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寸又峡渓谷の人気ハイキングコース「夢の吊り橋」「飛龍橋」をご紹介【後編】

静岡県川根本町にある山深いエリア寸又峡のご紹介です。

寸又峡は大井川の支流にある渓谷で、春夏はハイキング・秋には紅葉とほぼ通年通して楽しめ、特にハイキングコースにある夢の吊り橋は、全長約90mを渡ることができる人気スポットとして知られています。

そして寸又峡にはいくつかのハイキングコースがあり、今回はその中で「寸又峡プロムナードコース」を歩いてきました
全行程90分程(モデルコース行程時間)と少し長めなコースになりますが、寸又峡の見どころがギュっと詰まったおすすめなハイキングコースとなっています。

ハイキングコースの【前編】では、寸又峡温泉街・天子トンネルを中心にご紹介。
【後編】では、夢の吊り橋・飛龍橋を中心に全2部作でご紹介していきますのでお楽しみに!

前回の記事を読んでいない方は、ぜひ前編からお楽しみくださいね!

全行程2時間50分
11:10
第3駐車場
11:15
寸又峡温泉街
11:50
天子トンネル
12:15
夢の吊り橋
12:25
急な登り階段(約300段)
12:45
寸又峡渓谷尾崎坂展望台
13:15
飛龍橋
14:00
第3駐車場
目次

夢の吊り橋 12:15☜おすすめスポット

寸又峡プロムナードコースのメインにあたる夢の吊り橋到着!!

(画像は夢の吊り橋。見た目が不安💦)

寸又峡夢の吊り橋
長さ90メートル・高さ8メートルあり、ワイヤーと木製の道板で出来ているシンプルな造り。
美しいエメラルド色のダム湖に渡された、一生に一度は渡ってみたい吊り橋!

なんですが。。。今回残念なことに少し前に大雨の影響でダム湖が濁っていて、エメラルドグリーン色をした「チンダル現象」が見れませんでした💦自然現象なので仕方がない。

観光カタログに載っているようなダム湖のキレイなエメラルドグリーンは見れませんでしたが、天候が良く景色は抜群に良かっただけで満足!

(画像は夢の吊り橋入口。一度に渡れる定員は10名。。。かなりの少人数。)

(画像は夢の吊り橋入口。正面から見ると渡りきるまで結構な距離感があるのが分かる。)

(画像は夢の吊り橋中央付近。この辺りだけ道板が3枚になっていて多少広め。)

(画像は夢の吊り橋から見た大間ダム。吊り橋の下はダム湖。)

(画像は夢の吊り橋から見た上流方面。)

(画像は夢の吊り橋出口から見える景色。無事渡りきることが出来ました。)

夢の吊り橋を渡り切った感想なんですが、第一印象とにかく揺れる。
当たり前なんですが、ワイヤーで吊ってある橋なので、少人数でも人が歩くたびに揺れ、足元が不安定なのでちょっとドキドキしながら渡る事が出来る。

90mと長いようであっという間にわたり切ってしまいますが、日常では経験できないような緊張感と冒険気分を体験できる貴重な夢の吊り橋でした!渡り終えた後の達成感がイイ!!

急な登り階段(約300段) 12:25

夢の吊り橋を渡り一息ついたら、目の前に急こう配な階段が!!
寸又峡プロムナードコース一番の難所!ここからは体力足腰が悲鳴を上げながらひたすら登る苦行。

ここから300段以上の階段が連続してあるので、ゆっくり息を整えてから行きましょう。

(画像は急な登り階段のスタート地点。ここから体力がガシガシ削られていく。。。)

(画像はハイキングコースにある木こり橋。しっかりとした造りの橋。)

(画像は階段前にある案内板。何と304段!!ここからが本番みたい!)

(画像はハイキングコースにある階段。スチール製の為少し滑りやすい。)

(画像はハイキングコースにある階段。幅が狭い石段。)

(画像はくろう坂前の休憩所。半分以上登ったかな?階段途中ではここしか座るところがないので、少し休憩。。。)

(画像はハイキングコース。ようやく急な登り階段終わり!)

(画像はお坊さんが叩く木魚のような物。急な登り階段を登りきったところにある。)

階段を登り切って、ようやくアスファルトのハイキングコースにでました。
ここは分かれ道になっていて、飛龍橋方面尾崎坂展望台方面に分かれています。

ここから尾崎坂展望台へは徒歩2~3分程で着くので、飛龍橋方面に行く前に尾崎坂展望台へ寄り道してみたいと思います。

(画像は尾崎坂展望台へ向かうハイキングコース。正面に見えるのが展望台。)

寸又峡渓谷尾崎坂展望台 12:45

(画像は寸又峡渓谷尾崎坂展望台。寸又峡渓谷の現地解説もあり親切。)

寸又峡渓谷が見渡せる展望台。
広場にはトイレ・あずま屋・自動販売機・千頭森林鉄道などがあり、展望台として充実している設備。

展望台にはゆっくりできるスペースがあり、先ほどの登り階段で削られた体力を回復するにはおすすめなスポット!

(画像は寸又峡渓谷尾崎坂展望台。)

(画像は千頭森林鉄道。座席に座るとまだ機械油の匂いがして、運行当時の記憶がよみがえるような錯覚。)

(画像は千頭森林鉄道。役目を終えた車両が展示されていますよ。)

(画像は展望台から見える寸又峡渓谷。山あいに夢の吊り橋手前の急勾配になっている階段が見える。)

登り階段で削られた体力が回復したので、ここから来た道を戻り飛龍橋方面に向かいます。

(画像はハイキングコース。アスファルト舗装になっていて歩きやすい。)

(画像はハイキングコース。谷側の木々の間に見える飛龍橋。)

(画像はハイキングコース。㊨前黒法師岳登山口方面と㊧飛龍橋方面の分かれ道。)

分かれ道を右折すると前黒法師岳登山口。
登山口方面は人の気配がなく、ここから前黒法師岳へ登る人はほぼいないように思える。

登山口案内板に注意書きがあり、この先前黒法師岳方面は落石が多く行けないことはないけど。。。やめといた方が良いよって遠回しに注意喚起が書いてありました。

(画像はハイキングコース。先ほどと同じ木魚のような物。叩くとポクっといい音がなりますよ!)

(画像はハイキングコース。前黒法師岳への案内図。地図を見る限り結構ハードな登山になりそう。)

(画像は前黒法師岳登山口。入口から結構荒れている登山道。この先は落石が多いいみたいで注意が必要。)

飛龍橋 13:15

(画像は飛龍橋標識。)

飛龍橋 昭和45年3月竣工
寸又峡に架かるもう一つの橋「飛龍橋」。長さ72メートルのアーチ型をした橋で、水面からの高さは70メートル。その昔この橋の上を森林鉄道(先ほど寸又峡渓谷尾崎坂展望台にあった列車)が走っていたみたい。

寸又峡の歴史を物語るシンボルにもなっていて、橋上からの渓谷の眺めはまさに絶景!
飛龍橋からは当時と変わらぬであろう景色が見れる!まさに感慨深い場所。

(画像は飛龍橋。改修工事が平成14年。両脇のアーチ状デザインがおしゃれ。)

(画像は飛龍橋から見た寸又峡渓谷夢の吊り橋方面の景色。山の斜面にもりもりの緑。)

飛龍橋を渡りきり、そのまま道なりにハイキングコースを歩いて行きますよ!

(画像はハイキングコース。飛龍橋を渡り1分ほど歩いたところのベンチ。)

(画像は夢の吊り橋。ベンチ付近から先ほど渡った吊り橋が見えます。)

ここから夢の吊り橋を見ると、線の上を人が歩いているみたいに見える。

(画像はハイキングコース。山側が少し崩落している。止まらずに歩きましょう。)

(画像はハイキングコース。この辺りは崖崩れがあったのか、ガードレールの凹みの跡が生々しい。)

(画像は落石注意看板。)

(画像はハイキングコースにある公衆電話。携帯の電波が届きますが、万が一使う時がくるかも。。。しれない。)

(画像はハイキングコース。行に通過した分かれ道に合流。)

ここで行きに通った分かれ道に合流。
Uターン方向だと再度「夢の吊り橋方面」。まっすぐ直進だと帰り道の「天子トンネル方面」

もう一度夢の吊り橋を見たいのでなければ、直進の天子トンネル方面で帰りますよ。

(画像はハイキングコース。帰り道の天子トンネル。ちょっと行くと雰囲気が違う。)

(画像はハイキングコース。プロムナードコースのスタート地点に到着!!)

突然ここで夕立があり、千頭森林鉄道の旧大間駅で雨宿り。
最初はポツポツと降っていましたが、数分後滝のようなスコールが!!軒下で雨が弱まるのを待ちますが。。。

(画像は千頭森林鉄道の旧大間駅。昭和43年まで運行されていたみたいです。ここの軒下で雨宿り。)

待てど暮らせど雨がやまないので、仕方なく小走りで第3駐車場まで向かう事に。

第3駐車場 14:00

(画像は第3駐車場。ようやく辿り着いたが雨がすごい!)

全身びしょぬれで到着☔
タイミング悪く?駐車場に着いて5分程で雨が上がる。日頃の行いのせいなのかなぁ。。。

参考時間90分のコースを予定より大幅にオーバーの3時間近く(ゆっくり歩き、休憩も長めにとった為)かかりようやく無事に帰って来れました。

最後に駐車場の清算方法が少し特殊だったのでご紹介しときますね。

実は第3駐車場はキャッシュレス専用の清算みたいです。
現金、キャッシュレス両方使えるのは見たことあるが、キャッシュレス専用は初めて!

え!?カード持ってない人はどうするの?清算できないの?ってなってる人✋
安心してください。現金でも清算できるんです!

現金精算の方は、駐車場内にある観光案内所で現金精算できるんです!もし観光案内所が閉まっている時間帯も安心してください!駐車場横にある旅館の翠紅苑でも清算できますよ。

(画像は精算機。寸又峡温泉街方面にあります。)

(画像はキャッシュレス清算方法。時代の流れを感じる。実は24時間営業!!)

(画像は現金清算の案内。観光案内所、翠紅苑でも出来るみたいです。)

まとめ

後編は夢の吊り橋から飛龍橋を中心にご紹介してきました。

今回寸又峡プロムナードコースの参考時間が90分とありますが、実際歩いて感じたことは、寄り道せず大人の足でまっすぐ歩くとそのぐらいの時間で回れそうです。

途中で写真撮影・休憩・寄り道などすると、90分プラスαの時間がかかります。
寸又峡を楽しむなら、参考時間の90分より余裕をもって予定を立てたほうが良さそうですよ。今回の行程時間を参考にしてみてくださいね。

夢の吊り橋おすすめスポット
実は夢の吊り橋は今回で2回目の訪問。前回の方が綺麗なチンダル現象が見れたので、参考程度で前回行った時の写真を載せときますね。

(画像は夢のつり橋。日の光が湖に当たりきれいなエメラルドグリーン色。)

天候は自然現象ですので、旅行の日程は急にはずらせませんが、綺麗なエメラルドグリーンのチンダル現象を見るには、雨が少ない時期に計画を立てたほうが良さそうですよ。

急な登り階段
吊り橋を渡り終えた後の急勾配な階段。300段以上と数字以上にきつく感じる段数で、途中で心をヘシ折られる。
救いは階段周りは木々に囲まれて天然の日傘になっているので、夏場など暑い日には多少涼しく登れるのが救い。

寸又峡渓谷尾崎坂展望台
寸又峡渓谷が一望できるエリア。
寸又峡プロムナードコースの中間地点ぐらいになるので、休憩には◎トイレ・自動販売機などの設備も整ってゆっくりできる。
ここに寄ったらぜひ引退した千頭森林鉄道を見学してみてください。当時のまま保存されていますよ。

飛龍橋
アーチ形をした現代風の橋。
橋の高さが70mあり、ビルの高さでいうと20階以上ある高さで見晴らしがいい!

最後に
寸又峡は、人里離れた山深い場所にあるため行くまでに道が険しく自然災害に弱いため、今後いつ通行止めなどの交通規制がかかり思う様に観光ができにくくなるかもしれません。

もし寸又峡に来る機会がありましたらぜひ今回ご紹介した「寸又峡プロムナードコース」を歩いて見てください。
寸又峡の魅力が本当に詰まったおすすめなハイキングコースですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はむじろう®のアバター はむじろう® 一人広報者

家族で湘南暮らし。
普段は家業の商売をしています。

『行けば分かるよ観光地』をテーマに、
神奈川県、関東広域を中心に行って良かった!おすすめの観光地をご紹介するブログです。

横浜生まれ湘南育ちの『はむじろう』が
アウトドアメーカー勤務の経験を活かし、
ご当地のおすすめや歩き方、実体験を記事にしてご紹介!

観光の教科書としてぜひ!!

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