静岡県清水町を横断する国道1号線。そんな国道沿いにあるのが豊富な富士の湧水で知られる柿田川公園。
園内には、富士山に降った雨や雪が地下水となり、三島溶岩流の間を長い年月をかけて流れ湧き出ている「柿田川湧水群」があり、他にも縁結びの貴船神社、観光案内所、お食事処など、充実した施設があります。
東日本屈指のきれいな水源を求め園内を散策してきましたので、おすすめな見どころなどをご紹介していきます。
(画像は国道1号線沿いにある案内板。めちゃでか看板なので見逃す人はいないはず。。。)
(画像は町営駐車場へと向かう道。新緑がきれい。)
町営駐車場
〒411-0902 静岡県駿東郡清水町伏見86
(画像は町営駐車場入口。立派な石碑。)
国道1号線から入りすぐのところに町営駐車場あり。
駐車場入口には、誘導員のおっちゃんがいるので指示に従い駐車するスタイル!
普通自動車 ¥200(1回)
(画像はバイク駐車場。バイクは駐車無料でした!)
(画像は柿田川公園案内図。全体の大まかな地図と見所が案内されている。)
(町営駐車場脇にある柿田川の水汲み場。早朝の8時台はまだ蛇口を捻っても出てこず。。。)
今回ご紹介する柿田川公園は広い公園。最初に今回ご紹介する効率よく回れるおすすめ散策順路をご紹介。
町営駐車場スタートの場合は、北側からでて大きく左回りで一周歩いて行くのが自然な感じで歩けますよ!
柿田川湧水の道
町営駐車場を北側方面に進むとお土産屋、観光案内所があるが、8時台はまだ準備中のようだ。
園内一周してから、再度立ち寄ってみますね。
(画像はおみやげ屋。まだ準備中。)
(画像は観光案内所入口。清水町キャラクターの「ゆうすいくん」がお出迎え。実は、ゆうすいくんの頭の色は季節ごとに変わるみたい!←因みにこの色は春らしい。)
(画像は案内板。案内板が乱立していて、情報量が多い。)
(画像は瓦屋根の造りのキッチンかわせみ。豆腐料理が自慢のお店!)
(画像はキッチンかわせみからの入口。ここから柿田川湧水の道方面に入っていきます。)
周囲には食事処などの施設が周囲に点在。特に豆腐料理や柿田川湧水を使ったコーヒーなど中心。
中央の池には、柿田川湧水があり柄杓などで飲用可能みたいですよ!
(画像は柿田川湧水。おいしいの一言!夏の猛暑日など水分補給には特におすすめ!)
(画像は柿田川湧水。そのまま飲用可!)
(画像はスイーツ館エリアにあるアイスクリーム屋。各種アイスクリーム販売している。)
こちらの「名物とうふアイスクリーム」は散策後いただきました。
感想は、豆腐味の後にほのかな甘みがあり食べやすい。癖がなく口当たりもよい。
散策後に頂くのがおすすめですよ!
(画像はとうふアイスクリーム。味は人気No.1のプレーン!)
高野邸宅
(画像は高野邸宅。きれいに管理されている。)
この建物は、昭和十二年高野二三がこの地に製紙会社を設立に当たり、住居として建てられました。
※現地説明書き一部抜粋
建物の中は入れませんが、およそ1200坪ある庭園の一部など散策コースになっていて見学出来るようになっていますよ。
(画像は高野邸宅にある庭園。)
普段あまりなじみがない庭園。
現地説明書きには庭園の特徴、楽しみ方が詳しく書かれているので、ぜひ現地まで足を運んで体験してくださいね。
(画像は庭園内の茶室。柿田川公園方面へ歩きます。)
(画像は湧歩道。ウッドデッキ調の歩道で歩きやすい。)
(画像は湧歩道利用時間。利用時間があるので注意してね。)
(画像は柿田川公園。湧歩道を抜けると目の前に公園。)
柿田川公園
(画像は柿田川公園石碑。国道1号線沿いにある正面入り口。)
公園正面入口から入ると、色鮮やかな緑の芝生エリアが広がる。
広めの芝生エリアには、豊富な湧き水を利用した噴水の池、4人掛けぐらいのウッドテーブルの設備が点在。
小さな子供がいる家族連れ、散策などの休憩ポイントとして活用できるおすすめな場所。
(画像は芝生エリア。中央は障害物がなく、周りの木漏れ日辺りにテーブルが点在している。)
ここからは、公園脇にある柿田川沿いの遊歩道をあるいて「第一展望台」から散策していきますね。
(画像は柿田川公園案内図。地図にある赤矢印に沿って歩いて行きますね。)
(画像は木漏れ日の中第一展望台方面へ歩く道。)
(画像は展望台方面の案内板。)
(画像は第一展望台へと下る階段。)
第一展望台
(画像は第一展望台。川の景色は、やはり展望台最先端位置が一番見やすい。)
(画像は第一展望台からの柿田川。みんな大好き食べておいしい鮎が生息しているみたい。)
柿田川の最上流部に位置し、柿田川上部から見ることが出来る。
最初の印象は、ものすごい無色透明色!川の底にある砂までクリアに見える事に驚き(;゚Д゚)
展望台から川底を観察すると、砂が舞い上がり湧水が出ているところが数か所程確認できますよ。
(画像は川底からの湧水。左側の黒い砂が底から舞い上がっているのが分かる!)
次の第二展望台方面へ歩いて行きます。
(画像は第二展望台方面へ続く遊歩道。日陰で暑さを凌げる。)
(画像は第二展望台方面へ下る階段。ここも第一展望台と同じく階段を下りますよ。)
第二展望台
(画像は第二展望台。人が二人ぐらい立てる先端部分から下を覗くとブルーホールが良く見える。)
柿田川公園の一番の見どころ。「ブルーホール」
(画像は第二展望台端部分から見たブルーホール。)
直径4,5m、深さ3,5mある円形状の形をしている井戸跡は、以前、紡績工場が井戸として使用していた名残。日の光の影響で碧く澄んだ色に見える事からブルーホールと呼ばれています。
園内では、一番わかりやすく、キレイに見える富士山からの湧水。日の当たり方によっては、色味が少し違う様に見えるので、何度足を運んでも楽しめるエリア。
(画像はブルーホール。碧く澄んだ井戸跡は、いつまでも見てられる。)
第二展望台のブルーホール底から湧き出る様子【動画6秒】
ブルーホール底から砂を舞いながら湧き出ている様子が分かる動画を撮ったので、良ければ確認してみてくださいね!
第二展望台から少々歩くと神社の鳥居が見えてきます。
貴船神社
(画像は貴船神社鳥居。参道の奥には拝殿があります。)
京都貴船神社本宮の分社。
縁結びの神様としてご利益があるそうですよ。
(画像は縁結びの石碑。鳥居奥の参道沿いにある。)
石碑の上にある「紅白の丸い石」に触れると、良縁に恵まれるといわれています。
貴船神社を過ぎ、階段を下っていくと開けた湧水広場に出ます。
(画像は湧水広場へと続く下り階段。)
湧水広場
夏のシーズンなどは、ここで水遊びが出来るそうですよ。
木々に囲まれている川は流れも緩やかで浅瀬。小さい子供など遊ばせる場所として良さそう。
(画像は湧水広場。中央に流れている川で水遊びが出来るそうです。)
(画像は湧き間。小さいマス状に砂を巻き上げながらの湧水が見れます。)
(画像は八つ橋方面。案内板があるので迷うことはなさそう。)
八つ橋(船付場)
公園の散策路として利用されている木道。
柿田川中流や、かつて製紙会社が使用していた大小さまざまな井戸跡から湧水が出ているのが見学できます。
(画像は八つ橋(船付場)の木道。)
(画像は柿田川中流。川沿いにある緑が光に当たり、眩しいぐらい緑緑している。)
(画像は井戸跡。湧水が出ている様子が良くわかる。すごくきれいで透明度が高い!)
このまま案内板に従って、木道を町営駐車場方面に歩く。
(画像は町営駐車場へと続く登り階段。)
町営駐車場
スタート地点の町営駐車場に到着。
早朝と違い、少し駐車している車の台数が増えているが、それでもまだまだ駐車スペースには余裕がある。
早朝は水が出ていなかったが、9時台は出ている様子。
水汲み場には、大きなボトルに数本分水汲みしている人がチラホラ。みんなで譲り合って使いましょうね!
(画像は町営駐車場脇にある柿田川の水汲み場。ペットボトルで水をお持ち帰り。)
観光案内所
(画像は観光案内所。入口スロープの手摺には水おみくじが結び付けられている。)
営業時間 09:00~16:00
早朝営業していなかった観光案内所。
幸せの水みくじ
(画像は幸せの水みくじ。観光案内所内の受付横に設置されていますよ。)
左上のボックスに300円を投入。
↓
自身の誕生月の引出しからおみくじを引く。
↓
観光案内所入口脇にある神水にそっと浸してみると。。。。文字が浮かび上がってきます。
↓
スロープにある手摺にみくじを結ぶ。
(画像は水みくじ。吉。。。可もなく不可もなく。)
まとめ
全国でも珍しい湧水で出来た河川「柿田川」を中心にお伝えしてきました。
公園はきれいに管理、整備されていて、全体的に歩きやすかったです。
園内一番の見どころは、第二展望台の「ブルーホール」。
井戸跡の底から砂を巻き上げ湧水が出ている様子は一目見る価値!ぜひ足を運んでみてください。
お土産、観光案内所、食事処など利用する方は、各店舗の営業時間に合わせて9:00~10:00以降に来園するか、
今回ご紹介した園内一周してから立ち寄るのがおすすめですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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