温泉、海水浴等で観光地で有名な熱海市。都心からもアクセスが良く温暖な気候から年中賑わいを見せています。熱海駅から一つ隣の駅であるJR伊東線来宮駅から徒歩約10分程にある熱海梅園。取材の時季は2月と真冬の真っ只中ですが日本で最も早いと言われている早咲きの梅、桜など一足早く春の気分を味わいたい!っと思い行ってきました。今回は熱海梅園内の『梅』と早咲きで有名な糸川にある『あたみ桜』をご紹介いたします。
掲載記事内容は2024年2月上旬に取材した情報です。
最新の開花状況などは熱海市公式ホームページなどで確認していただくようお願いいたします。
※外部サイトへリンク:熱海市公式ホームページ
熱海梅園
糸川『あたみ桜』熱海梅園 駐車場 08:05
(画像は熱海梅園駐車場)
住所 静岡県熱海市梅園町24-4
真冬の寒さは身に応えます、、、マジさむい。2月上旬真冬のツーリングは、ドМなバイク乗りにとってもつらい季節。
そんな中、本日の目的地である駐車場に到着。
08:00頃で熱海梅園駐車場は6割ぐらい埋まっている状態。
というのも、現在は「梅まつり」が開催されていて、通常より混雑しています。期間中は車、バイクで来る方は早めのに来場した方が良さそうですよ。
(画像は熱海梅園駐車場内)
熱海梅園 入口 08:10
(画像は熱海梅園入口)
住所 静岡県熱海市梅園町8-11
駐車場より初川を挟んで向かい側にある熱海梅園。ほぼ駐車場から目の前!
園内入口エントランス、発色が良いピンクジャケット(桜色!)を着た人たちが入園の準備をしています。
有料コインロッカー
(画像は有料コインロッカー)
入口入って右側にあります。何かと荷物が多い観光客にはありがたい大き目なロッカー。利用する人は小銭必須ですね。
有料コインロッカー料金表
大¥500
小¥300
熱海梅園の園内案内図
(画像は熱海梅園案内図)
全体は細長く、中央には初川が流れていて、奥に進むに連れ緩やかな勾配の登りがある園内。
今回は園内を左回りで歩いて行きたいと思います。
入口正面にある石造りの熱海梅園記念碑。ここで梅と記念写真スポット!でごった返していますのでサクッと撮って先へ行きますね。
(画像は熱海梅園記念碑)
園内の歩道は幅が広く良く整備されていて、その両サイドには様々な種類の梅が咲き誇っています。
(画像は熱海梅園内散策路)
それぞれの梅の木には梅の種類の札が掛かっていて、私みたいに梅について無知な人には分かりやすい情報。
現代はスマホでほぼ何でも調べられますが、面倒くさがりの私にはその場で梅を見ながら分かる情報は本当にありがたい!
(画像は梅の解説札)
中央広場近くにある屋台
(画像は屋台メニュー)
時間的にまだ営業していないみたい。
おしるこ、牛すじなど気になる軽食メニューがたくさん!園内散策してお腹が減ったら食べるのもありですね。
梅見の滝 08:30
(画像は梅見の滝記念碑)
名称の通り滝が流れていると思いきや、、、水不足ですかね?時期的、時間的なものか不明ですけど滝が流れていませんでした💦
本来は岩の上から滝が流れていて、ダイナミックな白糸の滝の様な光景が見れるそうです。
そしてこちらの滝(今は流れていませんが💦)は裏に通道が出来ていて、歩いて通ることが出来ます。早速、滝の裏道を覗いてみてみますね。
(画像は滝の裏道入口)
ゴツゴツとした岩の洞窟がお目見え!ここが滝の裏側通路入口。
通路内は薄暗く、大人一人がギリギリ通れるぐらいの幅。そして出入口に階段の段差があるので注意が必要。
本来なら滝の水しぶきが舞って、洞窟内は濡れているはず、、、足元の滑りやすさにも注意が必要ですね。
薄暗い洞窟って何かのアトラクションみたいで、冒険心をくすぐる感じ?←インディージョーンズの映画のワンシーンみたいな疑似体験!
(画像は滝の裏道洞窟内)
今回は運が良く正面から人が来ませんでしたが、一方通行と案内板にありませんでしたので、もしかしたら洞窟内で人と鉢合わせになるかも。みんなで譲り合って歩きましょう!
滝の裏から見える景色
(画像は滝の裏道洞窟内から見た景色)
ここからしばらく梅を見ながら歩いて行くと、園内の一番奥側に到着。
源泉噴出口
(画像は源泉噴出口)
海の磯にいるフジツボみたいな形の噴出口。
中央上部から源泉が湧き出ていて、下降の足湯の方まで流れています。
源泉なので熱いのが分かっているのに、人の嵯峨には逆らえず興味本位で触れてみると、、、やっぱりあつぅい!
源泉の流れる先を辿ると、足湯に着きます。
足湯(期間限定) 08:50
(画像は足湯)
もみじまつり、梅まつり開催期間中のみ営業
営業時間 10:00~16:00
有料タオルあり(料金確認するの忘れました💦)
先程の熱い源泉噴出口から流れてくると、ちょうど良い温度になるんでしょうか?実際に浸かってないので不明ですが、多分適温!
園内散策の休憩がてら、足湯でゆっくりするのも良いかもですよ。
中山晋平 記念館 09:00
(画像は中山晋平記念館)
長野県生まれの作曲家。
代表作には「カチューシャの唄」(大正3年)「てるてる坊主」(大正10年)「東京音頭」(昭和8年)など他にも数多くの歌謡曲、校歌、童話などを手掛けた。生涯の作曲数は約3,000と言われています。
こちらの建物は、中山晋平の別荘として熱海市西山町にあったものを当時の姿のままで、こちらの梅園に移築した日本家屋の2階建て。
記念館内には、当時作曲に使われた貴重なピアノや中山晋平の作曲家としての成り立ちなど、多数の展示品があり誰でも楽しめる施設になっています。
実際に作曲に使われた白いピアノ
(画像は造花のバラと白いピアノ)
一階にある縁側
(画像は縁側)
二階に上がる急勾配な階段
(画像は階段)
2階の和室
(画像は和室)
記念館の玄関に一歩入ると、タイムスリップした感覚!現代の建物とは違う造りで、間取りや空間の使い方、木の温もり、匂いなど当時の面影を感じながら作曲家中山晋平の史跡を体験できました。
ここからは、熱海梅園内に咲く色とりどりの梅を眺めながら入口まで戻ります。
熱海梅園に咲く梅をご紹介
八重寒紅やえかんこう
一重野梅ひとえやばい
蝋梅ろうばい
呉服枝垂くれはしだれ
梓弓あずさゆみ
大盃おおさかずき
鹿児島紅かごしまこう
唐梅とうばい
その他園内にはたくさん梅の種類がありますが、撮りきれませんでした💦
ここまでで園内を後にし出口に向かい、熱海梅園の駐車場へ戻りますね。
駐車場に戻ると、この時間帯(09:40)は満車で入場規制中!混雑が心配な方は公共交通機関での来場が良さげですよ。
早朝は寒さに気をとられて気づきませんでしたが、、、駐車場入口にある桜!!見事に満開ですかね?一足早い春の訪れを知らせる『あたみ桜』が沿道を彩ります。
熱海梅園駐車場 初川沿いの『あたみ桜』 09:45
(画像は初川沿いの『あたみ桜』)
彩が良い淡いピンク色の桜が20本程並んでいます。
こちらに来られる方は、基本梅園が目的の為、駐車場に咲く桜に気に留めていない人が多く、ゆっくり見れますよ!
梅園の梅と桜、両方見れる数少ないエリアではないでしょうか。一度で二度おいしいスポット!
あたみ桜
メジロとあたみ桜
ウグイス色のメジロと淡いピンクの桜の組み合わせ、写真映えしますね!
めじろかわいい!
花見と写真を撮って帰路に着こうとしたところ、駐車場のおっちゃんが桜なら近くの糸川沿いに桜並木があるので、ぜひ見に行った方が良いよ!っと言う情報を聞いたので、急遽帰路につく予定を変更して、糸川に行ってみようと思います。
糸川『あたみ桜』 10:25-11:05
(画像は糸川の『あたみ桜』)
住所 静岡県熱海市中央町8-5
開花時期 1月~2月と約1ヶ月と長い
1871年頃にイタリア人によって、熱海にもたされたと伝えられています。
開花期は1月で沖縄のカンヒザクラと並んで日本で最も早く花が咲きます。
また、ひとつの枝に早期に開花する花芽と後期に咲く花芽が形成されるため、開花期間が1ヶ月以上と長いのが特徴です。(一般的な桜の開花期間は1~2週間)
※出典元:現地説明書きから一部抜粋
糸川沿いの両サイドに遊歩道が整備されていて、歩きながら『あたみ桜』を満喫できるエリア。
週末の昼間とあって、桜よりも観光客の方が目につくぐらいごった返している状態。桜の花見ってみんな好きですよね!
今年度初花見でした!
最後に糸川遊歩道を散策してきたので、写真をご紹介して終わりとします♪
約400m 往復約30分コース
御成橋→新柳橋→桜橋→糸川橋→柳橋→熱海渚橋→熱海親水公園
糸川『あたみ桜』
もりもりしたあたみ桜
(画像は初川沿いの『あたみ桜』)
ライオンとさくら
(画像はライオン?と『あたみ桜』)
熱海親水公園の遊歩道
(画像は熱海親水公園の歩道)
熱海親水公園ヨットハーバーとカモメ
(画像はヨットハーバーとカモメ)
ゆっくり歩いて桜を楽しめました(^^♪
まとめ
熱海梅園は梅まつりの期間中の為、花見客で混雑していましたが、園内の散策路が広く造られているので人が多くてもゆっくり花見を楽しめることが出来ると思います。
園内全体は山の斜面に面しているため、散策路は麓の入口から奥に行くにつれ緩やかな上り坂。各所には出店やベンチなども充実。
イベント期間中は園内施設の営業時間変更がありますので、事前に熱海市公式HPなどで確認して下さい。
糸川の桜は早咲きの桜として有名で、本格的な春を前にあたみ桜を見る観光客が大勢来てました。
遊歩道をゆっくり歩いて30分くらい、ちょうど良い運動になりますね。
これからの季節3月、4月は、春本番になり各地で桜前線が本格的に北上していくと思います。
次回以降も、桜のご紹介記事をいくつか出していこうと思いますのでお楽しみください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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