静岡県函南町、熱海市の山間の境にあり、天候が良ければ360℃の眺望が期待でき、さらには遠くの十国五島を俯瞰できる素晴らしい十国峠展望台。
そして近くには箱根、芦ノ湖、伊豆スカイラインなど、観光やドライブに事欠かない賑やかなエリアが点在しています。
その中でもドライブスポットとして有名な十国峠。
その山頂には展望台があり、麓にある森の駅から十国峠山頂駅までケーブルカーが運行していて休日にもなると観光客で賑わいます。
今回は、十国峠山頂駅にある展望台までケーブルカーに乗らずに、歩いて行くルートのご紹介です。
峠の駐車場 十国峠展望台 日金山 東光寺 峠の駐車場
散策拠点 峠の駐車場までの道のり 06:55
伊豆スカイライン 熱海峠I.C左折。
芦ノ湖、箱根方面から県道20号線を走行し、伊豆スカイライン 熱海峠I.C
近場の観光スポット!
今回の目的ではないので案内板姫の沢公園を左折。
しばらく急勾配の登りを走ると、見えてきました。
峠の駐車場 07:00
(画像は峠の駐車場で撮影)
駐車エリアは上下2ヶ所あり、どちらも同等の広さ。
アスファルト舗装の1エリアに10台ほど駐車スペース。
でもあまり人が来ないので余裕をもって駐車可能かな。
トイレあり。
道路挟んで向かい側には駐車場にバイクを停めて、ここからは歩いて行きますよ。
徒歩で行く十国峠展望台へスタート 07:05
歩道がないので車両には気を付けてね。
姫の沢公園 07:10
(画像は姫の沢公園入口で撮影)
広大なエリアにある公園で、園内にはハイキングコース、アスレチックと様々な遊具があります。
園内案内図
(画像は姫の沢公園案内図前で撮影)
各アスレチックには名前があり独自の世界観!が広がりますよ。
①未知との遭遇
(画像は未知との遭遇前で撮影)
公園の一番高いところに位置する展望台。
遠くを見渡せるから未知なるものと遭遇できるかも。360℃眺望良し!!
②火の見やぐら
(画像は火の見やぐら前で撮影)
登りきると鐘を鳴らせる。意外と片手で鐘を鳴らすのは難しい。案内板の少年の昭和感💦
峠のわんぱく砦
(画像は峠のわんぱく砦前で撮影)
砦調のアスレチックから伸びるステンレス製の滑り台。
公園内をハイキングもいいですが一日が終わってしまうので、今回はここで公園を後にしますね
各方面に行く五差路
手前の姫の沢公園から見て向かい側にある、熱海日金山霊園横の細い脇道(十国峠展望台方面)を登ります。
↑熱海日金山霊園
↓姫の沢公園
→日金山 東光寺
←峠の駐車場
↖十国峠展望台
それぞれの道の方向です。分かりずらいかな、、、。
車が通行するので気を付けてね。
この細い車道は、源実朝の歌碑
(画像は源実朝の歌碑前で撮影)
頼朝と北条政子の次男として生まれ、実朝は鎌倉幕府3代の征夷大将軍。
源実朝は多くの和歌を残し、歌碑はそのうちの一つです。
PICAが運営するグランピングリゾート
THE GLAMPING箱根十国峠
(画像はTHE GLAMPING箱根十国峠入口で撮影)
コンテナ型のグランピング施設。
客室が富士山、駿河湾方面を向いていて、夕日にはサンセットがみれそう。
プライベート感があるリゾート施設の雰囲気。こんな素敵な景色なら一度は利用してみたい!!
(※外部サイトへリンク箱根十国峠公式ホームページ)
そんなグランピング施設を横目に、展望台へ目指しますよ~。
案内板
(画像は十国峠ケーブルカー案内板前で撮影)
目的地の十国峠展望台が少し見えた。
もう少しかな。
散策路は人の背丈ほどある草木があり、経年劣化したアスファルト舗装の上を歩く感じ。
上は抜けていて解放感があり、気持ちよく散策できる道のり。
途中分かれ道があるがすぐ合流するよ。
展望台まで一本道。階段上れば目的地。
十国峠展望台 07:30
(画像は十国峠展望台で撮影)
静岡県田方郡函南町桑原1400-20
WCあり(カフェ営業時間のみ)
峠の駐車場から歩いてここまで30分程で到着。
360度開けている開放的な展望台!
なだらかな平坦のコンクリート舗装で、各所にベンチ、ウッドデッキがあり(画像は十国峠展望台で撮影)
十国峠山頂駅
360度どの位置からでも十国峠からの景色が堪能できる十国峠山頂駅。
(画像は十国峠展望台で撮影)
真夏など猛暑日は施設内で景色を楽しむ方がいいかも。
(画像は十国峠展望台で撮影)
山頂駅内のカフェ利用時間
(画像はTENGOKU CAFE案内前で撮影)
展望台の周囲には、現代の都道府県制となる前の令制国(りょうせいこく)が書かれているモニュメントがあり、
それぞれ国の方向を指している。
またそこからの景色が最高で、高所から地形などがよくわかります。
駿河湾、相模湾、伊豆半島、富士山と天候が良ければ、東西南北どこを見渡せても絶景が見れますよ。
伊豆国
伊豆半島が見え、山々が中央に連なっている。
(画像は十国峠展望台で撮影)
(画像は十国峠展望台で撮影)
遠江国
三島、沼津方面の街並みが見え遠く駿河湾が見える。
(画像は十国峠展望台で撮影)
隣にはケーブルカー乗り場。
(画像はケーブルカー乗り場前で撮影)
安房国、上総国、相模国、下総国、武蔵国
湯河原の街並みがあり、その先には真鶴半島も見える。
(画像は十国峠展望台で撮影)
(画像は十国峠展望台で撮影)
甲斐国、信濃国
箱根や芦ノ湖方面が見え、
天気が良く、雲で隠れていなければ富士山が見える。
(画像は十国峠展望台で撮影)
(画像は十国峠展望台で撮影)
実はこのウッドデッキの真ん中にネットが張ってあります。なんでかって?ハンモックの様に寝転ぶことが出来るんですよ。展望台まで来たらぜひ仰向けに寝転んでみてくださいね!
混雑時は難しいかもしれないけど💦ちょっとやってみてはいかが!?おすすめスポットですよ
(画像は十国峠展望台ウッドデッキ前で撮影)
十国峠モニュメント
(画像は十国峠展望台で撮影)
展望台のシンボル的な巨大モニュメント。※登録文化財
背景には富士山が見え、とても写真映えするところ。
この日は雲で富士山が隠れていて、富士をバックに撮れませんでした。;つД`)
(画像は十国峠展望台で撮影)
ちなみに十国峠の名前の由来は、峠から十国五島を俯瞰(ふかん)できることから、峠の名ができたみたいですよ。
峠の隙間から覗く本日の富士山。ちょっとわかりにくいかな汗。
(画像は十国峠展望台モニュメントから撮影)
十国峠モニュメントから見た建物。
(画像は十国峠展望台で撮影)
近くの日金山 東光寺まで散策しようと思います。
展望台を後にし、少し足を延ばして十国峠展望台から日金山東光寺までの道のり 07:55
来た道をもどり姫の沢公園入口まで向かいます。
日金山東光寺の案内板がありますので、先に進みますよ。
枯葉が落ちているので足元注意。
10分ほど下ると到着。かわいいお地蔵さんがお出迎え。
日金山 東光寺 08:15
(画像は日金山 東光寺で撮影)
静岡県熱海市伊豆山968
WCあり
駐車場なし
山奥にある静かなお寺。
源頼朝が崇敬した伊豆山神社の元宮にあたる
死者は日金山に昇ると昔から言い伝えがあり、山岳信仰がある霊山。
(画像は日金山 東光寺で撮影)
京都の苔寺みたい!
(画像は日金山 東光寺地蔵前で撮影)
大きな梵鐘(ぼんしょう)
鳴らしてみたら良い響きでした。
(画像は日金山 東光寺鐘楼前で撮影)
本堂までの参道?雑草が生えていて、普段あまり人が来ないことが分かる。
来た道を戻る形で峠の駐車場まで戻ります。
峠の駐車場 08:35 ゴール
少し時間を持て余したので、ここ峠の駐車場から近くにある森の駅 十国峠ケーブルカー乗り場までバイクで行きたいと思います。
バイクで熱海箱根峠線20号を走り10分程で着きます。
森の駅 箱根十国峠 駐車場 08:55
(画像は森の駅 箱根十国峠前で撮影)
静岡県田方郡函南町桑原1400-20
WCあり
駐車場あり(無料)
有名なドライブスポット。ケーブルカー乗り場、お土産、食事処がありゆっくりできる。
十分のスペースが確保されているて、駐車できないことはあまりないはず。
森の駅から見える駿河湾方面。やはり展望台まで登ったほうが景色は良いね。
十国峠 ケーブルカー乗り場
こちらは、ケーブルカーで十国峠展望台駅行の駅がある場所。
(画像は森の駅 箱根十国峠ケーブルカー乗り場入口で撮影)
ケーブルカー料金表
建物2階にあるケーブルカー乗り場。展望台行
(画像は森の駅 箱根十国峠ケーブルカー乗り場時刻表、料金表前で撮影)
天気が良ければ、山頂の十国峠展望台から見えるはずの景色!、、、のパネル。
(画像は森の駅 箱根十国峠ケーブルカー乗り場富士山パネル前で撮影)
森の駅から展望台までのロープウェー路線。
日に5、6本か、、、。熱海駅から来れるみたいですね。
(画像は十国峠登り口バス停前で撮影)
伊豆半島周辺の観光地図
現在地は伊豆半島の付け根あたり。
(画像は伊豆半島周辺の観光地図前で撮影)
今回はここで帰路につきます。
まとめ
人気観光地エリア伊豆。
その半島の付け根に位置する十国峠展望台は、360度景色が見渡せることができ、天気が良ければ遠くの伊豆七島や富士山と
眺望がすばらしいところです。
紹介した十国峠展望台への徒歩のアクセスは、峠の駐車場からゆっくり歩いても30分足らずで着き、比較的だれでも簡単に行けるルートで大変お勧めです。
ケーブルカーで登るのも良いですが、自分の足で登り素晴らしい景色を見る満足感はぜひ皆さんにも味わっていただきけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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