静岡県の駿河湾に位置する伊豆半島は、都心からのアクセスが良く、海、山、温泉など様々な観光資源がある立地で、一度は観光などで行かれた方もいるのではないでしょうか。その為にご紹介が必要ないぐらい有名観光地エリアで、私も何度も足を運んだエリアです。
そんな伊豆半島の西側に位置する西伊豆エリアを中心に2日間の日程で再度観光の楽しみ方を見つけて来たので前編、中編、後編と長編になりますが記事にしましたので最後までご紹介させてください。
1日目 全行程 1時間15分
宇久須港 黄金崎公園
国道136号線を南伊豆方面へ南下し、西伊豆エリア屈指のサンセットスポット『黄金崎』へと向かいます。
画像は国道136号線を撮影
宇久須港(うぐすこう) 15:45
画像は宇久須港を撮影
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須
国道136号線から少し脇に道を入るとある黄金崎の北側に位置する小さな漁港。
ここには、珍しい赤色の灯台があるみたいなので、黄金崎に行く前に見に行ってみようと思います。
漁港に一際目立つ大きなコンクリート造りの芝川水門。
こちらの近くにバイクを停めて防波堤にある灯台まで歩いて行ってみますよ!
画像は宇久須港芝川水門を撮影
漁港の湾に沿って歩く事2~3分で防波堤に着きます。
防波堤の両サイドには釣り人が沢山いる、よく見る光景ですね。
そして防波堤の先端に見えるのが、噂の?赤い灯台。
赤いタイルの灯台 15:55
画像は宇久須港にある灯台を撮影
初点 昭和58年11月 初点記念プレート
現在令和5年ですので、今から40年前の灯台ですね。
因みに、初点の読みは、、、はつてん?ですかね。(無知ですいません💦)
もし初点の読み方わかる方がいたら、ぜひコメントで教えてもらえたら助かります。
画像は初点記念プレートを撮影
青い海と青い空に映える赤というか朱色の灯台。
造りはコンクリートで表面に朱色のタイルが貼ってある、多分珍しい灯台です。
通常、灯台というと白色のコンクリート造りを想像しますが、朱色の灯台は他に見たことがなかったので、、、
昼間でも位置を知らせやすいんですかね。
そろそろ日の入りが近づいてきましたので、サンセットが見える黄金崎へと向かいますよ(^^♪
バイクで1~2分南下すると、ガラスで出来た円柱状の建物が特徴の黄金崎クリスタルパークがあります。
その裏側のトンネルを抜け最初に見えるのが『根合駐車場』。広々としたエリアでゆったりと駐車できますよ。
画像は根合駐車場前で撮影
こちらの駐車場は夕日が見える黄金崎岬の手前で、近くには海水浴場、キャンプ場がありそちらを利用する方はここで駐車するのがベターかな。
夕日が見える展望台、馬ロックが見える岬を見るのは、もう少し先の『こがねすと駐車場』が便利です。
バイクで1~2分程走らせると到着します。
黄金崎公園 (こがねすと駐車場)16:15-17:00
画像は黄金崎公園石碑を撮影
住所 静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須3566-7
黄金崎岬の最先端にある『こがねすと駐車場』日没の約30分前には、ほぼ満車状態ですよ。
こちらの駐車場にバイクを停めて、夕日を見ながら遊歩道を散策したいと思います。
画像はこがねすと駐車場を撮影
今回歩く遊歩道のコースは西の岬沿いを、①~③の順に歩いて行きますね!
①展望台
↓
②サンセットデッキ
↓
③富士見の丘
画像は黄金崎公園案内図を撮影
絶景の夕日巡りスタート!!
展望台
駐車場のすぐ脇にある高台の展望台。
ウッドデッキで作られていて、展望エリアは上下の2層に分かれています。どちらの展望エリアも特徴的な絶景が見れますよ。
下段の展望エリアは『馬ロック』が目の前に見え、上段の展望エリアは西側の駿河湾方面の夕日が良く見えます。
下段の展望エリア
画像は展望台からの馬ロックを撮影
馬ロック 日本奇岩百景
ここの海には金塊が眠ると言われ、その上に立つ馬の形をした岩は勝負運に強いとされるパワースポットとして有名です。
黄金色の馬ロックはここが一番迫力ある形で見れますよ。
上段の展望エリア
こちらでは一番高いエリアで、黄金崎の岬全体を見渡せます。
高台の為に遠く駿河湾には夕日がきれいに見えます。
画像は展望台からの馬ロックを撮影
画像は展望台からの夕日を撮影
ここから見える特徴的な黄金色をした岩肌。
もともとは海底火山の噴出で出来たものでしたが、長い年月で高温の温泉水や地熱によって岩に含まれる成分などが変化し、変色したものです。そうして火山の熱で作られた珪石鉱山はガラスの材料として地域の産業として栄えてました。西伊豆宇久須エリアの特徴ですね。
因みに三島由紀夫の著者「獣の戯れ」の中で黄金崎の描写がありますよ。
遊歩道入口 16:25
画像は遊歩道入口で撮影
駐車場横にある遊歩道入口。
遊歩道入口横にはハート形のオブジェがあり、ハートの中から遠く海の地平線が見えます。
下の土台の石板には「邂逅」(かいこう)の文字が刻まれていて、オブジェのハートが大切な人との巡り合いの意味合いがあるのかな、、、
画像はハート形のオブジェ前で撮影
階段を岬方面に下って行きます。
遊歩道は人がすれ違いが出来るぐらいの幅で、きちんと整備されて歩きやすいです。
先程の高台の展望エリアと違い、低い位置にあるので夕日が違う見え方が楽しめますよ♪
ススキと夕日
画像は遊歩道で撮影
サンセットデッキ 16:30
夕日の写真を撮りながら遊歩道入口から5分程で到着です。
岬に少しせり出した広めのウッドデッキでベンチもあり。
人気写真スポットなので、人が沢山います。人が多すぎて写真が撮りずらいかな。
両サイドに海から吐出した岩肌と中央駿河湾には黄金色した夕日!
画像はサンセットデッキからの夕日を撮影
遠目から見たサンセットデッキ
画像はサンセットデッキを撮影
富士見の丘 16:35
遊歩道の最奥にある展望台。入口から10分程で到着。
ここは高台になっていて、見晴らしが良く遊歩道、駿河湾を一望できます。
大きな岩山の先の夕日
画像は富士見の丘からの夕日を撮影
岬沿いの遊歩道はここで終点。
ここからは、一番良さそうな日の入りが見えるエリアで日没時間まで待ちますよ。
遊歩道から見える夕日はどこからみても綺麗に見えますが、一番印象が良かったのはサンセットデッキでしたので、ここで日の入りまで待つことに!
なぜサンセットデッキに決めたかと言うと、日没時間の遊歩道はどこも人が多いですが、サンセットデッキは唯一ベンチがあり、日没までの時間を待つのにちょうど良いかなぁ。←人が多すぎて多分座れない、、、。
地平線に夕日が沈んでいく様は、日々の日常が流れ作業のように過ぎていくのに対して、一日ずつの区切りが認識できる貴重な時間。
見る見るうちに夕日が沈んでいきます。
画像はサンセットデッキでの夕日を撮影
完堕ち(地平線上)
灰色と黄金色色彩のグラデーションが絶妙です。
画像は夕日の完堕ち(地平線上)を撮影
日没後はすぐに暗くなるので、遊歩道から駐車場へ戻ります。
こがねすと カフェ 16:55
画像はこがねすとカフェ前で撮影
駐車場のすぐわきに併設されているカフェ、観光案内所。
営業時間 9:00~17:00
火曜定休
入口に入ると目の前になでしこの等身大?パネルがお出迎え!
アニメで見るよりパネルの方が大きく見栄えがいい!
画像は『ゆるキャン△』各務原(かがみはら)なでしこ前で撮影
『ゆるキャン△』アニメ2期の舞台となった伊豆半島。聖地巡礼としてもおすすめですよ!
日没後に来ると、営業時間ギリギリでゆっくりできないので、利用する方は夕日を見る前早めに来ることをお勧めしますよ!
本日1日目の黄金崎エリア観光はここまでにして、西伊豆エリアで1泊し明日の観光に備えます。
2日目は西伊豆にある恋人たちの聖地恋人岬、青の洞窟で有名な堂ヶ島エリアををご紹介いたしますよ!
まとめ
西伊豆観光の1日目は宇久須、黄金崎をご紹介してきました。
宇久須港は小さな港町で釣り人で賑わいを見せていました。
その中で朱色をしたタイル張りの灯台は珍しではないでしょうか。私は見たことなかったので、、、。
珍しい灯台を見るだけでも訪れる価値があると思います。
黄金崎は名前に恥じない景勝地でした。
まず、第一印象は本当に黄金色をした海から突き出た大岩!夕日と岩肌の相性が良くいつまでも見てられますが、夕日の僅かな時間しか見れないというレア度がある為か、プレミアム感は一層大きく感じます。
人気観光地で且つ、見られる時間も限られているので、観光客の集中は避けられませんが岬沿いの遊歩道なら基本どこで見ても綺麗に夕日を拝むことが出来ますよ。
夕日の時間に立ち寄れた際は、ぜひこの素晴らしい景色をみなさんと共有してみたいですね。
ここで1日目が終わりましたが、2日目はもう少し南下し恋人岬、堂ヶ島周辺を観光してきましたので、次回中編もお楽しみください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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