※この記事はプロモーションを含みます。
※記事内容は実際に現地を訪問した体験をもとに作成しています。
※訪問時点の情報です。営業時間・施設情報は変更される場合があります。
西伊豆は「夕陽日本一」を掲げるほど、夕景の美しさで知られるエリア。
ですが実際に訪れて感じた魅力は、夕日だけではありませんでした。
小さな港町の静かな風景。
海底火山が作った黄金色の岩肌。
そして、駿河湾へ沈んでいく夕日。
今回は西伊豆2日旅の前編として、宇久須港から黄金崎まで、夕暮れに染まる西伊豆を巡った体験をご紹介します。
今回巡ったコース
1日目(約1時間15分)
宇久須港
↓
黄金崎公園
↓
サンセット観賞
日没時間を狙うなら、夕日の30~45分前到着がおすすめです。
宇久須港(うぐすこう) |珍しい朱色の灯台がある静かな港町

到着時間:15:45
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須
国道136号線から少し脇道へ入ると、小さな漁港があります。
観光地感は強くありません。
ですが、この素朴さが良い。
漁港特有のゆっくりした空気が流れています。
まず目につくのが大きな芝川水門。
ここにバイクを停め、防波堤へ歩きます。
防波堤までは約2〜3分。
両側には釣り人が並び、静かな港の日常風景が広がります。
そして先端に見えてくるのがこちら。
宇久須港の朱色タイル灯台

西伊豆で最初に驚いたのがこの灯台。
一般的な白い灯台ではなく、朱色タイル張り。
青空と海に映えてかなり印象的です。
灯台プレートを見ると、
初点:昭和58年11月
「初点(しょてん)」とは、灯台が最初に点灯した日のこと。
1983年から海を見守り続けてきた灯台になります。
派手な観光スポットではありません。
でも、こういう何気ない場所が旅の記憶に残るんですよね。
黄金崎へ移動|夕日スポットへ向かう
宇久須港から国道136号線を南へ数分。
黄金崎クリスタルパーク付近のトンネルを抜けると、最初に見えてくるのが「根合駐車場」です。

根合駐車場は広さに余裕がある
さらに岬方向へバイクで1〜2分ほど走ると、黄金崎観光の拠点となる「こがねすと駐車場」に到着します。
位置関係としては、
根合駐車場 → こがねすと駐車場 → 黄金崎岬
の順になっています。
今回私は夕日観賞と遊歩道散策が目的だったため、岬に最も近い「こがねすと駐車場」を利用しました。
海水浴場やキャンプ場を利用する場合は、手前にある根合駐車場の方が便利です。
黄金崎公園(こがねすと駐車場)

夕暮れ時は混雑が予想される。こがねすと駐車場
到着時間:16:15
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須3566-7
岬の入口にある駐車場で、黄金崎遊歩道や展望台へアクセスしやすい場所です。
私が訪れた日は日没が近づくにつれて観光客が増え、夕方にはほぼ満車状態になっていました。
バイクは比較的停めやすいものの、夕日を目的に訪れる場合は日没の30〜45分前には到着しておくと安心です。
駐車場選びの目安
根合駐車場
- 黄金崎海水浴場利用
- キャンプ場利用
- 混雑時の予備駐車場
こがねすと駐車場
- 黄金崎遊歩道散策
- 馬ロック観賞
- 夕日観賞
- 観光案内所利用
黄金崎遊歩道散策スタート

遊歩道入口横にあるハート形のオブジェ。土台の石板には「邂逅」(かいこう)の文字、ハートが大切な人との巡り合いの意味合いが込められている。
今回歩くルートはこちらです。
展望台
↓
サンセットデッキ
↓
富士見の丘
夕日が沈むまでのわずかな時間ですが、黄金崎には海沿いの絶景を楽しめる遊歩道が整備されています。
高台から岬全体を見渡せる展望台、海へ張り出したサンセットデッキ、そして遊歩道最奥にある富士見の丘。
それぞれ見える景色が異なり、歩くたびに新しい表情を見せてくれるのが黄金崎の魅力です。
それでは、夕暮れに染まり始めた黄金崎を歩いてみます。
駐車場を出ると、潮の香りを含んだ風が岬を吹き抜けていました。
遠くには駿河湾、その先には水平線。
まだ日没までは少し時間がありますが、岬全体がゆっくりと夕暮れ色へ変わり始めています。
黄金崎の魅力は、ただ夕日を見るだけではありません。
夕日が沈むまでの時間、刻々と変化する光と景色を眺めながら歩くことそのものが、この場所の楽しみ方だと思います。
展望台
まず最初に向かったのは、駐車場のすぐ横にある展望台。
ウッドデッキで整備された展望スペースは上下2層に分かれていて、それぞれ異なる景色を楽しめます。
下段展望スペース
馬ロック 日本奇岩百景
ここの海には金塊が眠ると言われ、その上に立つ馬の形をした岩は勝負運に強いとされるパワースポットとして有名です。

黄金色の馬ロックはここが一番迫力ある形で見れました
下段からは黄金崎を代表する奇岩「馬ロック」が目の前に見えます。
馬が立ち上がっているようにも見える独特の形をした岩で、黄金色の岩肌との組み合わせが印象的です。
夕日に照らされる時間帯になると、さらに存在感が増して見えます。
上段展望スペース

上段は黄金崎全体と駿河湾を見渡せる特等席。
視界を遮るものがほとんどなく、水平線まで続く海の景色が広がります。
ここから見る黄金色の岩肌は、実は海底火山の活動によって生まれたもの。
長い年月をかけて熱水や地熱の影響を受け、現在の特徴的な色合いになったそうです。
黄金崎という名前にふさわしい景色ですね。
サンセットデッキ 16:30

人気夕日スポットのサンセットデッキ。デッキも広めですが人も多いい
遊歩道入口から歩いて約5分。
岬から海へ張り出すように設置されたウッドデッキです。
黄金崎の遊歩道の中でも特に人気が高く、夕方になるにつれて多くの人が集まってきます。
遊歩道をひと通り歩いてみましたが、個人的に夕日を見るならここが一番おすすめでした。
目の前には駿河湾。
視界を遮るものがほとんどなく、海へ沈んでいく夕日を真正面から眺めることができます。
ベンチに腰掛けながら海を眺めていると、青かった海面が少しずつ黄金色へ変化していきます。
波の音だけが静かに響き、観光地であることを忘れてしまうような穏やかな時間でした。
日没前の注意点
日没が近づくと人が一気に増えます。
特に休日や連休はベンチが埋まってしまうこともあるため、少し早めの到着がおすすめです。
また、日没後は想像以上に早く暗くなります。
遊歩道は整備されていますが、スマートフォンのライトや小型ライトがあると安心です。
海沿いは風が強い日も多く、春や秋でも体感温度が下がるため、羽織るものを1枚持参すると快適に過ごせます。
富士見の丘 16:35

遊歩道の最奥にある高台の展望スポット。
入口から歩いて約10分ほどで到着します。
ここからは遊歩道全体と駿河湾を見渡すことができ、開放感は遊歩道の中でも随一です。
高い位置から眺める景色は迫力があり、夕日だけでなく黄金崎の地形そのものを楽しめます。
夕日を間近で感じるならサンセットデッキ。
景色全体を眺めるなら富士見の丘。
そんな印象でした。
黄金崎の夕日
日没が近づくにつれ、遊歩道には夕日を待つ人たちが集まってきます。
私もサンセットデッキに戻り、その瞬間を待つことにしました。

サンセットデッキからの夕陽日本一の風景
夕日は想像以上に早く沈みます。
ほんの数分前まで空高くあった太陽が、気付けば海と一体になるように水平線へ吸い込まれていきます。
黄金色の岩肌。
静かな駿河湾。
オレンジ色から紫色へ変化する空。
その景色を眺めていると、時間がゆっくり流れているようでいて、実際には一瞬で過ぎ去ってしまうことに気付かされます。
旅先で見る夕日は何度も経験していますが、黄金崎の夕日は特別でした。
黄金色の岩肌と夕日の組み合わせは、まさにこの場所でしか見られない風景。
「日本一の夕陽」と呼ばれる理由を、実際に見て初めて実感できた瞬間でした。

夕日の完堕ち(地平線上)
こがねすと|夕日鑑賞の前に立ち寄りたい観光案内所&カフェ

営業時間:9:00~17:00
火曜定休
黄金崎公園の駐車場に隣接する観光案内所兼カフェ。
夕日を見終えてから立ち寄ったのですが、到着した頃には閉店時間が迫っており、残念ながら館内をゆっくり見て回ることはできませんでした。
館内には観光案内コーナーやお土産売り場があり、西伊豆周辺の観光情報も充実しているようです。
入口では『ゆるキャン△』に登場する各務原なでしこの等身大パネルがお出迎え。

思っていた以上に存在感があり、ファンの方なら思わず写真を撮りたくなるスポットでした。
また、カフェスペースからは黄金崎の景色を眺めながら休憩できるため、遊歩道散策の前後に利用するのも良さそうです。
今回は営業時間ギリギリの訪問だったため駆け足になってしまいましたが、次回訪れる機会があれば、夕日を見る前に立ち寄ってゆっくり過ごしてみたいと思いました。
これから黄金崎を訪れる方は、ぜひ日没前の時間帯に立ち寄ってみてください。
まとめ|黄金色に染まる西伊豆の入口
西伊豆1日目は、宇久須港の静かな港町から始まり、黄金崎の夕景へと続く時間でした。
宇久須港では、観光地らしい賑わいとは少し違う、漁港の日常風景が広がっていました。
防波堤の先に立つ朱色の灯台。
釣り人たちが糸を垂れる穏やかな海。
そんな何気ない景色が、旅の始まりにぴったりの時間を作ってくれます。
そして黄金崎。
名前だけ聞くと少し大げさにも思えますが、実際に訪れるとその意味がよく分かります。
夕日に照らされ黄金色に輝く岩肌。
駿河湾の向こうへ沈んでいく太陽。
海から吹く風と波の音。
遊歩道を歩きながら眺める景色は、どこを切り取っても絵になる風景ばかりでした。
特に印象に残ったのは、サンセットデッキで見た日没の瞬間です。
一日の終わりを告げるように太陽がゆっくりと水平線へ沈んでいく姿を眺めていると、慌ただしい日常から少しだけ離れたような気持ちになれました。
西伊豆には数多くの絶景スポットがありますが、その入口として黄金崎は間違いなく訪れる価値のある場所だと思います。
もし西伊豆を旅する機会があるなら、ぜひ夕方の時間帯を狙って訪れてみてください。
きっと写真では伝わらない景色と空気感に出会えるはずです。
次回の中編では、恋人岬や堂ヶ島、絶景露天風呂など、西伊豆を代表する観光地を巡ります。
引き続き、西伊豆の旅をお楽しみください。
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