どころをまとめました。
レトロ列車に揺られながら秘境駅へ向かう旅。
想像以上に「乗る時間そのもの」が楽しい鉄道旅でした。
この記事で分かること
✓ アプト式列車の乗車方法
✓ 千頭駅〜奥大井湖上駅モデルコース
✓ 混雑や注意点
✓ 子ども連れで乗った感想
✓ 奥大井湖上駅までの見どころ
今回のモデルコース (約5時間 前編・後編)
08:50 音戯の郷
09:00 千頭駅
09:57 アプトいちしろ駅
10:08 長島ダム駅
10:22 奥大井湖上駅
【今回のモデルコースの注意点】
・井川線は本数が少ない
・夏場は車内がかなり暑い
・窓側席は早め乗車がおすすめ
・奥大井湖上駅到着後も歩く場面あり
・子ども連れは飲み物多め推奨
・帰りの列車やバス時刻は事前確認がおすすめ
井川線は本数が少なく、季節や運行状況で変更もあります。
出発前に時刻表・運行情報は 大井川鐵道公式ホームページ で確認できます。
千頭駅観光の拠点「音戯の郷」へ
今回の旅のスタート地点は井川線始発駅「千頭駅」。
車利用なら、駅前にある「音戯の郷」を観光拠点にするのがおすすめです。
駐車場が広く、駅まで徒歩すぐ。
本数が少ない井川線では、この近さがかなり助かります。
朝早めに到着しましたが、すでに観光客や鉄道ファンの姿がちらほら。
休日や連休は混雑することもあるため、余裕を持った到着がおすすめです。

道の駅オープン前ですが、駐車場は開いているみたい。警備員の指示に従い空いている場所に駐車。
また周辺はコンビニがありませんでした。
飲み物・軽食・子どものおやつは千頭駅売店で準備しておくと安心。
駅前の静かな雰囲気が、これから始まる秘境旅への期待を高めてくれました。
千頭駅|レトロ鉄道旅の始まり

千頭駅に到着して最初に感じたのは、時間の流れが少しゆっくりなこと。
駅前広場は広々としていて、朝の時間帯は驚くほど静か。
観光地の駅にありがちな慌ただしさはなく、聞こえるのは鳥の声や時折走る車の音ぐらいでした。
駅舎はどこか懐かしい雰囲気。

入場券150円を買えば中に入れるよ。
レトロ感が残る外観と落ち着いた色合いが、これから向かう山岳路線の空気感とよく合っています。
駅前を見渡すと、SLや井川線を目的に来た観光客、登山装備の人、カメラを持った鉄道ファン。
さまざまな旅人が集まっていますが、不思議と騒がしさはありません。
改札へ近づくと、アナログ掲示板、硬券切符、レトロな売店。

今では珍しい硬券乗車券。見たことない人もいるのでは?奥大井湖上駅までは片道720円
最近ではあまり見かけなくなった景色が続きます。
ホームへ入ると赤い井川線車両が待機。

紅白のラインが特徴の井川線。〝各務原なでしこ〟がお出迎え!
小ぶりな車体を見た瞬間、
「これから山奥へ行くんだな」
という気持ちが一気に高まりました。
出発15分前。
ホームはまだ静か。
ですが発車時間が近づくと、少しずつ人が増え始め、気付けばほぼ満席状態。

出発5分前にもなると人が次から次へと乗車。写真ではわかりづらいですがあっという間に満席状態。
秘境路線らしい静けさと、旅立ち前の高揚感。
千頭駅は単なる始発駅ではなく、旅気分をゆっくり作ってくれる場所でした。
大井川鐵道ってどんな鉄道?歴史と魅力を簡単解説
大井川鐵道といえばSLが有名ですが、それだけではありません。
現在は、
・SL列車
・レトロ私鉄車両
・トーマス号
・日本唯一のアプト式列車
など、多彩な観光列車を運行しています。
そして現在運行している大井川本線(金谷駅→川根温泉笹間渡駅)、井川線(千頭駅→井川駅)の2路線に分かれています。
普段慣れ親しんだ列車とは違う、そしてどこか懐かしいさを感じるレトロ調の雰囲気の列車が運行している珍しい路線。

千頭駅に停車中のトーマス号
井川線が作られた理由は、ダム建設や資材輸送。
急峻な地形を走る必要があったため、特殊な山岳鉄道として発展しました。
つまりこの路線は、単なる移動手段ではありません。
今も残る“鉄道文化そのもの”を体験できる路線です。
乗車前に知っておきたい井川線の注意点

実際に乗って感じたポイントをまとめます。
【良かった点】
・車窓が素晴らしい
・レトロ感抜群
・唯一無二の体験
【注意点】
・本数が少ない
・エアコンなし
・休日混雑
・揺れ音大きめ
・夏かなり暑い
特に真夏。
これは想像以上です。
車内は窓全開。
風は入りますが暑さ対策必須。
飲み物は多めがおすすめです。
山岳鉄道なので揺れも強め。
酔いやすい方は対策すると安心。
ですが、その不便さも含めて旅らしさを感じました。
運休や時刻変更もあるため、出発前には最新の運行情報を 大井川鐵道公式サイト で確認しておくと安心です。
井川線は本数が少なく、奥地まで行くほど時間に余裕が必要です。
実際に巡って感じたのは、日帰りだと少し慌ただしいこと。
千頭駅周辺や川根本町周辺で前泊・後泊すると、かなり余裕を持って楽しめます。
特に家族連れや夏場は、無理せず1泊旅にするのもおすすめです。
車窓が主役|山岳鉄道らしい景色が続く

列車が走り始めると、景色が一気に変わります。
大井川。
赤い鉄橋。
山々。
小さなトンネル。
窓を開けると、
鉄の匂い。
風。
川の音。
五感で楽しむ鉄道旅が始まります。
特にエメラルドグリーン色の川と赤い橋の組み合わせは圧巻。
最近の快適な列車では味わえない、少し不便で少し騒がしい旅。
それが逆に心地よく感じました。

普段と違う電車に戸惑う息子は正座で乗車
アプトいちしろ駅|日本唯一のアプト式連結
千頭駅を出発して約1時間。
山深い景色の中を進むと、列車はアプトいちしろ駅へ到着します。
ここは井川線の中でも特別な駅。
なぜなら、日本で唯一現役で乗車できる「アプト式列車」の連結作業が行われる場所だからです。
アプト式とは、急勾配を登るための特殊な鉄道システム。
この先の長島ダム駅方面には、日本有数の急勾配区間が続くため、通常の車両だけでは登ることができません。
そこで登場するのが、専用のアプト式電気機関車。
後ろから列車を押して急坂を登る、まさに縁の下の力持ちのような存在です。

車掌さんの掛け声と旗信号ともに連結作業が始まります。
アプトいちしろ駅に停車すると、間もなく専用機関車の連結作業が始まります。
停車時間は意外と短め。
ゆっくり写真を撮っていると、あっという間に作業が進んでしまいます。
連結シーンを見たい方は、停車後すぐにホームへ降りて後方へ向かうのがおすすめ。
車掌さんの掛け声とともに進む連結作業は迫力があり、ここでしか見られない貴重な光景です。
金属音が響き、
「ガシャン」
という連結音とともに機関車が接続。
鉄道好きでなくても思わず見入ってしまいます。
ホームにはトイレもあるため、小休憩にも便利。
ただし、見学後は発車時間に注意しながら早めに座席へ戻りましょう。
連結が終わると、いよいよ急勾配区間へ。
列車は専用機関車に押されながら、ゆっくり山を登っていきます。
普段乗る鉄道では味わえない“山岳鉄道らしさ”を最も感じる瞬間でした。

急勾配区間をグングン登って行くアプト式電気機関車
長島ダム駅|巨大ダムが現れる絶景区間

車窓の奥に見える横長のコンクリート建造物が長島ダム
急勾配区間を越えると、突然見えてくる巨大なコンクリート建造物。
長島ダムです。
深い山の中に巨大ダム。
このギャップが面白い。
ここでアプト機関車とはお別れ。
奥大井湖上駅まではあと少しです。

赤い鉄橋の先が奥大井湖上駅
奥大井湖上駅に到着

千頭駅から約1時間。
赤い鉄橋を渡った先。
ついに秘境駅へ到着。
最初の感想。
「思ったより秘境。」
周囲は湖と山だけ。
駅というより自然の中に浮かぶ場所でした。
ここから後編では、
・湖上カフェ
・秘境ウォーク
・展望所
・絶景スポット
を詳しく紹介します。
奥大井湖上駅は、この先へ続く井川線旅の途中地点でもあります。
さらに奥へ進むと、接岨峡温泉や井川ダム、廃線小路など、より秘境感の強いスポットも。
奥地エリアまで巡るなら、別記事にて詳しく紹介しています。
大井川鐵道井川線にある接岨峡温泉・井川ダム散策スポットをご紹介 | はむじろう® の行けばわかるよ 観光地
子ども連れ(3歳前後)で乗って感じた注意点
小さな子ども連れでも十分楽しめます。
ただし準備は重要。
【良かった点】
・トンネルが多く飽きにくい
・景色変化が大きい
・鉄橋で大興奮
・約1時間乗車で耐えやすい
【注意点】
・暑さ対策必須
・トイレタイミング重要
・揺れと機械音大きめ
・駅ホーム段差あり
・奥大井湖上駅は階段多め
特に役に立つ持ち物。
・飲み物
・帽子
・おやつ
・携帯扇風機、ネッククーラー
・着替え
秘境鉄道ですが、子どもと一緒でも十分楽しめる旅でした。
旅行に出かける前に、必要な物をそろえて準備をしておくと安心です。
まとめ
日本唯一のアプト式列車。
レトロ車両。
急勾配。
車窓。
アプト連結。
奥大井湖上駅へ向かう時間そのものが旅でした。
本数が少なく少し不便。
ですが、その不便さも含めて魅力。
奥大井湖上駅へ行くなら、まずはこの列車旅から始めてみてください。
次回後編では、奥大井湖上駅の絶景・グルメ・秘境ウォークを紹介します。
秘境駅「奥大井湖上」絶景スポット&グルメをご紹介 【後編】 | はむじろう® の行けばわかるよ 観光地
千頭駅/アクセス



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コメント一覧 (4件)
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